という方に「どの法人ブラックカードが一番お得なのか?」法人カード10枚を所有する経営者が体験談に基づいておすすめの1枚を解説します。
法人ブラックカードを選ぶポイントとは?
法人ブラックカードは、発行されている枚数が極端に少ない
というのが法人ゴールドカード、法人プラチナカードとの違いです。
の枚数が発行されていますが
- 法人ブラックカード → 3枚
だけなのです。
現在、発行されている法人ブラックカードは下記のものがあります。
Black Card Ⅰ 株式会社の発行する法人ブラックカード
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
国際ブランド | Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 220,000円 |
2年目~年会費(税込) | 220,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.30% |
ポイント倍増方法 | 商品券との交換 |
- |
- |
三井住友トラストクラブ株式会社の発行する法人ブラックカード
※下記のカードは、どちらも個人向けのクレジットカードですが、追加カードとして「ビジネス・アカウントカード」を発行することで、法人カードとして利用できるため、法人ブラックカードとしてカウントします。
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 143,000円 |
2年目~年会費(税込) | 143,000円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 0.50% |
ポイント還元率/上限 | 1.00% |
ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 ●キャッシュバック キャッシュバック率:0.5% |
- |
- |
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 170,500円 |
2年目~年会費(税込) | 170,500円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 4.50% |
ポイント倍増方法 | ●ANAグループでのご利用 100円 → +2.0ポイント ●ANAカードマイルプラス加盟店 100円 → +0.5~1.0ポイント ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
- |
- |
たった3枚しかありません。
ブラックカードとして代表的な「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(Centurion Card)」は、法人口座からの引き落としには対応していないので、法人カードではないのです。
法人ブラックカードを選ぶのであれば
- ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
- ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
の3枚を比較すれば良いだけです。
法人ブラックカード比較
発行のしやすさで比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
→ 法人カードとしては、直接申込ができる法人ブラックカードです。年会費が高く、カード会社も日本進出して間もないため、審査は、それほど厳しくなく発行することが可能です。
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
→ ダイナースクラブカードを1年以上利用して、100万円以上のカード利用があれば、プレミアムカードのインビテーション(招待)を受けることができます。インビテーション(招待)のハードルは低いものの、1年は持つことができないデメリットがあります。
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
→ ANAダイナースカードを1年以上利用して、100万円以上のカード利用があれば、プレミアムカードのインビテーション(招待)を受けることができます。インビテーション(招待)のハードルは低いものの、1年は持つことができないデメリットがあります。
年会費で比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
→ 220,000円(税込)
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
→ 143,000円(税込) + ビジネス・アカウントカード分 2,200円(税込)
家族会員年会費無料
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
→ 15.55,000円(税込) + ビジネス・アカウントカード分 2,200円(税込)
家族会員年会費無料
ポイント還元率/マイル還元率で比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
→ キャッシュバック率:1.5%
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
→ ポイント還元率:0.5%
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
→ マイル還元率:2.0%(ANAマイル)
ステイタス性で比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
- 日本上陸間もないカード会社
- 申込で取得できる
→ ステイタス性はやや低め
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- ダイナースブランド
- インビテーション(招待)のみでしか取得できない
- プロパーカード
- Mastercardの最上位グレード「ワールドエリート」がコンパニオンカードとして付帯
→ ステイタス性は高い
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- ダイナースブランド
- インビテーション(招待)のみでしか取得できない
- ANAとの提携カード
→ ステイタス性はやや高い
レストラン優待で比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
- ラグジュアリーリムジン → 往路送迎
- ラグジュアリーアップグレード → アップグレード、ウェルカムドリンク
- ラグジュアリーダイニング → 2名以上の利用で1名分のコース料金無料
