審査なしの法人カードはある?審査なしの法人カード3選

man
「法人カードの審査に落ちてしまったんだけど、審査のない法人カードってありますか?」
「審査落ちで作れる法人カードがないのですが、審査のない法人カードってありますか?」

法人カードの審査は、利用額が高額になり、経営破綻する可能性も高いため、個人向けの法人カードよりも、審査が厳しくなっています。法人カードは、審査が厳しいからこそ、審査が通らない、審査落ちしてしまう方も多く、審査のない法人カードを希望する経営者も少なくないのです。では、審査なしの法人カードはあるのでしょうか?審査不要の法人カードについて解説します。

そもそも、法人カードを作るときになぜ、審査が必要なのか?

法人カードを作るときになぜ、審査が必要なのか?

答えは

法人カードを発行するクレジットカード会社が一時的にカード利用額を立て替える形になるため、法人の倒産などの理由で、立て替えたお金が戻ってこない「貸し倒れ」が発生する可能性があり、それを防ぐために審査をして、返済能力の審査をするのです。返済能力の審査のことを「与信」「与信審査」ということもあります。

法人カードでは

  • 3月1日に30万円のカード利用
  • 3月31日に3月の利用額の確定:30万円
  • 4月30日に登録口座から、30万円の引き落とし

という形で、約2カ月の間「カード会社が加盟店に立て替えお金を払っている状態」になります。

「カード会社が加盟店に利用額を払わない」ということは99%ないため、カード利用額の口座振替(引き落とし)ができないとなると、カード会社が損失を被ることになるのです。

法人カードを利用する会社の口座振替ができない状態

  • 会社が倒産した
  • 口座に資金が入っていない(債務超過)

のような状態ですから、うっかりミスで口座に一時的に資金額なっていた以外は、カード会社の「貸し倒れ損失」となるのです。
この貸し倒れ損失を回避するためには

  • 会社の信用情報に過去の返済遅延・返済事故などのデータがない
  • 経営者の信用情報に過去の返済遅延・返済事故などのデータがない
  • 経営状況が良い(決算書などを確認)

ことをチェックして、返済能力があると認められる法人にのみ、法人カードを発行する必要が出てくるのです。

この方法が「法人カードの審査」です。

法人カードの審査基準はこちら

審査のない法人カードってあるの?

teacher
あります。
法人カードの審査は、カード会社が「貸し倒れ損失」を回避するために行うものです。

逆に言えば

貸し倒れ損失が発生しない法人カードであれば、カード会社は審査をする必要がない

貸し倒れ損失が発生しない法人カード = 審査なしの法人カード

ということが言えるのです。

では、「貸し倒れ損失が発生しない法人カード」にはどんなカードがあるのでしょうか?

審査なしの法人カード

1.デポジット型法人カード

前述した通りで一般的な法人カードの場合は

  • 3月1日に30万円のカード利用
  • 3月31日に3月の利用額の確定:30万円
  • 4月30日に登録口座から、30万円の引き落とし

という後払い型のカードです。

後払いだからこそ、カード会社が一旦立て替える必要が出てくるのです。

デポジット型の法人カードの場合は

  • 先に法人カードを利用する方が保証金を入金
  • 保証金(デポジット)の範囲内でカードの利用限度額が決定
  • 3月1日に30万円のカード利用
  • 3月31日に3月の利用額の確定:30万円
  • 4月30日に登録口座から、30万円の引き落とし
woman
「えっ、デポジット型法人カードって言っても、口座振替は変わらないの?」

変わりません。

あくまでも、保証金を先にもらっておいて、「万が一口座振替ができない状態が発生した場合に、その損失額は、保証金(デポジット)から充当させてもらいますよ。」という仕組みです。

カードにチャージして支払うSuicaやPASMOとは、厳密にいうと違うのです。

利用者が先にチャージして万が一の時の残高を確保しておくのですから、口座振替ができない状態が発生しても、その残高から充当されるため、カード会社に貸し倒れ損失が発生しないのです。

つまり、

デポジット型法人カード = 審査なしの法人カード

ということになります。

おすすめのデポジット型法人カード

ライフカードビジネスデポジット(法人カード)/ゴールドカード
  • 決算書不要
  • ゴールドカード
  • 限度額(極度額)に応じて年会費変動
国際ブランドMastercard
初年度年会費(税込)11,000円
2年目~年会費(税込)11,000円
年会費優遇条件限度額(極度額)で年会費が変動
極度額:30万~100万円→10,000円
極度額:110万~200万円→20,000円
極度額:210万~500万円→40,000円
極度額:510万~1000万円→60,000円
極度額:1010万円~→80,000円
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限0.50%
ポイント倍増方法-
-
-

