【実際に使った法人カードレビュー】JCB Biz ONEを実際に利用して評価。限度額、発行日数、審査、利用したメリットデメリット・口コミ評判

man
「JCB Biz ONEの限度額はどうなっているの?」
「JCB Biz ONEの審査はどうなっているの?」
「JCB Biz ONEを実際に使った良い点を教えてください。」
「JCB Biz ONEを実際に使った悪い点を教えてください。」

実際に法人カード「JCB Biz ONE」を使った人の意見や口コミ・評価、レビューを知りたいという方は少なくないはずです。

今回は、筆者が保有している法人カード「JCB Biz ONE」の実際利用した結果のレビューです。実際に使ってみなければ気付くことのできないメリットデメリットやお得な使い方、実際の限度額、発行までに日数、審査、おすすめポイントなどをレビューします。

JCB Biz ONEの利用状況

発行した経緯

teacher

すでに法人カードは、30枚ほど保有しているので、とくに必要性はありませんでしたが、新しい法人カードとして、持っておくべきものだと思って申し込みました。

JCBでは、JCB一般法人カードを持っていますが、JCB一般法人カードに申し込んだときは、審査が2回落ちて、発行までに3年以上かかったので、今回新登場した「JCB Biz ONE」は、どれだけ作りやすくなっているか、興味もあったので申し込みました。

発行時のカードスペック

発行済法人カード申込日時発行日時発行までの期間発行期間備考ショッピング総利用枠キャッシング総利用枠審査
JCB Biz ONE
JCB Biz ONE
2020年6月17日2020年6月30日13日口座振替依頼書の提出100万円0万円1回目審査通過
国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本1.00%
ポイント還元率/上限10.50%
ポイント倍増方法●JCB ORIGINAL SERIESパートナー
スターバックス:20倍
Amazon.co.jp:3倍
ガソリンスタンド:2倍
-
【ネット新規入会+3ヵ月後の月末まで10万円利用】最大15,000円分のOki Dokiポイントプレゼント

JCB Biz ONEの発行時点のレビュー

発行スピード

申込日:2020年6月17日
入会日:2020年6月17日
カード受取日:2020年6月30日
申込からカード受取までの期間:13日

考察
teacher

JCB Biz ONEは、申込からカード到着まで13日間という、比較的一般的な発行スピードの法人カードでした。

ただし、以前発行したJCB一般法人カードが、140日かかったのに比べれば、格段に申込から発行までのスピードが早くなている法人カードです。

限度額

ショッピング限度額:100万円
キャッシング限度額:0円

考察
teacher

限度額は、一般カードで、最大の限度額である100万円となっています。

かなり高い限度額設定となっています。

これはJCB一般法人カードを利用しているため、クレジットヒストリー(クレヒス)が貯まっていることや、他のクレジットカードなどの利用実績が積みあがっていることがプラスに働いたのではないかと推察されます。

それを加味しなくても、初回で限度額最大の100万円ということからは、限度額が比較的手厚い付与される法人カードであることがわかります。

審査

審査は、1回で通りました。

考察
teacher

審査の難易度は推し量れませんが、同じJCB一般法人カードは、2回審査に落ちているので、それに比べると一回で審査に通ったJCB Biz ONEは、格段に審査が通りやすくなっている法人カードと言えます。

