【付帯サービス検証】海外出張・海外旅行での航空機遅延、ロストバゲージに対応する「海外航空機遅延保険」とは?「海外航空機遅延保険」のメリットデメリット・付帯されているおすすめの法人カードを徹底解説!

man
「法人カードの海外航空機遅延保険って何?」
「海外航空機遅延保険って使う機会あるの?」
「海外航空機遅延保険が付帯されているおすすめの法人カードを教えてください。」
・・・

法人カードには「海外旅行傷害保険」が付帯されているものが多いのですが、その中でもグレードの高い法人カードには「海外航空機遅延保険」が付帯されています。聞きなれない保険かもしれませんが、実は以外に使う可能性が高い保険なのです。今回は「海外航空機遅延保険」のメリットデメリット・付帯されているおすすめの法人カードを解説します。

「海外航空機遅延保険」とは?

「海外航空機遅延保険」とは

海外の航空機が遅延したことで起こる損失をカバーしてくれる保険のこと

を言います。

具体的な例で解説すると

JCBプラチナ法人カードの「海外航空機遅延保険」

補償内容 保険金額 保険金をお支払いする場合
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代) 2万円限度 遅延した航空便の実際の到着時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合
出航遅延費用等保険金(食事代) 2万円限度 出航予定時刻から4時間以内に代替便を利用できなかった場合
寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等) 2万円限度 到着後6時間以内に手荷物が届かなかった場合で、到着後48時間以内に購入した場合
寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等) 4万円限度 到着後48時間以内に手荷物が届かなかった場合を紛失とみなし、到着後96時間以内に購入した場合
国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)33,000円
2年目~年会費(税込)33,000円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限4.25%
ポイント倍増方法●JCBスターメンバーズ
300万円利用・翌年:70%UP
●JCB ORIGINAL SERIESパートナー
スターバックス:10倍

Amazon.co.jp:3倍
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海外利用:2倍
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セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの「海外航空機遅延保険」

担保項目 こんなとき お支払いする保険金
乗継遅延費用 航空機を乗り継ぐ予定が、乗り継ぎ地点までの到着機の遅延によって搭果する予定たった航空機に搭乗することができす、到着機の実際の着時刻から4時間以内に代替となる航空機に乗することができなかったとき。 1回の到着機の遅延について、下記費用の実費を3万円眼度としてお支払いします。
①宿泊費と食事代、交通費および国際電話料等通信費。ただし、被保険者が払戻しを受けた金額、被保険者が負担することを予定していた金額、またはにより支払われるべき全額はこの費用の額から控除します。
②旅行サ-ビスについて、取消料、違約料、旅行業務取扱料その他の名目において、旅行サ-ビス提供・手配機関との契約上払戻しを受けられない費用またはこれから支払うことを要する費用。
※これらの費用は社会通念上妥当な費厓でありかつ、保険事故と同等のその他の事故に対して通常負担する費用相当額とします。
出発遅延、欠航、搭乗不能費用 搭乗する予定だった航空機について、出発予定時刻から4時間以上の出発遅延や航空機の欠航などで搭乗することができず、出発予定時刻から4時以内に代替となる航空機に搭乗できなかったとき。 1回の出発遅延、欠航もしくは運休または搭東不能について、下記費用の実費を3万円限度としてお支払いします。(以下は、上記の「交継遅費」と同様)
寄託手荷物遅延 搭乗時に航空会社へ預けた手荷物が、航空機が目的地に着してか6時間以内に運搬されなかったために、目的地において衣類や生活必需品を購入したとき。 1回の寄託手荷物の遅延について、下記の購入費用実費を10万円限度としてお支払いします。
①衣類購入費
寄託手荷物の中に含まれていた下着、寝間着等必要不可欠な衣類の購入費用、貸与費用。
②生活必需品購入費
寄託手荷物の中に含まれていた洗面用具、かみそり、くし等の生活必需品の購人費用、貸与費用。
寄託手荷物紛失 搭乗時に航空会社へ預けた手荷物が、航空機が目的地に着してから48時以内に運搬されなかった場合、手荷物は紛失したものとみなし、当着後96時間以内に、目的地において衣類や生活必品を購入したとき。 1回の寄託手荷物の紛失について、下記購入費用実費を10万円限度としてお支払いします。(以下は、上記の「寄託手荷物遅延」と同様)
国際ブランドAMEX(アメックス)
初年度年会費(税込)22,000円
2年目~年会費(税込)22,000円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限1.00%
ポイント倍増方法●海外利用
海外利用:2倍
【年会費特典】初年度年会費無料
条件達成で最大30,000円キャッシュバック※こちらのページからアクセスしたクレディセゾン公式ページに記載のないキャンペーンは対象外となります。あらかじめご了承ください。

わかりやすく解説すると「海外航空機遅延保険」は

  • 航空機が遅延・欠航してしまった時に発生する「宿泊費」「食事代」「交通費」「衣服費」などの費用
  • 預けていた手荷物が遅延してしまった時に発生する「衣服費」「生活必需品費」
  • 預けていた手荷物が紛失してしまった時に発生する「実費の損害」

を補償してくれる保険なのです。

「航空機の遅延・欠航」とか「手荷物の紛失(ロストバゲージ)」ってそんなに発生するの?

