【実際に使った法人カードレビュー】アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを実際に利用して評価。限度額、発行日数、審査、利用したメリットデメリット・口コミ評判

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「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの限度額はどうなっているの?」
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの審査はどうなっているの?」
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを実際に使った良い点を教えてください。」
「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを実際に使った悪い点を教えてください。」

実際に法人カード「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」を使った人の意見や口コミ・評価、レビューを知りたいという方は少なくないはずです。

今回は、筆者が保有している法人カード「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」の実際利用した結果のレビューです。実際に使ってみなければ気付くことのできないメリットデメリットやお得な使い方、実際の限度額、発行までに日数、審査、おすすめポイントなどをレビューします。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの利用状況

発行した経緯

teacher

元々は、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードを保有していました。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは

  • コンシェルジュデスクがない
  • 海外空港ラウンジが使えない
  • ポイント還元率が低い
  • 改定で年会費があがった
  • ビジネス向けのサービスが終了した

など、年会費コストと比較したうえで、デメリットが目立つようになってしまいました。

カード自体を解約する選択肢もあったのですが、エグゼクティブの持つクレジットカードとしての「アメックス」のステイタス性は捨てがたく、「いっそのこと上位カードを作れば良いのでは?」と考えて

上位のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードへ申込ました。

発行時のカードスペック

発行済法人カード申込日時発行日時発行までの期間発行期間備考ショッピング総利用枠キャッシング総利用枠審査
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
2019年5月17日2019年6月18日32日-50万円0万円1回目審査通過
国際ブランドAMEX(アメックス)
初年度年会費(税込)143,000円
2年目~年会費(税込)143,000円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限5.00%
ポイント倍増方法●ボーナスポイント・パートナーズ
高島屋オンラインストア :2倍
じゃらん :2倍
Oisix (おいしっくす) :2倍
アイシティ:3倍
イモトのWiFi :5倍
レストラン・ホテル:2倍~10倍

●メンバーシップ・リワード・プラス
ポイント交換レート:2倍
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アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード発行時点のレビュー

発行スピード

  • 申込日:2019年5月17日
  • カード受取日:2019年6月18日
  • 申込からカード受取までの期間:32日
考察

約1カ月で申込から発行まで、完了しました。

また、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、直接の申込が可能になっているので、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードからのインビテーション(招待)ではなく、申込という形で発行しています。

  • メタル製のカード
  • プラスティック製のセカンドカード(メタル製のカードが読み込めない場合に利用)
fp

申し込んでから発行されるまでは、約1カ月かかりました。

複数枚法人カードを保有しているので、それほどすぐに発行する必要性はありませんでしたが、他の法人カードと比較すると、若干発行までにかかる時間は遅いと言えます。

法人カードの中でも、トップクラスのステイタス性のカードですので致し方ない面もあるのですが、時間的に余裕をもって作る必要があります。

限度額

  • 初期設定のショッピング限度額:50万円
考察

アメックスのクレジットカードは「一律の上限なし」という方式で、利用実績(利用期間・利用額・利用の内容)に応じて、自動的に限度額が決まり、常に限度額が変動する仕組みになっています。

初期発行時のショッピング限度額は50万円と少額設定でした。

1年4カ月が経過した執筆時点では

ショッピング限度額は、500万円以上となっています。

1,000万円の利用はできないようです。

teacher

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは審査に通りやすい反面、初期設定のショッピング限度額は50万円と低く、利用しながら、利用実績(クレジットヒストリー)を貯めることで徐々に限度額が上がっていく仕組みなのです。

どうしても、アメックスのプラチナカードと聞くと、いきなり高額なショッピング限度額が与えられるイメージがありますが、実際には初期設定は、一般カード以下のショッピング限度額ですので、注意が必要です。

審査

審査は、一回で通過しました。

考察
teacher

外資系の法人カードの場合は、年会費収入が大きいため、初期限度額を抑えて、多くの人に発行する方針を採用しています。そのため、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは審査の比較的甘い設定の法人カードです。

意外かもしれませんが、起業直後の方でも、比較的審査に通りやすい法人カードです。

ただし、筆者の場合は、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの利用経験があることが審査上プラス評価になっていることは否めません。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの実際に使ったからわかるメリット

メリットその1.対外的なイメージが良い

やはり、日本で一番「ステイタス性が高いクレジットカード」と認知されているのは「アメックス(アメリカン・エキスプレス)」です。

ライバルのステイタスカードである「ダイナース」と検索数を比較しても、「アメックス」に分があるのです。

  • 接待の時
  • 社員といる時
  • 経営者仲間といる時
  • デートの時
  • 友人・知人といる時

会計で、アメックスのプラチナカードを出すことで、かなり良い印象を与えることが可能になります。

また、「アメックスを持つことができる = 社会的な一定の信頼がある」ことですので、自分に対して「自信」が出るような効果もあるような気がしていました。

アメックスは「日本人の知名度」では、群を抜いていて、かつ法人カードとしては、その最高ランクのプラチナカードですので、「対外的なイメージ」「自分の自信」という目に見えないメリットが大きい法人カードと言えます。

メリットその2.ホテルの優待サービスが手厚い

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードでは

  • ホテル・メンバーシップ
  • ファイン・ホテル・アンド・リゾート

という2つのサービスがあります。

ホテル・メンバーシップ
ホテルの上級会員のメンバーシップを無料で持てるサービスのこと

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードでは

※サイトの画像は過去のものです。

  • マリオット ボンヴォイ(MARRIOTT BONVOY)
  • シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ(Shangri-La Hotels and Resorts)
  • ラディソン・ホテル(Radisson Hotel Group)
  • ヒルトン・ホテルズ(Hilton Hotels & Resorts)

