※カード券面は旧券面です。
実際に法人カード「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」を使った人の意見や口コミ・評価、レビューを知りたいという方は少なくないはずです。
今回は、筆者が保有している法人カード「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の実際利用した結果のレビューです。実際に使ってみなければ気付くことのできないメリットデメリットやお得な使い方、実際の限度額、発行までに日数、審査、おすすめポイントなどをレビューします。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの利用状況
※カード券面は旧券面です。
発行した経緯
筆者が別の会社を立ち上げたため、そのときに法人カードが早急に必要になったことと、新会社には3名ぐらいの経営陣がいるため、3名+1名(筆者)すべてに法人カードを持たせたいため
追加カードが4枚まで年会費無料
というセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに目を付けました。
経営陣が一般カードで良いのか?という点も、やや引っかかりましたが、ベンチャーで創業間もない企業であり、国際ブランドはアメックスですので「十分だろう。」と判断して発行しました。
発行時のカードスペック
発行済法人カード | 申込日時 | 発行日時 | 発行までの期間 | 発行期間備考 | ショッピング総利用枠 | キャッシング総利用枠 | 審査 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | 2020年5月30日 | 2020年6月4日 | 5日 | 口座振替依頼書の再提出あり | 150万円 | 0万円 | 1回目審査通過 |
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 2.00% |
ポイント倍増方法 | ●海外利用 海外利用:2倍 ●コバルト限定加盟店 ヤフービジネスサービスやクラウドワークス、AMAZON WEB SERVICEなど:4倍 |
- |
【新規入会+利用】最大1,600ポイント(8,000円相当)※こちらのページからアクセスしたクレディセゾン公式ページに記載のないキャンペーンは対象外となります。あらかじめご了承ください。 |
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの発行時点のレビュー
発行スピード
- 申込日:2020年5月30日
- 入会日:2020年5月30日
- カード受取日:2020年6月4日
- 申込からカード受取までの期間:5日
考察
一般的な法人カードの発行手順は
- 申込 → 申込書・口座振替依頼書の受取・返送 → 審査 → 契約(入会)・カード発行 → カード受取
という手順になりますが
クレディセゾンが発行する法人カードの発行手順は
- 申込→ 審査 → 契約(入会)・カード発行 → カード受取 → 口座振替依頼書の返送
という手順になっています。
違いは
- 一般的な法人カード → 口座振替依頼書を提出してから、法人カード発行
- セゾンの法人カード → 法人カード発行してから、口座振替依頼書を提出
という「口座振替依頼書」の提出タイミングです。
早期の発行を検討している経営者におすすめできる法人カードとなっています。
限度額
- ショッピング限度額:150万円
- キャッシング限度額:0円
- リボ払い 実質年率:15.0%
- キャッシング 実質年率:-%
考察
キャッシング枠は、希望していないのでありませんが、ショッピング限度額が150万円と初期発行時点の限度額としては、かなり高額な設定となっています。
これは、同じクレディセゾンの法人カード「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」を保有していたから、クレディセゾンのクレジットスコアが考慮されたものと考えられます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードをはじめに発行したときは、ショッピング限度額が100万円でしたので、一般カードのセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの方が高くなるということは、通常あり得ないため、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの返済実績が考慮されて、高い限度額設定になっているのです。
審査
審査は、一回で通過しました。
考察
審査の難易度は推し量れませんが、筆者は、セゾンカードの法人カード審査に落ちたことはありませんので、審査のハードルは低い法人カードだと推察されます。
筆者保有しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードとは別の新規法人での法人カード発行ですが、契約自体は、代表取締役である筆者個人となるため、審査に実績は考慮されますし、まだ新しい法人カードですので、比較的審査を緩くして、多くの会員を集めたい意図があると推察されます。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの実際に使ったからわかるメリット
メリットその1.申込から5日後には法人カードが届く発行スピード
厳密に言って、法人カードには、即日発行が可能なものはありません。
法人カードに即日発行がない理由は
- 法人は利用額が大きくなるため、慎重に審査をしなければならない
- 個人と比較すると「即日発行」のニーズが少ない
- 個人カードの即日発行の場合は、店頭受取が必要になりますが、法人・企業での店頭受取はサービスとして考えにくい
などが考えられます。
法人カードの発行期間は、一般的には「申込から10日~2週間」というのが相場なのです。
筆者の会社では、起業直後に必要になってくるのが
- サーバー
- ドメイン
- インターネット広告(goolge広告、Yahoo!広告)
- 顧客管理システム(CRM)
でした。
これらの決済方法には、銀行口座からの振込というものもあるのですが
「立ち上げ間もないからこそ、資金繰りが重要」
「立ち上げ間もないからこそ、支払・経費を同じカードで管理したい(経理や総務が採用していないため経理コストを下げる必要がある)」
という理由で、法人カードの方が都合が良かったのです。
メリットその2.追加カードの年会費無料
今回設立した会社の場合
- 代表取締役:筆者
- 財務担当:1名
- 営業担当:1名
- 開発担当:1名
