リクルートが提供している新しい法人カード「Airカード」は、ポイント還元率:1.5%という高還元率を特徴とする、今までにないタイプの法人カードです。今回は、筆者の会社が使っている法人カードをAirカードに乗り換えたら、どのくらいお得になるのか?を検証します。
Airカードとは?
Airカードとは
を言います。
国際ブランド | JCB |
初年度年会費(税込) | 5,500円 |
2年目~年会費(税込) | 5,500円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.50% |
ポイント倍増方法 | ●リクルートサービス ポンパレモール:3.0% じゃらん:2.0% ホッテペッパー:人数×50ポイント |
【年会費特典】初年度年会費無料 |
- |
Airカードの特徴
- ポイント還元率:1.5%という高還元率
- ポンパレモールで3%、じゃらんで2%、ホットペッパーグルメで人数×50ポイント付与
- 貯まるポイントは、リクルートポイントで同率でPontaポイントに交換可能
- 年会費は、5,500円とやや高めの設定
全体的にサービスをそぎ落とした分、ポイント還元率:1.5%という法人カードの中でも、トップクラスのポイント還元を実現している法人カードです。
しかし、ポイント還元率が高い分、実際にAirカードを利用したら、お得になるのか?疑問に感じている方もいるかと思います。
Airカード乗り換えお得検証
筆者の会社の法人カードの利用額
【メインカード】セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費(税込):22,000円
- ポイント還元率:0.5%
1,000円のカード利用 → 1ポイント:5円相当(永久不滅ポイント)
2020年のカード利用額
年月 | カード利用額(請求額ベース) |
---|---|
2020年1月 | 113,367 |
2020年2月 | 142,840 |
2020年3月 | 104,812 |
2020年4月 | 237,973 |
2020年5月 | 467,623 |
2020年6月 | 663,206 |
2020年7月 | 166,954 |
2020年8月 | 429,923 |
2020年9月 | 880,260 |
2020年10月 | 792,501 |
2020年11月 | 285,620 |
2020年12月 | 217,828 |
合計 | 4,502,907 |
2020年で貯まったポイント
【サブカード】ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 年会費(税込):170,500円
- ポイント還元率:0.4%
100円のカード利用 → 1ポイント:4円相当
2020年のカード利用額
年月 | カード利用額(請求日ベース) |
---|---|
2020年1月 | 271,751 |
2020年2月 | 409,136 |
2020年3月 | 39,814 |
2020年4月 | 29,309 |
2020年5月 | 2,178 |
2020年6月 | 11,778 |
2020年7月 | 38,687 |
2020年8月 | 140,141 |
2020年9月 | 78,708 |
2020年10月 | 205,931 |
2020年11月 | 172,225 |
2020年12月 | 138,438 |
合計 | 1,538,096 |
2020年で貯まったポイント
【サブカード】EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)
- 年会費(税込):2,200円
- ポイント還元率:0.5%
100円のカード利用 → 1ポイント:5円相当(暮らスマイル)
2020年のカード利用額
年月 | カード利用額(請求日ベース) |
---|---|
2020年1月 | 153,071 |
2020年2月 | 207,801 |
2020年3月 | 103,467 |
2020年4月 | 268,614 |
2020年5月 | 558,201 |
2020年6月 | 794,117 |
2020年7月 | 639,256 |
2020年8月 | 63,088 |
2020年9月 | 40,314 |
2020年10月 | 61,950 |
2020年11月 | 39,168 |
2020年12月 | 75,887 |
合計 | 3,004,934 |
2020年で貯まったポイント
筆者の2020年の法人カード利用額でのコスト・ポイント実績
- 年会費合計 = 22,000円 + 170,500円 + 2,200円 = 194,700円
- 獲得ポイント合計 = 22,515円分 + 6,152円分 + 15,025円分 = 43,692円分のポイント
差し引き = -151,008円
仮にAirカードで同じ利用額を利用したとしたら
Airカード
- 年会費(税込):5,500円
- ポイント還元率:1.5%
200円のカード利用 → 3ポイント:3円相当(リクルートポイント)
筆者の2020年の法人カード利用額でのコスト・ポイント試算
- 年会費 = 5,500円
- 獲得ポイント合計 = カード利用額合計:9,045,937円 × 1.5% = 135,689円分のポイント
差し引き = +130,189円
Airカード乗り換えで得られる金銭的メリット
151,008円の赤字 → 130,189円の黒字
という結果になっています。
Airカード乗り換えの考察
Airカードは、付帯サービスをできるだけ抑えて、年会費をできるだけ安くした上でできる最高レベルのポイント還元率1.5%を誇る法人カードです。
そのため、実際にAirカードに法人カードを切り替えることで、ある程度のカード利用額がある法人・個人事業主であれば、乗り換えメリットを得られる可能性が高いと言えます。
ただし、付帯サービス面は、充実していない法人カードですので、法人カードにサービスを求めるのであれば、別の選択肢になるということになります。
筆者の場合は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード、ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカードは、サービス面で重宝しているため乗り換えの予定はありませんが、EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)は、とくにサービス面が充実しているわけではないため、Airカードに乗り換えをする予定です。
国際ブランド | JCB |
初年度年会費(税込) | 5,500円 |
2年目~年会費(税込) | 5,500円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.50% |
ポイント倍増方法 | ●リクルートサービス ポンパレモール:3.0% じゃらん:2.0% ホッテペッパー:人数×50ポイント |
【年会費特典】初年度年会費無料 |
- |