【2022年】おすすめ法人プリペイドカードはこれだ!法人プリペイドカード利用者がおすすめする法人プリペイドカード比較ランキング

man
「おすすめの法人プリペイドカードはどれですか?」
「法人プリペイドカードは何をポイントに比較すべきものですか?」

にわかに需要が高まっている法人プリペイドカードですが、まだまだ法人カードと比較すると法人プリペイドカードは数が少ない状況にあります。今回は、法人プリペイドカード利用者がおすすめする法人プリペイドカード比較ランキングを紹介します。

法人プリペイドカードを比較するポイント

ポイントその1.発行コスト・保有コスト

法人プリペイドカードは、発行するタイミングで、保有するためにいくつかのコストが発生します。

  • 年会費(保有する限り発生)
  • 発行手数料(発行するときに発生)
  • 発送手数料(配送)
  • チャージ手数料(チャージするときに発生)
  • 決済手数料(海外での外貨決済時に発生)
  • 払戻手数料
  • カード再発行手数料

等です。

まだまだ、法人プリペイドカードは数が少ないため、これらのコストが必要になり、作るのにも、利用するのにも、それなりのコストが発生してしまうのです。

とくにイニシャルコストである発行手数料、発送手数料よりも、ランニングコストである年会費、チャージ手数料が安い法人プリペイドカードをおすすめします。

ポイントその2.貯まるポイントで選ぶ

法人プリペイドカードには

  • ポイントが貯まらない法人プリペイドカード
  • ポイントが貯まる法人プリペイドカード

の2通りのものがあります。

ポイントが貯まらない法人プリペイドカードよりは、ポイントが貯まる法人プリペイドカードの方が当然お得です。

ただし、ポイントが貯まる法人プリペイドカードの方が保有コスト、発行コストが高いのでは意味がありませんので、コストパフォーマンスの高い法人プリペイドカードを選ぶ必要があります。

ポイントその3.チャージ方法で選ぶ

法人プリペイドカードの基本的なチャージ方法は

  • インターネットバンキング

です。

管理画面上で、口座を指定し、法人口座から振込で入金する形になります。

その他の方法としては

  • クレジットカード(法人カード)によるチャージ
  • コンビニATMによるチャージ

があります。

基本的にインターネットバンキングが利用できれば、それで十分利用できますが、クレジットカード(法人カード)によるチャージができれば、口座に資金がないときでもチャージできるため、資金繰りが楽になります。

チャージの選択肢が広い法人プリペイドカードをおすすめします。

ポイントその4.管理上の使い勝手

法人プリペイドカードは「従業員の管理」が、法人カードよりも優れている部分です。

  • 部門ごとに予算を割り振れる
  • 各従業員に発行するプリペイドカードごとにチャージができる
  • 各従業員に発行するプリペイドカードごとに減額ができる
  • 各従業員に発行するプリペイドカードごとに利用停止ができる
  • カード利用時の管理者へのメール送信が可能
  • 各種経費精算サービスや会計ソフトと連携が取れる
  • 残高が残っているプリペイドカードを別のカードに振分け・合算・チャージができる
  • 利用者からのチャージリクエストができる

などです。

概ねどの法人プリペイドカードも、上記のうちの大部分は利用できるのですが「チャージリクエスト」「減額」「連携できる経費精算サービス」などの機能に違いがあるため、必要な機能がある法人プリペイドカードをおすすめします。

おすすめ法人プリペイドカード比較ランキング

1位.三井住友カード/ビジネスプリペイド

カード会社三井住友カード株式会社
国際ブランドVISA
カードランクプリペイドカード
ポイント還元率/基本0.25%
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
発行手数料(税込)204円/枚
発送手数料(税込)866円/届け先(500枚まで)
チャージ手数料(税込)204円/回。VJA・オムニカード協会加盟各社発行のVisaカード、Mastercardでのチャージ無料
チャージ方法クレジットカード、インターネットバンキング
カード上限残高100万円/海外・国内
管理上の機能アカウント別の予算管理可能
カード別のチャージ可能
利用通知メール
利用ロック機能
残高合算機能

法人プリペイドカード比較ポイント

比較項目 内容
発行コスト 発行1枚あたり204円(税込)、発送届け先(500枚まで)1件につき866円(税込)
保有コスト 年会費無料。※チャージ手数料204円(税込)/回(VJA・オムニカード協会加盟各社発行のVisaカード、Mastercardでのチャージ無料)
ポイント ポイント還元率:0.25%
チャージ方法 インターネットバンキング、クレジットカード
管理機能 アカウント別の予算管理可能、カード別のチャージ可能、利用通知メール、利用ロック機能、残高合算機能

法人プリペイドカードの中でおすすめの理由

三井住友カード/ビジネスプリペイドは、三井住友カードが発行するVisaブランドの法人プリペイドカードです。

  • 年会費無料
  • ポイント還元率:0.25%(2,000円(税込)利用で1ポイント付与)

