法人ETCカード比較
- タブをクリックすると比較すべき項目が変わります。
- 見出しをクリックすると並び替えができます。
人気ランキング | 法人カード名 | 初年度年会費(税込) | 2年目~年会費(税込) | ETCカード/初年度年会費(税込) | ETCカード/2年目~年会費(税込) | ETCカード発行枚数制限 | ポイント還元率/基本 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | JCB一般法人カード | 0円 | 1,375円 | 0円 | 0円 | 複数枚※希望枚数の発行ができない場合あり | 0.50% |
2位 | 三井住友カード ビジネスオーナーズ | 0円 | 0円 | 0円 | 550円※前年度に一度でもETC利用のご請求があった方は年会費が無料 | 複数枚 | 0.50% |
3位 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | 22,000円 | 0円 | 0円 | 4枚 | 0.50% |
4位 | NTTファイナンス Bizカード レギュラー | 0円 | 0円 | 550円 | 550円 | 複数枚 | 1.00% |
5位 | Airカード | 5,500円 | 5,500円 | 0円 | 0円 | - | 1.50% |
法人ETCカード名 | 発行会社(組合) | カード発行手数料(税込) | 出資金(退会時返還) | 年会費/年間取扱手数料(税込) | 走行距離に応じた手数料 | ETCカード発行枚数制限 | 独自の割引特典 | 発行カード会社 | 車両限定 | 利用可能場所 | 発行スピード | 支払いサイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
法人ETCカード(UCカード)/高速情報協同組合 | 高速情報協同組合 | 550円 | 10,000円 | 550円 | 5% | 無制限 | - | UCカード | 限定なし | 高速道路 | 書類到着後、10日程度 | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月5日引き落とし |
法人ETCカード(セディナカード)/高速情報協同組合 | 高速情報協同組合 | 550円 | 10,000円 | 550円 | 8% | 登録車両1台につき最高4枚まで | - | セディナカード | 限定なし | 高速道路 | - | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月8日引き落とし |
ETCコーポレートカード(NEXCO東・中・西日本)/高速情報協同組合 | 高速情報協同組合 | 627円 | 10,000円 | 627円 | - | 無制限 | 通常のETC割引+最大20%の割引 | 東/中/西日本高速道路株式会社 | ETCコーポレートカードに表示された車両に限定 | どこでも | - | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月8日引き落とし |
法人ETCカード(UCカード)/ETC協同組合 | ETC協同組合 | 880円 | 10,000円 | 880円 | 5% | 無制限 | - | UCカード | 限定なし | 高速道路 | 書類到着後、10日程度 | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月5日引き落とし |
法人ETCカード(セディナカード)/ETC協同組合 | ETC協同組合 | 550円 | 10,000円 | 550円 | 5% | 無制限 | - | セディナカード | 限定なし | 高速道路 | 書類到着後、10日程度 | 月末締め翌月20日請求書発行、翌々月8日引き落とし |
法人ETCカード注目記事
法人ETCカードとは?
ETCカードとは
を言います。
法人ETCカードとは
です。
- 営業に車を使う
- 配達に車を使う
- 宅配に車を使う
- 接待に車を使う
- イベントに車を使う
- 現地調査に車を使う
- 現地案内に車を使う
- 送迎に車を使う
- 出張に車を使う
- 視察に車を使う
- 出店に車を使う
・・・
法人ETCカードを持っていれば、有料道路(高速道路)の料金をETCカードで支払っても
で、支払いが対応できるので、車を運転している社員が立て替えたりする必要がなくなるのです。
また、法人経営者本人が運転していたとしても、
- 個人(プライベート)利用での支払い
- 法人(ビジネス)利用の支払い
を切り分けて管理することができます。
「個人」と「法人」の支払いを混同してしまうと、脱税・横領の疑いがあるとして、税務申告時に税務署に目をつけられてしまいますし、税理士・会計士からも口を酸っぱく「法人と個人はお金の管理を分けてください。」と言われているはずです。
それを解消できるのが「法人ETCカード」なのです。
ビジネスで利用しているのに、現金で通行料金を支払ったり、個人のETCカードで支払ったりすると
- 立替申請書など社内の事務手続きに無駄な時間がかかる
- 請求忘れ等、従業員に負担がかかる可能性がある
- 金銭トラブルに発展する可能性もある
- 料金所で時間をロスしてしまうため、無駄な時間がかかる
- 法人利用と個人利用が混在してしまい、税務署にあらぬ疑いを掛けられる
・・・
など、様々な問題点が出てきます。
法人ETCカードは大きく分けて2種類ある!