実は、海外旅行・海外出張によく行かれている方はわかると思いますが、「航空機の遅延・欠航」「手荷物の紛失(ロストバゲージ)」は、かなりの確率で発生します。

「航空機の遅延・欠航」

2019年1月時点の航空機の遅延率

航空機 航空機 コード ランキング 搭乗数 定時出発率 遅延率 遅延時間平均
アリタリア航空(イタリア) Alitalia AZ 1 14,246 90.12% 9.88% 36.0
イベリア・スペイン航空(スペイン) Iberia IB 2 12,487 90.02% 9.98% 36.6
シンガポール航空(シンガポール) Singapore Airlines SQ 3 6,932 90.01% 9.99% 38.3
オーストリア航空(オーストリア) Austrian OS 4 8,632 87.84% 12.16% 31.4
KLMオランダ航空(オランダ) KLM KL 5 18,384 87.35% 12.65% 43.1
全日本空輸・全日空(日本) ANA NH 6 29,514 86.21% 13.79% 34.6
エールフランス(フランス) Air France AF 7 23,698 86.15% 13.85% 40.7
日本航空(日本) JAL JL 8 23,208 86.15% 13.85% 33.4
南アフリカ航空(南アフリカ) South African Airways SA 9 9,572 85.99% 14.01% 41.6
カタール航空(カタール) Qatar Airways QR 10 14,107 84.31% 15.69% 40.0
LOTポーランド航空(ポーランド) LOT – Polish Airlines LO 11 9,642 84.29% 15.71% 40.5
TAPポルトガル航空(ポルトガル) TAP Portugal TP 12 9,088 83.91% 16.09% 40.3
カンタス・オーストラリア航空(オーストラリア) Qantas QF 13 20,545 83.71% 16.29% 42.3
スリランカ航空(スリランカ) Srilankan Airlines UL 14 3,351 82.60% 17.40% 36.5
ルフトハンザ・ドイツ航空(ドイツ) Lufthansa LH 15 40,600 82.25% 17.75% 39.2
エミレイツ航空(アラブ首長国連邦) Emirates EK 16 14,634 81.45% 18.55% 37.0
ラン・チリ国営航空(チリ) LATAM Airlines LA 17 36,855 81.20% 18.80% 45.1
ラン・チリ国営航空(ブラジル) LATAM Airlines Brasil JJ 18 494 80.54% 19.46% 44.7
ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス) British Airways BA 19 27,125 80.37% 19.63% 45.6
デルタ航空(USA) Delta Air Lines DL 20 136,979 80.33% 19.67% 76.3
ヴァージンアトランティック航空(イギリス) Virgin Atlantic VS 21 1,707 79.88% 20.12% 51.2
スイス・インターナショナル・エアラインズ(スイス) SWISS LX 22 10,744 79.07% 20.93% 34.1
ジェット・エアウェイズ(インド) Jet Airways (India) 9W 23 12,106 78.23% 21.77% 42.5
スカンジナビア航空(スウェーデン) SAS SK 24 21,829 77.90% 22.10% 43.2
アメリカン航空(USA) American Airlines AA 25 174,813 77.78% 22.22% 60.5
エチオピア国営航空(エチオピア) Ethiopian Airlines ET 26 9,124 77.26% 22.74% 35.2
大韓航空(韓国) Korean Air KE 27 11,722 76.93% 23.07% 33.7
ノルウェー・エアシャトル(ノルウェー) Norwegian Air Shuttle DY 28 9,128 76.77% 23.23% 41.0
ロイヤルヨルダン航空(ヨルダン) Royal Jordanian RJ 29 2,442 76.59% 23.41% 50.1
アビアンカ航空(コロンビア) AVIANCA AV 30 20,170 76.26% 23.74% 54.2
ユナイテッド航空(USA) United Airlines UA 31 130,790 75.28% 24.72% 75.4
キャセイパシフィック航空(香港) Cathay Pacific CX 32 7,771 74.85% 25.15% 49.1
トルコ航空(トルコ) Turkish Airlines TK 33 35,338 74.27% 25.73% 46.6
コンドル航空(ドイツ) Condor DE 34 2,024 73.14% 26.86% 59.3
エル・アル・イスラエル航空(イスラエル) El Al LY 35 1,987 72.76% 27.24% 41.9
TUIエアウェイズ(イギリス) TUI Airways TOM 36 2,887 70.61% 29.39% 46.2
中国国際航空(中国) Air China CA 37 38,149 70.08% 29.92% 53.7
中国東方航空(中国) China Eastern Airlines MU 38 63,503 69.93% 30.07% 57.8
サウジアラビア航空(サウジアラビア) Saudia SV 39 16,529 69.31% 30.69% 44.9
アシアナ航空(韓国) Asiana Airlines OZ 40 7,442 64.74% 35.26% 39.7
エジプト航空(エジプト) EgyptAir MS 41 6,288 56.53% 43.47% 38.0
エア・カナダ(カナダ) Air Canada AC 42 43,694 53.56% 46.44% 63.3
合計 1,090,280 77.66% 22.34% 56.7