で発行することができるコストパフォーマンスが高い法人プリペイドカードとなっています。

管理画面の機能も

  • カード一覧
  • プリペイドカード追加購入
  • カード登録
  • 発行番号入力
  • カード残高合算
  • ポイント利用

があり、個別のプリペイドカードごとに

  • チャージ
  • ロック
  • 利用残高照会
  • 暗証番号設定

が利用できます。

十分な管理機能を備えていて、年会費無料、ポイント付与があるおすすめの法人プリペイドカードです。
デメリットは、チャージ手数料が発生する点です。
  • VJA・オムニカード協会加盟各社発行のVisaカード、Mastercardでのチャージ:無料
  • それ以外のインターネットバンキングのチャージ、クレジットカードチャージ:204円(税込)/回

となっています。

VJA・オムニカード協会加盟各社はこちら

三井住友カード系の法人カードを利用してチャージする場合には、無料でチャージが可能です。

国際ブランドVisa,Mastercard®
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)1,375円
年会費優遇条件「マイ・ペイすリボ」申込と前年1回以上のリボ払い手数料の支払いで翌年度年会費無料
カードご利用代金WEB明細書サービス利用で条件達成で翌年度年会費550円割引
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限9%
ポイント倍増方法●ココイコ!
カラオケの鉄人:18倍
紳士服の青山:6倍
Victoria:4倍
百貨店:3倍
レストラン:2倍

●対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。

2位.Bizプリカ

カード会社TOMOWEL Payment Service株式会社
国際ブランドMastercard
カードランクプリペイドカード
ポイント還元率/基本0.00%
初年度年会費(税込)1,320円/枚
2年目~年会費(税込)1,320円/枚
発行手数料(税込)0円
発送手数料(税込)0円
チャージ手数料(税込)0円
チャージ方法インターネットバンキング
カード上限残高1回あたり200万円
管理上の機能部門別の予算管理可能
カード別のチャージ可能
利用通知メール
利用ロック機能
経費精算サービスや会計ソフトと連携

法人プリペイドカード比較ポイント

比較項目 内容
発行コスト 0円
保有コスト 月額110円(税込)/枚
ポイント なし
チャージ方法 インターネットバンキング
管理機能 部門別の予算管理可能、カード別のチャージ可能、利用通知メール、利用ロック機能

法人プリペイドカードの中でおすすめの理由

Bizプリカは、共同印刷グループのTOMOWEL Payment Service株式会社が提供しているMastercardブランドの法人プリペイドカードです。

Bizプリカの最大の特徴は

  • 発行コスト:無料
  • 保有コスト:月額110円(税込)

と、わかりやすい料金設定を採用している点です。

管理機能も、

  • 部門別の予算管理可能
  • カード別のチャージ可能
  • 利用通知メール
  • 利用ロック機能
  • 各種経費精算サービスや会計ソフトと連携(利用データの自動取込が可能)

と、利便性は高く、使い勝手に優れています。

1人の利用 → 月額110円(税込)
10人の利用 → 月額1,100円(税込)
100人の利用 → 月額11,000円(税込)

利用者が増えるごとにランニングコストが上がってくるため、従業員数の少ない中小企業におすすめできる法人プリペイドカードとなっています。
デメリットは、料金体系はわかりやすいものの、月額110円(税込)ということは、1枚の年会費1,320円(税込)ということになります。法人カードの一般カードと変わらない年会費になってしまうため、ランニングコストの観点からは、優位性が低くなってしまいます。

3位.Stapleカード

カード会社クラウドキャスト株式会社
国際ブランドVISA
カードランクプリペイドカード
ポイント還元率/基本0.00%
初年度年会費(税込)経費精算サービス「Staple」利用費(スタンダード:月660円)
2年目~年会費(税込)経費精算サービス「Staple」利用費(スタンダード:月660円)
発行手数料(税込)165円
発送手数料(税込)1枚目880円、2枚目以降1,650円/届け先(2,000枚まで)
チャージ手数料(税込)0円
チャージ方法インターネットバンキング
カード上限残高1回あたり200万円
管理上の機能部門別の予算管理可能
チャージリクエスト
カード別のチャージ可能
カード別の減額可能
利用通知メール
利用ロック機能
経費精算サービスや会計ソフトと連携

法人プリペイドカード比較ポイント

比較項目 内容
発行コスト 発行1枚165円(税込)、発送1枚目880円(税込)、2枚目以降1,550円(税込)/届け先(2,000枚まで)
保有コスト 経費精算サービス「Staple」利用費(スタンダード:月600円)
ポイント なし
チャージ方法 インターネットバンキング
管理機能 部門別の予算管理可能、チャージリクエスト、カード別のチャージ可能、カード別の減額可能、利用通知メール、利用ロック機能、経費精算サービスや会計ソフトと連携