限度額も大きいため、審査基準自体はかなりハードルが下がっていると考えられます。

JCB Biz ONEの実際に使ったからわかるメリット

メリットその1.高額なショッピング限度額

一般カードの場合、筆者の経験上

多くのクレジットカードの限度額設定は、30万円~50万円となっています。

アメックスゴールドでも、30万円程度でした。

それを踏まえると、ショッピング限度額が100万円というのは、かなり高額な限度額設定と言えます。

立ち上げ間もない会社の法人経営者であっても、十分な限度額が期待できるメリットがあります。

メリットその2.審査のハードルが低い

JCB Biz ONEは、法人カードではあるのですが

  • JCB一般法人カード → 法人向けの法人カード
  • ・JCB Biz ONE → 個人カードの延長的に使える法人カード

であり、

個人事業主、フリーランス、零細企業、立ち上げ間もない会社向けに作られた「経営者1人だけで使うための法人カード(法人代表者・個人事業主専用カード)」です。

その分、審査のハードルは確実に下がっていて

立ち上げ間もない会社の経営者でも、個人事業主でも、審査に通る可能性が高くなっています。

メリットその3.QUICPay専用カードが追加発行される

JCB Biz ONEは「QUICPay専用カード」が発行されます。

QUICPay専用カードを利用すれば

  • QUICPay専用カードをそのままお店の端末にタッチする
  • スマホ(ApplePay、GooglePay)を読み取って、スマホ決済する

方法で、買い物ができます。

QUICPayの利用額は、JCB Biz ONEのカードの利用額として、後から請求される仕組みです。

コンビニやファミレスをはじめとして、多くのお店でキャッシュレス決済が導入されています。筆者は、アップルペイに連携しているため、コンビニやファミレス、家電量販店などの支払いで利用しています。

teacher

リアル店舗では、クレジットカードを挿入して、クレジット払いをするのには、若干時間がかかってしまうので、スマホ決済の方がスムーズに支払いができるのです。

とくにコロナ禍の今では、店員の方と接することなく、決裁できるスマホ決済の方が有効であり、スマホ決済がApplePay、GooglePayどちらにも対応している点は、重宝します。

メリットその4.キャッシング、分割払い、リボ払いと支払方法が豊富

個人事業主、フリーランス、零細企業、立ち上げ間もない会社ほど、急な売上減、支払増で資金繰りが悪化するタイミングがあります。

一般的な法人カードの場合は、ショッピング払いも「一回払い」のみです。

これだと、2カ月後には法人口座から利用額が引き落とされるので、資金繰りの改善は、短期的なものになります。

JCB Biz ONEの場合は

  • ショッピング1回払い
  • ショッピング2回払い
  • ボーナス1回払い
  • ショッピングリボ払い
  • ショッピング分割払い
  • ショッピングスキップ払い
  • キャッシング1回払い (国内・海外)
  • キャッシングリボ払い

と、幅広い支払方法が利用できます。

ショッピングのリボ払い、分割払い、スキップ払いを利用すれば、利用額を数カ月にわたって完済するので、資金繰りは大幅に改善できます。

また、キャッシングリボ払いを利用すれば、お金を借りて、分割で返す利用方法ができるので、資金調達と資金繰りの改善が可能になるのです。

支払方法の選択肢があり、資金繰りの改善、資金調達に寄与できるメリットがあります。

メリットその5.ポイントが貯まりやすい

JCB Biz ONEは「JCB ORIGINAL SERIES」に該当するため

基本のポイント還元率:0.5%

なのですが

  • スターバックス:10倍
  • Amazon.co.jp:3倍
  • セブン-イレブン:3倍
  • 洋服の青山:5倍
  • AOKI:5倍
  • 高島屋:3倍
  • 出光昭和シェル:2倍

と、仕事で使う機会の多いリアル店舗でのポイント倍増があります。

筆者の場合は

  • 会社に一番近いコンビニ「セブン-イレブン」 還元率:1.5%
  • 商談や休憩時に利用する「スターバックス」 還元率:5.0%
  • 会社の備品などを購入する「Amazon.co.jp」 還元率:1.5%

を良く使うため、法人カードの中でも、高還元率でポイントを貯められるメリットがあります。

ネットショッピングでポイント倍増になる法人カードは比較的多いのですが、リアル店舗でポイント倍増になる法人カードは少ないため、年会費の割にポイントが貯まりやすい法人カードとして、重宝しています。

また、利用額に応じて、翌年度のポイント還元率がアップする「JCB STAR MEMBERS」も利用できます。

  • 利用額100万円以上:スターα(アルファ)PLUS → 50%UP
  • 利用額50万円以上:スターβ(ベータ)PLUS → 20%UP
  • 利用額30万円以上:スターe(イー)PLUS → 10%UP