の4名体制です。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの場合、追加カードの年会費が最大9名まで無料ですので
- 代表取締役:筆者 → 年会費永年無料
- 財務担当:1名 → 年会費永年無料
- 営業担当:1名 → 年会費永年無料
- 開発担当:1名 → 年会費永年無料
合計年間コスト負担:年会費永年無料
と、1円も発生しないで済むのです。
今回の会社は、一般社員はおらず、他のメンバーも、別の会社を経営している経営者ですので、各々の裁量で経費支払をする必要性があり、メンバー全員に法人カードを持たせる必要性があったのです。
2名、3名、4名、5名の経営陣で経営している会社であれば、追加カードの年会費負担がないセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、コスト面でも、非常に優れた法人カードと言えます。
メリットその3.ETCカードの年会費も無料
前述した通りで、今回法人カードを作った会社は、メンバー全員が経営者ですから、みんな車を持っており、独自の裁量で営業活動や接待、出張に車を利用します。
追加カードと同じようにETCカードも、年会費永年無料で、一人一枚発行できるため、ここでも、コスト負担なく利用することができる法人カードとしておすすめです。
メリットその4.アメックスというブランドが一定のステイタス性がある
クレジットカードに詳しい人であれば
を知っているので、本家のアメックスのプロパーカードと比較すると、ステイタス性が落ちることを理解していますが、多くの方は、それほどクレジットカードに詳しいわけではありません。
一般の方は、セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを見ても
- アメックスという名称が付いている
- ビジネスと明記されている
- ブルーの今までにない色を使っている
ことで、一定レベルのステイタス性を感じるデザインになっています。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの実際に使ったからわかるデメリット
デメリットその1.アメックスブランドが使えない加盟店もある
やはり、大きなデメリットは
日本国内の場合
- Visa
- Mastercard
- JCB
と比較すると
- Dinres
- AMEX
は、使えない加盟店も、一定数あるという点です。
デメリットその2.利用明細の期間が短い
クレディセゾンの場合は、管理画面で、過去3カ月分の利用明細しか見ることができません。
経理がいない小規模な会社の場合、月次で会計ソフトへの記帳をするわけではなく、1年に1回まとめて、クレジット利用や銀行口座の明細を見ながら、支払をまとめて、決算をしているかと思います。
クレディセゾンの法人カードを利用する大きなデメリットは、利用明細の閲覧期間の短さにあります。
デメリットその3.ベースのポイント還元率が低い
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのベースのポイント還元率:0.5%です。
今回は、発行スピードという点で見送りましたが、NTTファイナンス Bizカード レギュラーの場合は、年会費永年無料でポイント還元率:1.0%です。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを実際に利用した評価
評価基準 | 評価 |
---|---|
発行スピード | [star rating="5"] |
審査の通りやすさ | [star rating="4.5"] |
限度額の高さ | [star rating="5"] |
管理画面・明細 | [star rating="3"] |
ポイント・マイルのお得さ | [star rating="3"] |
年会費の安さ | [star rating="4.5"] |
サポート・コンシェルジェの対応 | [star rating="2"] |
ステイタス性 | [star rating="3"] |
海外出張・海外旅行・ホテル優待 | [star rating="2.5"] |
レストラン優待 | [star rating="1"] |
国際ブランド | AMEX(アメックス) |
初年度年会費(税込) | 0円 |
2年目~年会費(税込) | 0円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 2.00% |
ポイント倍増方法 | ●海外利用 海外利用:2倍 ●コバルト限定加盟店 ヤフービジネスサービスやクラウドワークス、AMAZON WEB SERVICEなど:4倍 |
- |
【新規入会+利用】最大1,600ポイント(8,000円相当)※こちらのページからアクセスしたクレディセゾン公式ページに記載のないキャンペーンは対象外となります。あらかじめご了承ください。 |
考察
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは
- 年会費永年無料
- 9名分の法人カード(追加カード)が年会費永年無料
- 法人ETCカードが年会費永年無料
で利用できるコストパフォーマンスの高い法人カードです。
しかも、
- 最短5日で発行できる発行スピード
- アメックスブランドとして、最低限のステイタス性はある
メリットがあります。
経営陣が5名以内の会社で「コストをできるだけ抑えたい」「ある程度のステイタス性が欲しい」「すぐに法人カードを発行したい」というニーズのある会社におすすめできる法人カードです。
実際に使ってみて「利便性」「低コスト」「一定レベルのステイタス性」を備えた法人カードであると感じます。
一番デメリットに感じるのは「アメックスブランドで使えない加盟店があること」ですが、これはアメックスの信頼性とトレードオフの関係にあるため、致し方ないものとして受け入れる必要があります。
また、ポイント還元率も、ベースのポイント還元率は0.5%と低いため、気になりますが、ビジネスサービスのポイント倍増を上手く活用できれば、全体で0.7%~0.8%程度までは引き上げられます。ここも使い方の問題と言えるでしょう。
年会費負担を考えれば、十分に満足感のある法人カードです。
「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの審査はどうなっているの?」
「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを実際に使った良い点を教えてください。」
「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを実際に使った悪い点を教えてください。」