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 2名以上の利用で1名分のコース料金無料
- 6名以上の利用で2名分のコース料金無料
- 人気店などの空席情報を案内
- 予約が取りにくいお店の席をダイナースクラブが事前に確保
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 2名以上の利用で1名分のコース料金無料
- 6名以上の利用で2名分のコース料金無料
- 人気店などの空席情報を案内
- 予約が取りにくいお店の席をダイナースクラブが事前に確保
ホテル優待で比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
- グローバルホテル優待 → 1滞在当たり5万5000円相当以上の旅行特典
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 国内ホテルの宿泊優待や特典
- 海外ホテルの宿泊優待や特典
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 国内ホテルの宿泊優待や特典
- 海外ホテルの宿泊優待や特典
空港関連サービスで比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
- ハワイアン航空のエリート会員ステータス
- 手荷物郵送(自宅~国内空港間):最大3個まで無料
- 手荷物郵送(自宅~海外の滞在先):優待料金
- ライオリティ・パス
- 一定金額以上の国際航空券で、トラベル・クレジット
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 国内/海外1,000カ所以上の空港ラウンジ無料
- タクシー送迎サービス片道分無料
- 出発の前日に所定のホテルの部屋を用意
- 手荷物郵送(自宅~国内空港間):最大1個まで無料
- 空港パーキング旅行期間中は無料
- Boingo Wi-Fi無料
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 国内/海外1,000カ所以上の空港ラウンジ無料
- タクシー送迎サービス片道分無料
- 出発の前日に所定のホテルの部屋を用意
- 手荷物郵送(自宅~国内空港間):最大1個まで無料
- 空港パーキング旅行期間中は無料
- Boingo Wi-Fi無料
独自サービスで比較
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
- メールでのコンシェルジュデスク対応が可能
- 個人賠償責任保険1億円
- サービス対象のレストランとご指定の場所を無料送迎
ダイナースクラブ プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 銀座プレミアムラウンジ
- Mastercardの最上位グレード「ワールドエリート」がコンパニオンカードとして付帯
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
- 銀座プレミアムラウンジ
- 入会ボーナスマイル10,000マイル
- 継続ボーナスマイル10,000マイル
- 搭乗ボーナス+50%
- 国内線ANAラウンジ無料
法人ブラックカードでおすすめの1枚とは?
ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card
国際ブランド | Mastercard® |
初年度年会費(税込) | 220,000円 |
2年目~年会費(税込) | 220,000円 |
年会費優遇条件 | - |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 3.30% |
ポイント倍増方法 | 商品券との交換 |
- |
- |
理由
ということと同義です。
コストやお得さを重視するのであれば、年会費永年無料の法人カードで十分だからです。
サービスレベルという意味では、ダイナースのプレミアムカードよりも、ラグジュアリーカードの方が高いのです。
- 24金仕上げ金属製カード
- メールでのコンシェルジュデスク対応が可能
- 個人賠償責任保険1億円
- サービス対象のレストランとご指定の場所を無料送迎
- 1滞在当たり5万5000円相当以上のホテル優待
- 手荷物宅配3個まで無料
- 国立美術館無料、TOHOシネマズで毎月最大3回無料
と、レベルの高い「ラグジュアリーカード/Mastercard Gold Card」独自のサービスが多く、
これぞブラックカードという形で、法人利用が可能です。
カード会社の知名度は少ないものの、24金仕上げ金属製カードの見た目で、十分にインパクトがあり、周囲に対してもステイタス性をアピールすることができます。
次点でおすすめの法人ブラックカードは?
ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード
国際ブランド | Diners |
初年度年会費(税込) | 170,500円 |
2年目~年会費(税込) | 170,500円 |
年会費優遇条件 | アカウントカード年会費5,500円(税込)が必要 |
ポイント還元率/基本 | 1.50% |
ポイント還元率/上限 | 4.50% |
ポイント倍増方法 | ●ANAグループでのご利用 100円 → +2.0ポイント ●ANAカードマイルプラス加盟店 100円 → +0.5~1.0ポイント ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
- |
- |
ANAマイルの還元率が2.0%と、法人カードの中でも、一番還元率の高いカードとなっています。
それに加えて
- 入会ボーナスマイル10,000マイル
- 継続ボーナスマイル10,000マイル
- 搭乗ボーナス+50%
というボーナスマイルがつき
- 国内線ANAラウンジ無料
- 国内/海外1,000カ所以上の空港ラウンジ無料
- タクシー送迎サービス片道分無料
- 出発の前日に所定のホテルの部屋を用意
- 手荷物郵送(自宅~国内空港間):最大1個まで無料
- 空港パーキング旅行期間中は無料
- Boingo Wi-Fi無料
という海外サービス、空港サービスが充実しているのですから
- ダイナースブランドのブラックカードというステイタス性
- 個人名義のカードと、法人名義のカードを一つのカードで対応可能という利便性
- インビテーション(招待)でしか手に入らない希少性
なども、「ANAダイナース プレミアムカード+ビジネス・アカウントカード」ゆえのメリットと言えます。
ホテル優待は、あまり充実していませんが、レストラン優待は充実しています。
「法人ブラックカードにもいっぱいあって、何を選べば良いのか?わかりません。」
「おすすめの法人ブラックカードを教えてください」