法人ETCカードは、大きく分けて2種類あります。
- カード会社が発行する法人カードに付帯された「法人ETCカード」
- 協同組合が発行している「法人ETCカード」
の2種類です。
カード会社が発行する法人カードに付帯された「法人ETCカード」
法人カードに追加カードとして「法人ETCカード」を発行することができます。
例:JCB一般法人カードの場合
「ETCスルーカードN」という法人ETCカードが年会費無料で複数枚発行することが可能です。
大きな特徴は
- ほとんどの法人カードで法人ETCカードが発行できること
- 年会費無料で発行できるものが多い
- それ以外の手数料(発行手数料、走行手数料)も無料
- 法人カードのポイントが貯まる
という点です。
一部、年会費有料の法人ETCカードもありますが、9割方、法人ETCカードは「年会費無料」で取得することができます。
親カードである法人カードも年会費永年無料のカードを選べば、完全無料で法人ETCカードを取得することもできるのです。
協同組合が発行している「法人ETCカード」
協同組合とは
イメージがつかみにくいかも知れませんが
- 生協
- 農協
- 信用組合
- 全労災
なども「協同組合」です。
出資金を支払って組合員となることで、その協同組合のサービスを受けることができます。
法人ETCカードを発行している組合には
- 高速情報協同組合
- ETC協同組合
があり、共同でカード会社(セディナ、UCカード)と提携して「ETCカード」を法人向けに発行してもらう仕組みとなっています。支払いは口座振替ですが、毎月請求書が送付されてきます。
例:高速情報協同組合の法人ETCカード(UCカード)の場合
協同組合なので「出資金」が必要になるのと「カード発行手数料」、年会費に相当する「取扱手数料」が発生します。
さらに
請求書作成、信販会社への立替保証などに伴い、毎月の走行金額の5%を手数料としていただきます。
とありますが「走行料金の5%の手数料」が発生する仕組みとなっています。
大きな特徴は
- 出資金が必要になること(退会時に返金される)
- カード発行、取扱手数料が発生すること
- 走行料金に応じた手数料が発生すること
- クレジット機能はない為、審査がないこと
という点が挙げられます。
カード会社発行の「法人ETCカード」と協同組合発行の「法人ETCカード」を比較
項目 | 法人カードに付帯される法人ETCカード | 協同組合が発行する法人ETCカード |
---|---|---|
発行主体 | カード会社 | 協同組合 |
入会金/出資金 | 無料 | 出資金1万円/社(退会時変換) |
発行手数料 | 無料 | 550円~880円(税込)/枚 |
年会費 | 永年無料、初年度無料のものも多い。 | 550円~880円(税込)/枚 |
走行料金手数料 | 無料 | 毎月の走行金額の5~8% |
発行枚数 | 親カード1枚につき数枚~数十枚 | 無制限だが1枚ごとに費用が発生する |
支払方法 | クレジット払い(親カード登録の法人口座から引き落とし) | 請求書による後払い |
支払サイト | 締日から支払いまで30日~60日 | 締日から支払いまで30日~60日 |
割引サービス | ETCカードの既存の割引特典 | ETCカードの既存の割引特典 ※一部カードは独自の割引あり |
ETCマイレージ | 利用可能 | 利用可能 |
ポイントプログラム | ポイント還元率0.5%~1.0% | なし |
利用限度額 | あり。親カードの限度額の範囲内で利用できる | なし |
発行までの期間 | 5日~3週間 | 10日程度 |
車両限定 | なし | ないものもある ※一部車両登録が必要なカードあり |
選択肢 | 50枚前後 | 5枚前後 |
審査 | 法人カードの審査が必要。審査は厳しい | クレジットの審査は不要。審査は甘い |
法人ETCカードはどちらがおすすめなのか?
