法人ETCカードを無料で作る方法と手順。完全無料のおすすめ法人ETCカードとは?

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「法人ETCカードって無料で作れるの?」
「車も何台かあるけど、何枚でも無料なの?」
・・・

と法人ETCカードを作ろうと検討している法人経営者の方や個人事業主の方も多いかと思います。しかし、法人ETCカードの発行コストが気になる方もいるのではないでしょうか?実は法人ETCカードというのは「完全無料」で作れるのです。今回は、法人ETCカードを無料で作る方法とおすすめの法人ETCカードについて解説します。

目次

法人ETCカードを無料で作る手順その1.「クレジット機能のない法人ETCカードは除外する」

法人ETCカードを無料で作る手順その1.「クレジット機能のない法人ETCカードは除外する」

法人ETCカードには

  1. 協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」
  2. カード会社が発行する「法人カードに付帯されるETCカード」

の大きく分けて2種類の法人ETCカードがあります。

完全無料で作れる法人ETCカードは

カード会社が発行する「法人カードに付帯されるETCカード」

です。

協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」の場合は

  • 発行手数料
  • 年会費(取次手数料)
  • 走行料金手数料
  • 出資金

4種類のコストが発生するので、選んではいけません。

協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」を選んではいけない理由はこちらで解説しています。

注意

協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」を選択すべきシチュレーションというのは、法人カードの審査に何枚申込んでも通らない時です。協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」はクレジット機能がない為、審査がほとんどなく発行できるメリットがあります。

法人ETCカードを無料で作る手順その2.「年会費無料の法人カードを選ぶ」

法人ETCカードを無料で作る手順その2.「年会費無料の法人カードを選ぶ」

カード会社が発行している法人カードにも

  1. 年会費無料の法人カード
  2. 年会費有料の法人カード

があります。もっと細かく言えば

  1. 年会費永年無料の法人カード
  2. 年会費初年度無料の法人カード
  3. 年会費有料の法人カード

の3種類があります。

今回は「完全無料で法人ETCカードを作る」ことが目的ですので、選ぶべき法人カードは「年会費永年無料の法人カード」です。

法人カードは、個人向けのクレジットカードとは違い、年会費永年無料のクレジットカードは決して多くありません。

2017年7月時点では下記の2枚が「年会費永年無料の法人カード」です。

どちらもライフカードが発行している法人カードです。

  • ライフカードビジネスライト(スタンダード)/一般カード → ライフカードのプロパーカード
  • ビジネクスト・法人クレジットカード → ライフカードの提携カード(消費者金融ビジネクスト発行)

法人ETCカードを無料で作る手順その3.「法人ETCカードの発行条件をチェックする」

法人ETCカードを無料で作る手順その3.「法人ETCカードの発行条件をチェックする」

基本的に法人カードが年会費永年無料の場合、法人ETCカードの年会費も、同じように永年無料のものが多いのですが、一部例外もあるので法人ETCカードの発行条件をチェックします。

ライフカードビジネスライト(スタンダード)/一般カードの法人ETCカード

  • 年会費:永年無料
  • 発行枚数:1枚につき1枚

ビジネクスト・法人クレジットカードの法人ETCカード

  • 年会費:永年無料
  • 発行枚数:1枚につき1枚

注意

ここで注意したいのは、どちらも年会費は永年無料ですが、発行枚数が1つの法人カードに対して、1枚の法人ETCカードしか発行できないということです。事業で使う車が複数台ある方の場合は、法人ETCカードも2枚以上必要ですので、その場合は、完全無料で法人ETCカードを作ることをあきらめて、別の法人カードを選ぶ必要があります。そのときのおすすめ法人カードも後述します。

法人ETCカードを無料で作る手順その4.「どちらの法人カードにするか決める」

法人ETCカードを無料で作る手順その4.「どちらの法人カードにするか決める」

2枚しか年会費永年無料の法人カードがないのですから、あとは選ぶだけです。同じライフカード発行の法人カードですがメリットデメリットははっきりしています。

ライフカードビジネスライト(スタンダード)/一般カード

メリット
  • ライフカードのプロパーカードという信頼性
  • ショッピング限度額が最大200万円と高額設定が可能
  • ビジネクスト・法人クレジットカードよりは早く発行できる
デメリット
  • ポイント付与がない