デポジット型法人カードのデメリット・注意点

デポジット型法人カードは、圧倒的に発行されている数が少ないです、2枚~3枚しか発行されていません。

また、年会費が高めに設定されていて、ポイント還元率も低い傾向にあります。

審査に通りやすい反面、コスト高・コストパフォーマンスが悪いデメリットがあります。

2.法人デビットカード

クレジットカードというのは

  1. クレジットカード会社が発行して
  2. カード利用が発生してから1カ月~2カ月後
  3. クレジットカード発行に登録した口座から引き落とされる

仕組みのサービスです。

デビットカードというのは

  1. 銀行が口座と紐づけて発行するカードで
  2. カード利用が発生したら、リアルタイムで口座から引き落とされる

仕組みのサービスです。

法人カード → カード利用後、1カ月後~2カ月後の支払い → 立替発生
法人デビットード → カード利用時、リアルタイムでの支払い → 立替発生しない

という違いがあります。

法人デビットカードの場合は、その場で法人口座から引き落としが発生するため、立て替えが発生しないのです。また、万が一、決済に口座残高が利用額に満たない場合は、決済が完了しない仕組みになっています。

立替が発生しないということは、

法人デビットカード = 審査なしの法人カード

ということになります。

おすすめの法人デビットカード

GMOあおぞらネット銀行Visaビジネスデビット
  • キャッシュバック率1.0%
  • 与信審査がない
  • 年会費永年無料
  • 限度額が1日最高500万円
発行会社GMOあおぞらネット銀行
国際ブランドVISA
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
キャッシュバック還元率下限1.00%
キャッシュバック還元率上限1.00%
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
第三者不正使用保険○1000万円

法人デビットカードのデメリット・注意点

法人デビットカードは、発行している銀行の数が少ない点と、ポイント還元率(キャッシュバック率)が低いデメリットがあります。

リアルタイムで口座から引き落とされるため、法人カードのような資金繰り改善の効果はありません。

また、法人デビットカードは利用できない支払いというものがあります。

例えば

  • 月額・継続契約の利用料金のお支払い(公共料金・通信費など)
  • ガソリンスタンドでのお支払い
  • 高速道路通行料金(有人ブース)でのお支払い
  • 航空会社の機内販売でのお支払い
  • 一部ホテルでのお支払い
  • 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い

などです。

高速道路通行料金(有人ブース)でのお支払いに対応していないので、追加カードとして、ETCカードを発行することもできません。

3.法人プリペイドカード

一般的な法人カードは

  • 3月1日に30万円のカード利用
  • 3月31日に3月の利用額の確定:30万円
  • 4月30日に登録口座から、30万円の引き落とし

という後払い型(ポストペイ)のカードです。

法人プリペイドカードというのは

「プリペイド = 前払い」を意味するカードです。

カードにチャージして支払うSuicaやPASMOと同じように、カードに残高をチャージしておくと、その残高分経費支払いに利用できる仕組みとなっています。

管理部門の方が各部署、各担当者に持たせたプリペイドカードの残高を入金し、その残高の範囲内で、各部署、各担当者がプリペイドカードで支払いをする形になります。

法人プリペイドカードは、事前にチャージした残高の範囲内で利用するカードですので、当然、「立替」は発生しませんし、貸し倒れも発生しないのです。

立替が発生しないということは、

法人プリペイドカード = 審査なしの法人カード

ということになります。

おすすめの法人プリペイドカード

三井住友カード/ビジネスプリペイド
  • 年会費無料
  • ポイント還元率:0.25%
カード会社三井住友カード株式会社
国際ブランドVISA
カードランクプリペイドカード
ポイント還元率/基本0.25%
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
発行手数料(税込)204円/枚
発送手数料(税込)866円/届け先(500枚まで)
チャージ手数料(税込)204円/回。VJA・オムニカード協会加盟各社発行のVisaカード、Mastercardでのチャージ無料
チャージ方法クレジットカード、インターネットバンキング
カード上限残高100万円/海外・国内
管理上の機能アカウント別の予算管理可能
カード別のチャージ可能
利用通知メール
利用ロック機能
残高合算機能