出典:FLIGHTSTATS Airline On-time Performance Reports

FLIGHTSTATSでは

  • 15分以内の遅延 → 定時出発

としています。

驚くことに

全体の平均値では

  • 22.34%の割合で15分以上の遅延が発生
  • 平均の遅延時間56.7分

という結果です。

日本の航空会社は優秀ですが

JALでも

  • 13.85%の割合で15分以上の遅延が発生
  • 平均の遅延時間33.4分

という結果です。

最下位のエア・カナダは

  • 46.44%の割合で15分以上の遅延が発生
  • 平均の遅延時間63.3分

という結果です。

カナダは発展途上国ではありませんが

  • 発展途上国
  • 天候の安定しないエリア
  • LCCなどの格安航空会社

では「遅延」は日常茶飯事なのです。

teacher

「航空機の遅延」が発生した場合は、遅延の間は空港で過ごすしかありません。また、場合によっては数日は飛行機を待たなければならず、ホテルを取らなければならいことも往々にしてあるのです。

海外では航空機の遅延は当たり前のものとして考え、万が一の時の滞在費用を担保してくれる「海外航空機遅延保険」は、利用する機会が多い保険の一つなのです。

「手荷物の紛失(ロストバゲージ)」

手荷物の紛失のことを「ロストバゲージ」と呼びますが、こちらはどのくらいの確率で発生しているでしょうか?

手荷物の紛失(ロストバゲージ)の確率

  • 旅行者:356億人
  • 紛失した手荷物の割合:2330万個(0.653%)
  • 紛失した荷物の85%が36時間以内に発見

出典:SITE

となっています。

ロストバゲージの確率は、約200人に1人の割合ですから、それほど高いとは言えませんが・・・

  • 年2回海外旅行する人の場合、10年間で考えれば、10人に1人の確率でロストバゲージに遭う

とも言えるのです。

teacher
「海外航空機遅延保険」では、「手荷物の紛失(ロストバゲージ)」にも、保険金が支払われるため、海外出張、海外旅行の機会が多い方は、付帯しておくべき保険と言えます。

「海外航空機遅延保険」のメリット

メリットその1.補償がある

頻繁に起こるのが海外旅行・海外出張時の航空機の遅延です。

筆者も、ロシアのモスクアで8時間以上空港に缶詰めになった経験があります。

待っている間はやることもなく、お土産なども買い終わっているため、空港内で待つのはかなり負担がかかります。

このときに「遅延による宿泊費費用は保険で降りる」というのであれば、予定さえ問題なければ、気兼ねなく、ホテルで体制を整えてから、明日出発するという選択肢が取れるのです。

また、手荷物の紛失(ロストバゲージ)でも、手荷物の補償は、航空会社が負担するものですが、条約によって条件が決められてしまっているのです。

  • ワルソー条約:1kgあたりおよそ3000円が限度
  • モントリオール条約:荷物1つにき15万円前後(変動)

