年会費無料の法人ETCカードは、どのくらいあるのでしょうか?今回は、法人ETCカード年会費無料で取得する方法と年会費無料の法人ETCカードを紹介します。
年会費無料の法人ETCカード
1.クレディセゾン/セゾンETCカード
- 新規発行手数料:無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:最短3日後に発送 ※一部の法人カードのみ最短即日発行が可能
- ETCカード発行枚数:カード1枚に対して1枚のETCカードが発行可能。追加カードにも発行可能
対象法人カード
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- セゾンプラチナ・ビジネスプロ・アメリカン・エキスプレス・カード
- セゾンゴールド・ビジネスプロ・カード
- セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(個人カードだけれども、法人口座も引き落とし口座に設定可能)
一番安く法人ETCカードを取得する方法
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
2.JCB/ETCスルーカードN
- 新規発行手数料:無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:数日
- ETCカード発行枚数:親カード1枚に対して複数枚のETCカードが発行可能
対象法人カード
一番安く法人ETCカードを取得する方法
JCB一般法人カード
JCB CARD Biz
3.ライフETCカード
- 新規発行手数料:無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:最短3日後に発送 ※一部の法人カードのみ最短即日発行が可能
- ETCカード発行枚数:カード1枚に対して1枚のETCカードが発行可能。追加カードには発行不可
対象法人カード
ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)/一般カード
ライフカードビジネスライトプラス/ゴールドカード
一番安く法人ETCカードを取得する方法
ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)/一般カード
4.ダイナースクラブ/ETCカード
- 新規発行手数料:無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:数日
- ETCカード発行枚数:親カード1枚に対して最大5枚のETCカードが発行可能
対象法人カード
- ダイナースクラブビジネスカード
- ダイナースクラブカード+ビジネス・アカウントカード
- ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- ANAダイナースカード+ビジネス・アカウントカード
- ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 銀座ダイナースクラブカード+ビジネス・アカウントカード
- JALダイナースカード+ビジネス・アカウントカード
一番安く法人ETCカードを取得する方法
ダイナースクラブビジネスカード
5.オリエントコーポレーション/オリコETCカード
- 新規発行手数料:無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:1週間~2週間前後
- ETCカード発行枚数:カード1枚に対して1枚のETCカードが発行可能。追加カードにも発行可能
対象法人カード
- EX Gold for Biz S(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エス)
- EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)
- オリコビジネスカードGold(ゴールド)
一番安く法人ETCカードを取得する方法
EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)
6.ポケットカード/ETCカード
- 新規発行手数料:無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:数日
- ETCカード発行枚数:カード1枚に対して1枚のETCカードが発行可能。追加カードにも発行可能
対象法人カード
一番安く法人ETCカードを取得する方法
P-one Business Mastercard
7.ユーシーカード/UC ETCカード
- 新規発行手数料:無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:最短2営業日後に発送
- ETCカード発行枚数:親カード1枚に対して複数枚のETCカードが発行可能
対象法人カード
一番安く法人ETCカードを取得する方法
UC法人カード/一般カード
8.MUFGカード/UC ETCカード
- 新規発行手数料:1,100円 ※ゴールド、ゴールドプレステージ、プラチナは無料
- 年会費(税込):永年無料
- 発行:数日
- ETCカード発行枚数:カード1枚に対して1枚のETCカードが発行可能。追加カードにも発行可能
対象法人カード
- MUFGカード ビジネス(Visa・MasterCard)
- MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス(Visa・MasterCard)
- MUFGカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- MUFGカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