法人プリペイドカードの中でおすすめの理由

Stapleカードは、クラウドキャスト株式会社が提供しているVisaブランドの法人プリペイドカードです。

Stapleカードの最大の特徴は

国内初、経費精算サービス一体型 法人プリペイドカード「Staple カード」

と、

経費精算サービス + 法人プリペイドカード

というサービス設計になっている点です。

  • リアルタイムでチャージと減額が可能
  • 全社員へ発行可(非正社員含む)
  • リモートチャージリクエスト
  • チャージ承認フロー
  • 会計システム・ERP 連携

と、経費精算サービスと連結してるからこそ、承認フロー、リアルタイムでチャージと減額などが可能になっています。

経費精算サービスの導入を考えている方におすすめの法人プリペイドカードとなっています。
デメリットは、コスト高になっている点です。

利用するためには経費精算サービスの利用が条件であり

  • 1名あたり月額660円(税込)

の保有コストがかかります。

さらにStapleカードの発行には

  • 発行1枚165円(税込)
  • 発送1枚目880円(税込)、2枚目以降1,550円(税込)/届け先(2,000枚まで)

の発行手数料も発生するため、経費精算サービスが付いているとはいえ、割高な法人プリペイドカードなのです。

4位.「MoneyT Global」法人契約プラン

カード会社株式会社アプラス
国際ブランドVISA
カードランクプリペイドカード
ポイント還元率/基本0.00%
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
発行手数料(税込)0円
発送手数料(税込)0円
チャージ手数料(税込)0円
チャージ方法インターネットバンキング、コンビニATM
カード上限残高200万円
管理上の機能カード別のチャージ可能
利用通知メール
CSVデータ出力
残高合算

法人プリペイドカード比較ポイント

比較項目 内容
発行コスト 0円
保有コスト 0円
ポイント なし
チャージ方法 インターネットバンキング
管理機能 カード別のチャージ可能、利用通知メール、CSVデータ出力、残高合算

法人プリペイドカードの中でおすすめの理由

「MoneyT Global」法人契約プランは、株式会社アプラスが提供しているVisaブランドのプリペイドカードの法人契約プランのことを言います。

  • 年会費:無料
  • 発行コスト:無料

ですので、コストを抑えて発行ができる法人プリペイドカードです。

基本的に「MoneyT Global」は、海外利用(海外でプリペイドカードを使って、現地通貨引き出し、ショッピング)を前提に設計された法人プリペイドカードであり、他の法人プリペイドカードとは利用目的が異なります。

そのため、年会費は無料ですが

外貨でのATM引出、ショッピング利用時にかかる「決済手数料」:5.0%

が高めの手数料設定となっています。

海外出張をする社員が多い企業におすすめできる法人プリペイドカードです。

※国内やネットショッピングでも利用可能です。

デメリットは、海外利用を前提とした法人プリペイドカードですので、管理機能や手続きに不便さがあるのがデメリットとなっています。

法人プリペイドカードと法人カードはどっちがおすすめ?

現時点では、圧倒的に法人カードの方が便利です。

法人プリペイドカードは

  • 年会費(保有する限り発生)
  • 発行手数料(発行するときに発生)
  • 発送手数料(配送)
  • チャージ手数料(チャージするときに発生)
  • 決済手数料(海外での外貨決済時に発生)
  • 払戻手数料
  • カード再発行手数料

と、なんらかのコストが発生してしまうため、コスト高になってしまうからです。

法人カードであれば、NTTファイナンス Bizカード レギュラーのように

  • 年会費永年無料
  • ポイント還元率:1.0%(キャッシュバック可能)

というようにコストをかけずに高いポイント還元を実現しているからです。

国際ブランドVisa
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本1.00%
ポイント還元率/上限1.00%
ポイント倍増方法-
-
-
man
「法人プリペイドカードは審査が不要というメリットがあるのでは?」

たしかに法人プリペイドカードは、審査が不要なのですが、審査が不要な法人向け決済用カードには「法人デビットカード」があります。

銀行口座と連結しており、直接銀行口座から引き落とされるデビットカードです。

法人デビットカードも、GMOあおぞらネット銀行ビジネスデビットカードのように

  • 年会費永年無料
  • キャッシュバック率:1.0%
発行会社GMOあおぞらネット銀行
国際ブランドVISA,Mastercard
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
キャッシュバック還元率下限1.00%
キャッシュバック還元率上限1.50%
ポイント還元率下限-
ポイント還元率上限-
第三者不正使用保険○1000万円

というものがあるのですから、法人プリペイドカードよりも、コストパフォーマンスに分があるのです。

teacher

現時点では

審査があることに問題がなければ

  • 法人プリペイドカードよりも、法人カード

審査がない条件であれば

  • 法人プリペイドカードよりも、法人デビットカード

がコストパフォーマンスの面では、おすすめになってしまいます。

今後、法人プリペイドカードも、コストが一切不要、キャッシュバック率が高い、経費精算サービスや経理ソフトと連買いが可能という状態になれば、法人カードや法人デビットカードと合わせて検討される決済サービスになっていくと思われます。

これから登場する法人プリペイドカードに期待しましょう。

おすすめの法人カード・法人クレジットカードはこちら
100枚超えの法人カードを徹底比較

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です