法人カードが作れるのであれば
カード会社発行の「法人ETCカード」がおすすめ
おすすめの理由
カード会社発行の「法人ETCカード」は年会費無料で発行できるものがほとんどです。コストが発生しない上に、親カードの法人カードのポイントが付与されるので、0.5%~1.0%の利益が出るのです。
支払いサイトも30日後~60日後と現金支払いと比較して資金繰りに余裕ができるため、間違えなくカード会社発行の「法人ETCカード」をおすすめします。
おすすめ法人ETCカードはこちら
法人カードの審査が通らないのであれば
協同組合発行の「法人ETCカード」がおすすめ
おすすめの理由
法人カードは、クレジット機能があるため「カード会社の審査」があるのです。カード会社が立て替えている状態になるので、信用力が審査されるのですが
- 起業間もない会社
- 2年経過していない会社
- 借入が多い会社
- 赤字決算の会社
- 返済事故を起こしている会社
- 返済遅延を起こしている会社
- 利益が少ない会社
・・・
などは、法人カード審査に通らない可能性があるのです。
法人カード審査に通らないときに審査を通すための方法もありますが、法人ETCカードの場合は審査のない「協同組合発行の法人ETCカード」という選択肢があるのです。
協同組合発行の法人ETCカードは、色々な手数料が発生してしまうのでコスト高であることは間違えないのですが、法人カード審査に通らないのであれば有効な選択肢になるのです。
「カード会社発行の法人ETCカード」は何を重視して選べば良いの?
おすすめするのは
- 親カードの法人カード年会費が格安
- 法人ETCカードの発行枚数が必要枚数以上発行できる
- 法人ETCカードの年会費が永年無料
- 法人カードのポイント還元率0.5%以上のもの
という法人ETCカードです。
この条件を選んだ理由は
法人ETCカードの機能はどれも同じ!
法人ETCカード自体の機能というのは、どれも同じです。高品質な法人ETCカードも、低品質な法人ETCカードも、ないのです。
必要枚数の発行ができなければ意味がない!
会社で利用する車が5台あるのに、法人ETCカードの最大発行枚数が3枚だとしたら、別にもう一枚法人カードを作らなければなりません。
無駄なのです。
利用額によってはポイント分お得になる!
「カード会社発行の法人ETCカード」は、親カードの法人カード分ポイントが付与されます。
月10万円の法人ETCカード利用であっても、年間120万円、ポイント6,000円分貯まります。ポイント付与がない法人カードよりも、ポイント還元率が高い法人カードがおすすめなのです。
- 「従業員が利用する法人ETCカードを作るための法人カード」
- 「経営者が利用するステイタス性の高い法人カード」
は別で作ることをおすすめします。
- 従業員用(法人ETCカード用) → 年会費格安、ポイント還元率が高い、限度額が小さい法人カード
- 経営者 → 年会費高額、ステイタス性が高い、限度額が大きい法人カード
と、2枚持っておけば、接待や出張では自分のステイタスカード、従業員が利用するのはコストパフォーマンスが高い一般カードと併用することができるのです。
法人ETCカードは
- 平日朝夕割引
- 休日割引
- 深夜割引
- ETC2.0割引
- 外環道迂回利用割引
- アクアライン割引
などの通常のETC割引が利用できます。ETC割引プランは時期によって変わりますので、最新情報は下記サイトでチェックしてください。
また、ETCマイレージサービスも利用できます。
一部、協同組合が発行する法人ETCカードのみが適用される割引があります。
平日朝夕割引(ETCコーポレートカード)
例:ETCコーポレートカード(NEXCO東・中・西日本)/高速情報協同組合
法人ETCカードおすすめランキング
1位.JCB一般法人カード
国際ブランド | JCB |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 1,375円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.75% |
ポイント倍増方法 | ●JCBスターメンバーズ 100万円以上利用・翌年:50%UP ●JCB ORIGINAL SERIESパートナー スターバックス:10倍 Amazon.co.jp:3倍 ガソリンスタンド:2倍 ●海外利用 海外利用:2倍 |
【年会費特典】初年度年会費無料 |
【ネット新規入会+3ヵ月後の月末まで25万円利用】最大20,000円分のJCBギフトカードプレゼント※2024年10月1日~2025年4月30日カードが対象 |
おすすめの理由
JCB一般法人カードは、年会費は、初年度無料、次年度1,375円(税込)という格安の年会費設定であり、1枚の法人カードで、複数枚の法人ETCカードを発行できるおすすめの法人ETCカードとなっています。
10枚でも、50枚でも、100枚でも、年会費1,375円(税込)で発行でき、かつJCBのプロパーカードとして、信頼性や使い勝手も良いため、社員に持たせる法人ETCカードとしては、これ以上ない法人ETCカードなのです。
2位.JCBビジネスプラス法人カード/一般カード