一番安く法人ETCカードを取得する方法
MUFGカード ビジネス(Visa・MasterCard)
おすすめ法人ETCカードはこちら
法人ETCカード年会費無料で取得するポイント
ポイント1.法人ETCカードの年会費は親カードの年会費も含めて検討する
法人ETCカードで発生するコストというのは「ETCカード自体の年会費」だけではありません。
- 親カードの年会費
- ETCカードの発行手数料
- ETCカードの年会費
の3つのコストが発生するのです。
ETCカードが年会費無料であっても、
- 親カードの年会費が高額
- ETCカードの発行手数料が発生する
場合には、コストを抑えて法人ETCカードを発行できるとは言えないのです。
法人ETCカード自体が年会費無料であること以上に
- 親カードの年会費
- ETCカードの発行手数料
- ETCカードの年会費
の総コストが安い法人ETCカードを選ぶ必要があるのです。
ポイント2.必要な法人ETCカードの枚数も重要
法人ETCカードには
- 親カード1枚につき1枚のみ発行が可能(追加カードには発行できない)
- 親カード1枚につき1枚、追加カード1枚につき1枚の法人カードの場合が発行可能
- 親カード1枚につき最大○枚のみ発行が可能
- 親カード1枚につき無制限で発行可能
という4種類の発行条件が用意されています。
親カード1枚につき1枚のみ発行が可能(追加カードには発行できない)
ということを意味しています。
親カード1枚につき1枚、追加カード1枚につき1枚の法人カードの場合が発行可能
この場合は
追加カード:1枚 → 法人ETCカード:1枚
追加カード:1枚 → 法人ETCカード:1枚
追加カード:1枚 → 法人ETCカード:1枚
追加カード:1枚 → 法人ETCカード:1枚
という形になるため
- 発行できる法人ETCカードの枚数は、発行できる追加カードの枚数に依存する
- 法人ETCカードの枚数を増やすたびに、追加カードが必要になるため、追加カードの年会費が高額だとコストが膨らみやすい
というデメリットがあります。
- 発行したい法人ETCカードの枚数が数枚と少ない
- 追加カードの年会費が安い、年会費無料
- 法人ETCカードと追加カードは、一緒に渡す予定
という方におすすめです。
親カード1枚につき最大○枚のみ発行が可能
この場合は
という形になるため
法人ETCカードの年会費が無料であれば、親カードの年会費だけのコスト負担で複数枚の法人ETCカードが発行できます。
ただし、発行上限があるため
法人ETCカードの発行上限よりも多い枚数が必要な方 → おすすめできない
ことになります。
親カード1枚につき無制限で発行可能
この場合は
という形になるため
法人ETCカードの年会費が無料であれば、親カードの年会費だけのコスト負担で複数枚の法人ETCカードが発行できます。
- 社員・従業員には法人ETCカードのみが必要(追加カードは不要)
- 多くの枚数の法人ETCカードが必要
- できるだけコストを抑えたい
という方におすすめできる発行条件となっています。
ポイント3.必要な法人ETCカードの枚数が少ないなら、年会費有料の法人ETCカードも検討する
仮に必要な法人ETCカードが1枚だとしたら
JCB一般法人カード
- 親カード年会費(税込):1,375円 + 法人ETCカード年会費(税込):無料 = 年会費(税込):1,375円
NTTファイナンス Bizカード レギュラー
- 親カード年会費(税込):無料 + 法人ETCカード年会費(税込):500円 = 年会費(税込):500円
ですから、コストとしては
法人ETCカードの年会費無料の「JCB一般法人カード」よりも、法人ETCカードの年会費有料の「NTTファイナンス Bizカード レギュラー」の年会費の方が安い計算になります。
ポイント4.親カードのポイント還元率が高い法人ETCカードがお得
法人ETCカードで支払ったETC料金にも、親カードのポイントが付与されます。
月1万円のETC料金が発生する場合
親カードのポイント還元率:0.2%の法人ETCカード
- 貯まるポイント = 月1万円 × 12カ月 × 0.2% = 240円分のポイント
親カードのポイント還元率:0.5%の法人ETCカード
- 貯まるポイント = 月1万円 × 12カ月 × 0.5% = 600円分のポイント
親カードのポイント還元率:1.0%の法人ETCカード
- 貯まるポイント = 月1万円 × 12カ月 × 1.0% = 1,200円分のポイント
と貯まるポイントが変わってくるのです。
- 法人ETCカードの枚数が多い
- 支払うETC料金の金額が高額
の方の場合は、法人ETCカードの年会費よりも、親カードのポイント還元率の高さを重視した方が最終的に得られるメリットが大きくなるのです。
ポイント5.審査に通らなければ、クレジット機能がない法人ETCカードを選ぶ
前述した法人ETCカードには、親カードに「クレジット機能」があるため、支払い能力の審査をクレジットカード会社が行います。
その場合、クレジット機能がない協同組合が発行する法人ETCカードが選択肢になります。
ただし、「クレジット機能がない協同組合が発行する法人ETCカード」は
- 出資金:10,000円
- カード発行手数料:550円~880円/枚
- 取扱手数料(年会費):550円~880円/枚
- 走行手数料:ETC料金の5.0~8.0%
というように
年会費だけでなく、出資金(デポジット)、カード発行手数料、走行手数料も発生するため、何倍もコスト高になってしまいます。
協同組合の法人ETCカードはこちら
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