の4つのホテルグループの上級会員に無条件でなることができます。

どのメンバーシップでも、大抵は

  • 事前登録による簡単チェックイン
  • 特別エリアでの優先チェックイン/チェックアウト
  • 同室者の宿泊料と朝食無料
  • カフェレストランまたは指定レストランでの朝食ビュッフェ
  • ルームアップグレード
  • ウェイティングリストの優先登録
  • チェックインの72時間前までの客室予約保証
  • 11時からのアーリーチェックインと16時までのレイトチェックアウト
  • ゴールデンサークルアワードポイントのボーナスポイント
  • 各種ウェルカムアメニティー

など、ハイレベルなサービスが用意されています。上記は、シャングリ・ラのジェイド会員ステータスです。

ファイン・ホテル・アンド・リゾート
  • チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
  • チェックイン時の空室状況により、お部屋をアップグレード
  • ご滞在中の朝食をサービス(2名様まで)
  • 客室内のWi-Fi 無料
  • チェックアウト時間の延長(16:00 まで)
  • ホテルのオリジナル特典(合計で平均550米ドル相当分)

どちらを利用するにしても、最高レベルのホテル優待と言っていいでしょう。

一度、利用すると、なかなか手放せなくなるサービスです。国内、海外議問わず、旅行で比較的品質の高いホテルを利用する方には、おすすめしたいサービスとなっています。

メリットその3.追加カード無料

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは

追加カードは4枚まで発行が無料

という特典があります。

親カードの年会費は、143,000円(税込)と高額ですが、追加カードの発行前提で考えれば

  1. 1枚追加カードを発行すれば、1枚当たりの年間コスト:65,000円
  2. 2枚追加カードを発行すれば、1枚当たりの年間コスト:43,333円
  3. 3枚追加カードを発行すれば、1枚当たりの年間コスト:32,500円
  4. 4枚追加カードを発行すれば、1枚当たりの年間コスト:26,000円

と、4枚発行すれば、ゴールドカードよりも、1枚当たりのコストは安くなります。

また、役員や部長クラスに「アメックスのプラチナカード」を持たせれば、同じように優待サービスが利用できるので、福利厚生の一環にもなりますし、会社へのロイヤリティを上げることもできます。

ボードメンバー(経営陣)のモチベーションアップにも貢献できるメリットがあります。

メリットその4.コンシェルジュデスクのレベルが高い

アメックスのプラチナカードでは

プラチナ・セクレタリー・サービス

というコンシェルジュデスクがあります。

24時間365日、秘書のように動いてくれます。

大きなポイントは、アメックスのコンシェルジュデスクは、自社で組織したコンシェルジュデスクである点です。

他のカード会社の場合は、上級顧客専門のコールセンターに外注しているケースが多く、対応ノウハウがあまり積みあがらないため、対応の質が上がらないのです。

アメックスの場合は、世界規模でコンシェルジュデスクの情報をネットワーク化しているため、海外のレストランやホテル予約であっても、迅速かつ高品質な対応が期待できます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの実際に使ったからわかるデメリット

デメリットその1.初期限度額が小さい

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの限度額は

  • 初期設定の限度額:50万円

とかなり低く設定されています。

これは、郵送された資料に掲載されているわけではなく、マイページにログインしないと見れない限度額です。

これを知らずに100万円ぐらいの支払いをアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードでしようとしたら

staff
「お客様、クレジットカードがお使いになれないようです。ご確認いただけますでしょうか。」

と、少し恥をかいてしまうのです。筆者も、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードで同様の経験があります。

初期段階で限度額を増やすためには、デポジットとして利用額と同額の事前入金をしなければならないのですが、それでは、クレジットカードの意味がありませんので、あまり意味がないと思います。

発行した当初は「高額な支払いには対応できない」ということを理解しておく必要があります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードを実際に利用した評価

評価基準評価
発行スピード[star rating="2.5"]
審査の通りやすさ[star rating="4"]
限度額の高さ[star rating="4.5"]
管理画面・明細[star rating="3.5"]
ポイント・マイルのお得さ[star rating="4"]
年会費の安さ[star rating="2"]
サポート・コンシェルジェの対応[star rating="5"]
ステイタス性[star rating="5"]
海外出張・海外旅行・ホテル優待[star rating="5"]
レストラン優待[star rating="4.5"]
国際ブランドAMEX(アメックス)
初年度年会費(税込)143,000円
2年目~年会費(税込)143,000円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限5.00%
ポイント倍増方法●ボーナスポイント・パートナーズ
高島屋オンラインストア :2倍
じゃらん :2倍
Oisix (おいしっくす) :2倍
アイシティ:3倍
イモトのWiFi :5倍
レストラン・ホテル:2倍~10倍

●メンバーシップ・リワード・プラス
ポイント交換レート:2倍
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経営者の方とご家族だけが特別なサービスを受けたい場合には、4枚まで家族カードが年会費無料の個人カード「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」がおすすめ
考察

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、個人的に非常に満足度が高い法人カードです。

  • 抜群のステイタス性がある
  • コンシェルジュデスクがある
  • ホテル優待が手厚い
  • 追加カード4枚まで無料

という点が筆者にとっては使い勝手が良く

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出張や旅行で

  • コンシェルジュデスクに旅行プランの策定と予約、手配をお願いする
  • 泊まるホテルは、外資系の一流ホテルで、アップグレードされて、クレジット(そのホテルで使えるお金)ももらえる

これだけでも、金銭的に元が取れますし、追加カードを役員に発行すれば

  • 役員も、会社の一員であることに自信を持つ
  • 対外的なイメージが良くなる
  • 1枚当たりのコストが下がる

のですから、非常に筆者に合った法人カードとなっています。

使い勝手、イメージ、お得さも、含めて、おすすめできる法人カードです。

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