ビジネクスト・法人クレジットカード

メリット
  • ライフカードビジネスライト(スタンダード)/一般カードより審査のハードルが低い
  • 赤字(申告・決算)でも発行可能
  • 限度額100万円以下なら財務書類の提出不要
  • ポイント還元率0.25%のポイントが付与される
デメリット
  • ショッピング限度額が最大300万円とライフカードビジネスライト(スタンダード)/一般カードよりは少額
  • アイフルの子会社であり事業融資を専門としたノンバンクなので信頼性に乏しい

となっています。

信頼性を重視する方は

審査の通りやすさ、少しでもポイントが欲しい方は

をおすすめします。

法人ETCカードを完全無料で取得完了

これで法人ETCカードを完全無料で取得することができました。

concierge
ビジネクスト・法人クレジットカードは、法人カードの中でも審査が通りやすいカードであり、ウェブサイト上にも「赤字(申告・決算)でも発行可能」と書いているぐらいですし、実際に筆者も起業直後の会社でビジネクスト・法人クレジットカードを作っているので、審査に不安な方でも、法人ETCカードを完全無料で取得することは可能なのです。

法人ETCカードが2枚以上必要な方の法人ETCカード選び

法人ETCカードが2枚以上必要な方の法人ETCカード選び

前述した通りで、年会費永年無料の法人カードは、どちらも、1枚につき1枚の法人ETCカードしか発行できません。

  • 事業で使う車が二台以上ある方
  • 2枚以上のETCカードを必要としている方

の場合は、完全無料で法人ETCカードを取得するのはあきらめて、別の法人カードを検討する必要があります。

その場合は、どうすれば良いのでしょうか?

50枚以上の法人ETCカードの発行が可能な年会費格安の法人カードを絞り込む

法人カードの発行枚数が50枚以上発行可能で、かつ年会費が2,000円以下の法人カードをピックアップします。

JCB法人カード/一般カード

  • ポイント還元率:0.50%
  • 法人ETCカード発行枚数:無制限
  • 年会費(初年度):無料
  • 年会費(次年度以降):1,250円(税別)
  • ETCカード年会費:無料

JCBビジネスプラス法人カード/一般カード

  • キャッシュバック率:0.00%~3.00%
  • 法人ETCカード発行枚数:無制限
  • 年会費(初年度):無料
  • 年会費(次年度以降):1,250円(税別)
  • ETCカード年会費:無料

三井住友ビジネスカード/クラシック(一般)カード

  • ポイント還元率:0.50%
  • 法人ETCカード発行枚数:無制限
  • 年会費(初年度):1,250円(税別)
  • 年会費(次年度以降):1,250円(税別)
  • ETCカード年会費:500円※年1回利用で無料

注意

年会費が高額な法人カードを作ることもできますが、年会費が高額な法人カードの場合、法人ETCカードの発行枚数に制限があったり、ポイント還元率が低い、法人ETCカードの発行手数料、年会費が発生するなどのデメリットも多い為、格安の法人カードで十分なのです。

経営者が高額なステイタスカードを利用する場合は、従業員に渡す法人ETCカード用に作る格安法人カードと、経営者が接待や海外出張で利用するステイタス性が高い法人カードを2枚別で発行すれば良いのです。

法人ETCカードが2枚以上必要な方におすすめの法人ETCカードは?

です。

三井住友ビジネスカード/クラシック(一般)カードは、ETCカード年会費が無料ではありますが、年1回の利用という条件付での無料ですので、無条件で無料のJCB法人カード/一般カードの方が複数枚法人ETCカード発行するのであればコストが安くなる可能性が高いからです。法人カード自体の年会費も、初年度年会費無料ですのでお得度が高いのです。

ちなみにポイントでなく、キャッシュバックを重視するのであれば

でも、良いと思います。

法人ETCカードが2枚以上必要でかつ法人カードの審査に通らない場合はどうすればいいの?