航空会社がどちらに加盟しているかによって変わってくるのです。

法人カードの「海外航空機遅延保険」に入っていれば、航空会社の上限を超えてしまった分で、法人カードの補償額の範囲内で補償されることになります。

「海外航空機遅延保険」のデメリット

デメリットその1.高額な年会費の法人カードにしか付帯されていない

「海外航空機遅延保険」が付帯されているのは

プラチナカードレベルの法人カード

になります。

一般カード、年会費の安いゴールドカードの法人カードには、「海外航空機遅延保険」は付帯されていない可能性が高いのです。

「海外航空機遅延保険」が付帯されている法人カード比較

人気ランキング法人カード名初年度年会費(税込)2年目~年会費(税込)海外航空機遅延保険/乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)海外航空機遅延保険/出航遅延費用等保険金(食事代)海外航空機遅延保険/寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)海外航空機遅延保険/寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)
3位セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
22,000円22,000円最高3万円最高3万円最高10万円最高10万円
6位ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
220,000円220,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円
17位JCB CARD Bizゴールド
JCB CARD Bizゴールド
0円11,000円最高2万円(利用付帯)最高2万円(利用付帯)最高2万円(利用付帯)最高4万円(利用付帯)
18位三井住友ビジネスカード(プラチナ)
三井住友ビジネスカード(プラチナ)
55,000円55,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高2万円
19位JCBゴールド法人カード
JCBゴールド法人カード
0円11,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円
22位三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
55,000円55,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高2万円
23位JCBプラチナ法人カード
JCBプラチナ法人カード
33,000円33,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円
24位セゾンプラチナ・ビジネスプロ・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネスプロ・アメリカン・エキスプレス・カード
27,500円27,500円最高3万円最高3万円最高3万円最高3万円
26位JCB CARD Bizプラチナ
JCB CARD Bizプラチナ
33,000円33,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円
28位MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
22,000円22,000円最高2万円最高1万円最高1万円最高2万円
32位JCBビジネスプラスゴールド法人カード
JCBビジネスプラスゴールド法人カード
0円11,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円
33位ラグジュアリーカード/Mastercard Titanium Card
ラグジュアリーカード/Mastercard Titanium Card
55,000円55,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円
34位ラグジュアリーカード/Mastercard Black Card
ラグジュアリーカード/Mastercard Black Card
110,000円110,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円
50位MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス(Visa・MasterCard)
MUFGカード ゴールドプレステージ ビジネス(Visa・MasterCard)
11,000円11,000円最高2万円最高1万円最高1万円最高2万円
71位freeeセゾンプラチナビジネスカード
freeeセゾンプラチナビジネスカード
22,000円22,000円最高3万円最高3万円最高10万円最高10万円
78位MUFGカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
11,000円11,000円最高2万円最高1万円最高1万円最高2万円
80位ラグジュアリーカード/Mastercard Black Diamond Card
ラグジュアリーカード/Mastercard Black Diamond Card
1,760,000円660,000円最高2万円最高2万円最高2万円最高4万円

「海外航空機遅延保険」が付帯されている法人カードでおすすめの法人カードは、どれ?

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

国際ブランドAMEX(アメックス)
初年度年会費(税込)22,000円
2年目~年会費(税込)22,000円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限1.00%
ポイント倍増方法●海外利用
海外利用:2倍
【年会費特典】初年度年会費無料
条件達成で最大30,000円キャッシュバック※こちらのページからアクセスしたクレディセゾン公式ページに記載のないキャンペーンは対象外となります。あらかじめご了承ください。

をおすすめします。

「海外航空機遅延保険」が付帯されている法人カードで、なぜ、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがおすすめかというと・・・

補償額が一番大きいからです。

そのほかの法人カードの場合

  • 海外航空機遅延保険/乗継遅延費用保険金(客室料・食事代):最高2万円
  • 海外航空機遅延保険/出航遅延費用等保険金(食事代):最高2万円
  • 海外航空機遅延保険/寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等):最高2万円
  • 海外航空機遅延保険/寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等):最高4万円

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

  • 海外航空機遅延保険/乗継遅延費用保険金(客室料・食事代):最高3万円
  • 海外航空機遅延保険/出航遅延費用等保険金(食事代):最高3万円
  • 海外航空機遅延保険/寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等):最高10万円
  • 海外航空機遅延保険/寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等):最高10万円

と補償額が高額なのです。

デメリットとしては

  • 「国内航空機遅延保険」が付帯されていないこと

なのですが、日本の国内線は遅延リスクが低いため、それほど重視する必要はないと考えます。

「国内航空機遅延保険」が必要な方は、前述したほかの法人カードをおすすめします。

まとめ

「海外航空機遅延保険」は

  • 航空機が遅延・欠航してしまった時に発生する「宿泊費」「食事代」「交通費」「衣服費」などの費用
  • 預けていた手荷物が遅延してしまった時に発生する「衣服費」「生活必需品費」
  • 預けていた手荷物が紛失してしまった時に発生する「実費の損害」

を補償してくれる保険です。

海外では、航空機の遅延は日常茶飯事です。

全体の平均値では

  • 22.34%の割合で15分以上の遅延が発生
  • 平均の遅延時間56.7分

という統計データが出ているくらいです。

teacher
海外の空港で航空機遅延で帰国できない場合など、宿泊費や飲食代、衣服費などが補償される「海外航空機遅延保険」を、海外出張・海外旅行の機会が多い方は、検討してみることをおすすめします。

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