国際ブランド | JCB |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 1,375円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.00% |
ポイント還元率/上限 | 3.00% |
ポイント倍増方法 | 5万円未満:0% 5万円~20万円未満:0.5% 20万円~40万円未満:1.0% 40万円~60万円未満:1.5% 60万円~80万円未満:2.0% 80万円~100万円未満:2.5% 100万円~:3.0% ※JR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店がキャッシュバック対象 ※上限は15,000円/月 |
【年会費特典】初年度年会費無料 |
【ネット新規入会+3ヵ月後の月末まで25万円利用】最大20,000円分のJCBギフトカードプレゼント※2024年10月1日~2025年4月30日カードが対象 |
おすすめの理由
JCBビジネスプラス法人カードは、毎月最大3%のキャッシュバックが得られる法人カードです。年会費は初年度無料、次年度も1,375円(税込)と格安で、法人ETCカードも複数枚発行ができるカードです。
JCB一般法人カードは、全ての支払いに対してポイント還元率0.5%ですが、JCBビジネスプラス法人カードは、交通費・出張旅費(JR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店)の支払いに関して、キャッシュバックが0.0%~3.0%となる法人カードです。交通費・出張旅費の利用割合が多い企業におすすめできる法人ETCカードとなっています。
3位.NTTファイナンス Bizカード レギュラー
国際ブランド | Visa |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.00% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
ポイント倍増方法 | - |
- |
- |
おすすめの理由
NTTファイナンス Bizカード レギュラーは、年会費永年無料で、ポイント還元率1.0%という高還元率カードです。
法人ETCカード1枚につき、500円の年会費が発生しますが、ポイント還元率が高いので、発行枚数が少ない企業であれば、ポイントで簡単に年会費分をカバーできます。法人ETCカードの発行枚数が少ない企業におすすめできる法人ETCカードです。
おすすめの理由は、下記を参考にしてください。
審査に通らない方
法人ETCカード(UCカード)/高速情報協同組合
[hojin_etc_sum_sumi]おすすめの理由
法人カード審査に通らない方の場合は、選択肢が協同組合の法人ETCカードしかありません。法人用決済カードと言う意味では、法人デビットカードなどもありますが、残念ながら法人デビットカードにETCカードは付帯されませんので、協同組合の法人ETCカードしか選択肢がないのです。
協同組合の法人ETCカードの中では、走行距離に応じた手数料が5.0%と低めの設定ですので、法人ETCカード(UCカード)/高速情報協同組合をおすすめします。
法人ETCカードのよくある質問
- 申込即日で発行できる法人ETCカードはありますか?
- 一部の法人カードでのみ、即日発行でETCカードを入手することが可能です。ただし、多くの法人カードでは、即日発行はできないので注意が必要です。
法人ETCカードを即日発行する全手順
まとめ
法人ETCカードとは
- ビジネス利用で車を利用するときに有料道路の通行料金を支払えるETCカードのこと
法人ETCカードを利用することで
- 法人口座からの引き落としが可能
- 従業員が立て替えるなどの必要がない
- 法人と個人の使い分けが可能
- 「誰が、いつ、どこを走行したのか?」管理画面で把握できる
- 経理の事務作業時間を軽減できる
- 金銭トラブルの可能性を回避できる
というメリットがあります。
法人ETCカードには大きく分けて
- カード会社が発行する法人カードに付帯された「法人ETCカード」
- 協同組合が発行している「法人ETCカード」
の2種類があります。
法人カードの審査に通るのであれば
- 完全に無料でも作ることのできる「カード会社が発行する法人カードに付帯された法人ETCカード」がおすすめです。
法人カードの審査に通らないのであれば
- コスト高ですが「協同組合が発行している法人ETCカード」しか選択肢はありません。
あなたの状況に応じて、選ぶべき法人ETCカードは異なるのです。
法人ETCカードの種類と特徴、選び方を把握した上で、適切な法人ETCカードを選びましょう。
金融機関での勤務や年金相談員を担当していました。現在では投資や保険、年金など幅広く年間約400件ほどの相談に応じています。
得意分野 | 住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談 |
---|---|
資格 | 1級FP技能士、CFP®、年金アドバイザー |
営業範囲 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、山口県、リモートは国内対応可能 |
対応業務 | 相談、執筆 |