年間100万円以上の利用があれば、ポイント付与率が50%上がるため、ポイント還元率も、0.75%にまで上がることになります。

前述したポイント倍増特典も、併用できるので、よりポイントが貯めやすくなるのです。

海外利用時には、ポイント2倍という特典もあります。

ポイント倍増特典が豊富な法人カードとしておすすめです。

メリットその6.キャンペーンが手厚く、初年度年会費無料

時期によって、キャンペーンの内容は変化しますが、5,000円分~10,000円分のキャンペーンが適用されます。

また、初年度年会費無料になっている時期も多いので、1年間であれば

  • 5,000円分~10,000円分のポイント
  • 年会費無料

と高いコストパフォーマンスになるのです。

1年間、法人カードを試してみたい方におすすめです。

JCB Biz ONEの実際に使ったからわかるデメリット

デメリットその1.追加カードが発行できない

JCB Biz ONEは

  • 個人事業主
  • 法人経営者

専用の法人カードです。

社員の利用を考慮していないため、追加カードの発行機能がないのです。

法人ETCカードも、1枚しか発行できません。

社員に追加カードを発行して利用させるような使い方はできないので、ある程度の社員数がいる法人経営者には、おすすめできない法人カードと言えます。

JCB Biz ONEを実際に利用した評価

評価基準評価
発行スピード[star rating="3"]
審査の通りやすさ[star rating="4"]
限度額の高さ[star rating="4"]
管理画面・明細[star rating="4"]
ポイント・マイルのお得さ[star rating="3.5"]
年会費の安さ[star rating="4"]
サポート・コンシェルジェの対応[star rating="3"]
ステイタス性[star rating="3"]
海外出張・海外旅行・ホテル優待[star rating="2"]
レストラン優待[star rating="2"]
国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本1.00%
ポイント還元率/上限10.50%
ポイント倍増方法●JCB ORIGINAL SERIESパートナー
スターバックス:20倍
Amazon.co.jp:3倍
ガソリンスタンド:2倍
-
【ネット新規入会+3ヵ月後の月末まで10万円利用】最大15,000円分のOki Dokiポイントプレゼント
考察

JCB Biz ONEは

日本唯一の国際ブランドJCBの法人カードであり、プロパーカードの法人カードですので、信頼性が高いです。

「経営者1人だけで使うための法人カード(法人代表者・個人事業主専用カード)」という前提があり、ターゲットが個人事業主、フリーランス、零細企業、立ち上げ間もない会社ですので

  • 審査が通りやすくなっている
  • 支払方法が多岐にわたる(キャッシングも、リボ払いによる返済も可能)
  • スマホ決済に対応
  • 発行スピードが速い
  • 限度額

という利便性の高さ、発行のしやすさを強化している法人カードです。

これに、JCB法人カードの

  • 信頼性
  • ポイントの高さ
  • 無料の法人ETCカード

というメリットが加わるので、経営者1人だけで使うための法人カードとしては、非常に利用しやすい法人カードとなっています。

一方で、

  • 追加カードが発行できない

ため、社員に追加カードを渡して管理するような使い方はできないデメリットもあります。

JCB法人カードで、社員に追加カード・法人ETCカードを発行したい場合には、JCB法人カードを選ぶ必要があります。

JCB法人カードは追加カードを発行できるものの、JCB Biz ONEと比較すると、審査が厳しくなっているので注意が必要です。
国際ブランドJCB
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)1,375円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限3.75%
ポイント倍増方法●JCBスターメンバーズ
100万円以上利用・翌年:50%UP
●JCB ORIGINAL SERIESパートナー
スターバックス:10倍
Amazon.co.jp:3倍
ガソリンスタンド:2倍
●海外利用
海外利用:2倍
【年会費特典】初年度年会費無料
【ネット新規入会+3ヵ月後の月末まで25万円利用】最大20,000円分のJCBギフトカードプレゼント※2024年10月1日~2025年4月30日カードが対象

おすすめの法人カード・法人クレジットカードはこちら
100枚超えの法人カードを徹底比較

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です