法人ETCカードが1枚で良ければ

を選べば問題ありません。

ただし、法人ETCカードが2枚以上必要だと「ビジネクスト・法人クレジットカード」は該当しません。

さらに、法人ETCカードが2枚以上必要な方ににおすすめした「JCB法人カード/一般カード」「三井住友ビジネスカード/クラシック(一般)カード」はどちらもプロパーカードですので審査が厳しいのです。

この場合はどうすれば良いのでしょうか?

方法その1.比較的審査が通りやすくて複数枚の法人ETCカードが発行できる法人カードを選ぶ

EX Gold for Biz M(エグゼクティブ ゴールド フォー ビズ エム)

  • ポイント還元率:0.60%
  • 法人ETCカード発行枚数:3枚
  • 年会費(初年度):無料
  • 年会費(次年度以降):2,000円(税別)
  • ETCカード年会費:無料

UC法人カード/一般カード

  • ポイント還元率:0.50%
  • 法人ETCカード発行枚数:99枚
  • 年会費(初年度):1,250円(税別)
  • 年会費(次年度以降):1,250円(税別)
  • ETCカード年会費:無料

どちらも、複数枚の法人ETCカードの発行ができて、かつ提携カードの法人カードなので「ビジネクスト・法人クレジットカード」ほどではないにしろ、審査のハードルは低いのです。

方法その2.協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」を選ぶ

上記の法人カードでも審査に通らない場合は

選択肢は、協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」しかありません。

協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」はコスト高であることを理解したうえで、協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」を利用しましょう。

注意点

協同組合が発行する「クレジット機能なしの法人ETCカード」はコスト高ですので、利用している間に法人カード審査が通るようになったら、順次切り替えると良いでしょう。

法人ETCカードを無料で作るときの注意点

従業員用の追加カードと発行枚数の関係

法人カードのウェブサイトを見ると

「法人カード1枚につき1枚の法人ETCカードが発行可能です。」

と書いてあるものがあります。

このとき「従業員用の追加カードを作れば、追加カード1枚ごとに法人ETCカードも発行できるの?」と疑問が沸いてしまうかと思います。

これはカード会社によって異なるのです。

  • オリコカードのETCカード → 追加カードごとに1枚のETCカードが発行できる
  • ライフカードのETCカード → 本人名義の親カードに1枚しかETCカードは発行できない

という形です。

だからこそ

  • ライフカードビジネスライト(スタンダード)/一般カード
  • ビジネクスト・法人クレジットカード

も親カード1枚に対して、1枚しか法人ETCカードが発行できないのです。

まとめ

法人ETCカードは「完全無料」で発行することが可能です。

比較検討の手順としては

  1. クレジット機能のない法人ETCカードは除外する
  2. 年会費永年無料の法人カードを選ぶ
  3. 法人ETCカードの発行条件をチェックする
  4. 候補の法人カードの法人ETCカードの発行条件、親カードのスペックを比較して良い方を選ぶ

という簡単な方法で「完全無料」での発行が可能になります。

ただし、現時点では

完全無料で作れる法人ETCカードは

しかなく、どちらも法人カード1枚に対して1枚の法人ETCカードしか発行できません。

複数枚の法人ETCカードが必要な場合は「年会費格安」「法人ETCカードの発行枚数が無制限」の

をおすすめします。

ただし、この2枚はプロパーカードですので、どちらも審査のハードルが若干高くなってしまいます。

上記の審査に通らなければ、「審査のハードルが低い」かつ「年会費格安」「法人ETCカードの発行枚数が複数枚可能」な

をおすすめします。

それでも、審査に通らない場合には

を検討しましょう。

concierge
ただし、クレジット機能なしの法人ETCカードは保有コストが高いので、審査が通るようになったら法人カードに切り替えることをおすすめします。