法人プリペイドカードのデメリット・注意点

法人プリペイドカードは、いろいろな手数料が発生します。

  • 発行手数料
  • 発送手数料
  • チャージ手数料
  • 管理システムの利用料金

ポイントなどのお得面は弱く、コスト高になってしまうデメリットがあります。

また、法人プリペイドカードは利用できない支払いというものがあります。

例えば

  • 月額・継続契約の利用料金のお支払い(公共料金・通信費など)
  • ガソリンスタンドでのお支払い
  • 高速道路通行料金(有人ブース)でのお支払い
  • 航空会社の機内販売でのお支払い
  • 一部ホテルでのお支払い
  • 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い

などです。

高速道路通行料金(有人ブース)でのお支払いに対応していないので、追加カードとして、ETCカードを発行することもできません。

審査なしの法人カードを利用するときの注意点

1.コストパフォーマンス・お得さは通常の法人カードに劣る

  • デポジット型法人カード
  • 法人デビットカード
  • 法人プリペイドカード

どのカードも

  • 法人カード

と比較すると

  • 年会費や手数料が高めに設定されている
  • ポイント還元率(キャッシュバック率)が低めに設定されているか、ない
  • 優待サービスなどがほとんど用意されていない

という特徴があります。

審査なしで発行できる反面、「お得」という視点では、サービス面が手薄になっているのです。

「お得」を重視したい方の場合は、法人カード審査に1枚、2枚落ちたからと言って、いきなり審査なしの法人カードを検討するのではなく、審査の甘い他の法人カードも申し込んでみて、最後まで法人カードが利用できないか粘ることをおすすめします。

同時に発行しても、問題ないため、審査なしの法人カードを使いながらも、定期的に法人カード審査にトライすることをおすすめします。

2.利用できない支払いがあるので、個人用のクレジットカードでカバーする

  • 法人デビットカード
  • 法人プリペイドカード

の場合は、Visa、Mastercard、JCBなどの国際ブランドの加盟店で利用できる点は、法人カードと同じなのですが・・・

利用できないお店・支払いがある

ので注意が必要です。

法人デビットカードも、法人プリペイドカードも、即時支払いの仕組みを採用しているため、毎月支払うような「月額・継続契約」の支払いには対応していないのです。

  • 公共料金
  • 電話料金
  • 衛星放送・CATV視聴料
  • インターネットプロバイダー利用料
  • WiMAXサービス利用料
  • 新聞購読料(電子版含む)
  • 保険料
  • レンタルサーバー
  • ウォーターサーバー
  • 定額サービス
  • 通信教育
  • 月会費
  • ガソリンスタンドでのお支払い
  • 高速道路通行料金(有人ブース)でのお支払い
  • 航空会社の機内販売でのお支払い
  • 一部ホテルでのお支払い
  • 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い

などに対応しておらず、これらの支払いをしようとすると、エラーになってしまうのです。

このような問題を回避する方法の一つとして「個人向けのクレジットカードを法人支払い用として持っておく」ことをおすすめします。

法人カードと比較すると、個人向けのクレジットカードは、審査が甘いので、作れる方、持っている方も少なくありません。万が一、法人デビットカードや法人プリペイドカードで支払いができない場合に備えて、会社用として、個人のクレジットカードを持っておくと良いのです。名義が個人名義であっても、経費支払いに利用した場合、税務上、経費として認められます。

重要なポイントは、個人の生活費などプライベート資金の支払いと法人用の支払いを混同しないことです。年に数回であれば、混同していても、役員立て替えで処理すれば問題ないのですが、状態かしてしまうと、個人利用と法人利用が混同されてしまい、税務署などに脱税の疑いをかけられてしまいます。

個人のクレジットカードも、会社用として別で発行しておくと、会計的に完全に法人用と分離した状態になるので、おすすめです。

3.年会費や手数料などコスト高のものが多いので、法人カードが作れるようになったら移行させる

  • デポジット型法人カード
  • 法人デビットカード
  • 法人プリペイドカード

どのカードも

  • 法人カード

と比較すると

  • 年会費が高い
  • 余計な手数料が発生する

ものが少なくありません。

今は、法人カード審査に通らなくても、半年後、1年後には、法人カード審査に通る状態になっている可能性があります。審査なしの法人カードを利用している間も、定期的に法人カード審査にトライして、コストの安い法人カードが発行で来たら、利用するカードを移行することをおすすめします。法人カード審査に通るようになったら、無駄なコストを使う必要はないのです。

おすすめの法人カード・法人クレジットカードはこちら
100枚超えの法人カードを徹底比較

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です