今回は、ダイナースカードの中でも、おすすめのクレジットカードANAダイナースカードのビジネス・アカウントカードを作ってみました。そのメリットと仕組みについて解説します。
今回の体験談の状況
筆者は、仕事で海外、国内問わず出張に行く機会が多いため、マイルが貯まる、マイルが貯まりやすい法人カードに興味がありました。
JALを貯める法人カードとして
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
を利用しておりますが
国内出張などでは
「ANAしか飛んでいない路線」
というのも、少なくありません。
先日、鳥取に行く仕事がありましたが、鳥取はANAしか就航していないのです。当然、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでJALマイルを貯めることはできなかったのです。
JALのみしか就航していない都市
- 三沢
- いわて花巻
- 南紀白浜
- 出雲
- 種子島
- 奄美大島
- 久米島
ANAのみしか就航していない都市
- 米子きたろう空港
- 取砂丘コナン
- 福島空港
- 八丈島空港
国際線では
ANAでは
- 羽田 ←→ ハワイ :○
- 成田 ←→ ハワイ :○
JALでは
- 羽田 ←→ ハワイ :×
- 成田 ←→ ハワイ :○
と、違いがあるのです。
マイルを貯めるときには、ANAマイルか、JALマイルか、どちらかに絞る方が効率的にマイルを貯めることができますが、就航していない都市、就航していない路線を利用しなければならないシチュエーションも出てきます。
ANAマイルを効率的に貯めたい場合には
という組み合わせが有効なのです。
「ビジネス・アカウントカード」とは
を言います。
という組み合わせの場合
- 個人カード「ANAダイナースカード」 → 個人口座から引き落とし(プライベート支払いの決済)
- 追加カード「ビジネス・アカウントカード」 → 法人口座から引き落とし(ビジネス支払いの決済)
と、併用することができるのです。
その上で
追加カード「ビジネス・アカウントカード」の支払いも、個人カード「ANAダイナースカード」と同様にANAマイルを貯めることができるのです。
- 通常の支払い:100円 → 1マイル(マイル還元率1.0%)
- ANAカードマイルプラス提携店・対象商品:100円 → 2マイル(マイル還元率2.0%)
- Edyチャージ:200円 → 1マイル(マイル還元率0.5%) + Edy支払い:200円 → 1楽天スーパーポイント(ポイント還元率0.5%)
- 入会ボーナスマイル:2,000マイル
- 継続ボーナスマイル:2,000マイル
- 搭乗ボーナスマイル:+25%
また、個人カード「ANAダイナースカード」は
利用していればブラックカードレベルの「ANAダイナース プレミアムカード」にインビテーションでランクアップさせることができるので、これも法人カードにはできない、追加カード「ビジネス・アカウントカード」ならではのメリットと言えます。
さらに追加カード「ビジネス・アカウントカード」では
- ダイヤモンド経営者倶楽部が運営する会員制ラウンジ「銀座サロン」のダイナースクラブ ビジネス・ラウンジが利用できる
特典も使えるので、実はダイナースの法人カードである「ダイナースクラブビジネスカード」よりも、個人カード「ANAダイナースカード」 + 追加カード「ビジネス・アカウントカード」の方が、法人口座から引きとおしできるという機能は同じまま、よりメリットが大きいのです。
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 29,700円 |
2年目~年会費(税込) | 29,700円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 0.40% |
ポイント還元率/上限 | 0.80% |
ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
- |
【新規入会+利用】最大77,000マイル |
追加カード「ビジネス・アカウントカード」の発行手続き
手順その1.ANAダイナースカードを発行する
まずは、ANAダイナースカードを申し込んで発行する必要があります。ANAダイナースカード発行時に追加カード「ビジネス・アカウントカード」が作れるわけではないので注意が必要です。
手順その2.ダイナースクラブ「クラブ・オンライン」にログインする
日時:2019年9月23日 11:00
ダイナースクラブの会員専用ページ「クラブ・オンライン」から追加カード「ビジネス・アカウントカード」を申し込みます。
グローバルメニュー「追加カード/各種お申込み」の「資料請求ボーナス」をクリックします。
ビジネス・アカウントカード発行申込書にチェックを入れて、資料請求を実行します。
手順その3.ビジネス・アカウントカード発行申込書が届く
日時:2019年9月26日 13:00
ビジネス・アカウントカード発行に関する書類が届きます。
- 資料送付のご案内
- ビジネス・アカウントカード発行申込書が届く
- 返信用封筒
- ビジネス・アカウントカードの説明
資料送付のご案内
ビジネス・アカウントカード発行申込書が届く
返信用封筒
ビジネス・アカウントカードの説明
ビジネス・アカウントカード発行申込書に必要情報を入力して、返信用封筒で返送します。
手順その4.ビジネス・アカウントカードが届く
日時:2019年10月10日 13:00
ビジネス・アカウントカードが届きます。
- ダイナースクラブカード送付書
- ごあいさつ文
- 電子マネー「楽天Edy」のお取り扱いについて
- ビジネス・アカウントカード諸変更届
- ビジネス・アカウントカード特約
ダイナースクラブカード送付書
ごあいさつ文
電子マネー「楽天Edy」のお取り扱いについて
ビジネス・アカウントカード諸変更届
ビジネス・アカウントカード特約
ビジネス・アカウントカード特約の内容要約
- ビジネス・アカウントカード = BAカード
- カード手数料が発生する(年間手数料:2,200円(税込))
※発行時点の年会費現在の年会費は5,500円(税込) - キャッシングは利用できない
- BAカードの支払い口座は、個人カードとは別に指定できる
- BAカードの利用料金について、リワードポイントはBAカードに加算する
ANAダイナースカード追加カード「ビジネス・アカウントカード」の考察
最大のメリットは
- 個人カード「ANAダイナースカード」 → 個人口座から引き落とし(プライベート支払いの決済)
- 追加カード「ビジネス・アカウントカード」 → 法人口座から引き落とし(ビジネス支払いの決済)
と、同じカードを使い分けながら、同じ形でANAマイルを効率的に貯められること
と言っていいでしょう。
- 追加カード「ビジネス・アカウントカード」の年会費は2,200円(税込)
※発行時点の年会費現在の年会費は5,500円(税込)
年会費負担を法人カードと比較すると
- ダイナースクラブビジネスカード:29,700円(税込)
- ANAダイナースカード:29,700円(税込)+ビジネス・アカウントカード:2,200円(税込)
※発行時点の年会費現在の年会費は5,500円(税込)
ですので、2,000円の違いしかなく、個人カードも、法人カードも、持つことができるのです。
また、追加カードでの支払いも、親カードの支払いも、同じ支払いとしてカウントされるので
最上位、ブラックカードレベルのダイナースカード「ANAダイナースプレミアムカード」
のインビテーション(招待)を受け取ることも容易なのです。
法人カードであるダイナースクラブビジネスカードには、上位のプレミアムカードは存在しないので、ダイナースの最上位カードを狙い方にとっても、有効な方法なのです。
- ダイナースの法人カードを検討している方
- ANAマイルを貯めるために法人カードを検討している方には
個人カード「ANAダイナースカード」 + 追加カード「ビジネス・アカウントカード」
という組み合わせでのカード発行を検討してみてはいかがでしょうか。
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 29,700円 |
2年目~年会費(税込) | 29,700円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 0.40% |
ポイント還元率/上限 | 0.80% |
ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
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【新規入会+利用】最大77,000マイル |
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