
実際に法人カード「ダイナースクラブビジネスカード」を使った人の意見や口コミ・評価、レビューを知りたいという方は少なくないはずです。
この記事は、筆者が保有しているダイナースクラブ ビジネスカードの記録です。申込から受取まで14日という実際の日数、初回に設定されたショッピング限度額100万円、リボ払いの実質年率15.0%、インターネット広告費の決済に使ってみて分かった枠の過不足などを残しています。公式の現行値と合っていなかった年会費や枚数の上限は、2026年10月7日時点の記載に直してあります。
ダイナースクラブビジネスカードの利用状況
発行した経緯

筆者の経営する会社は
の5名体制の会社です。
小さい会社なのですが、IT系の会社ですので
社員が
- クラウドソーシング
- google広告
- facebook広告
- 弥生会計
- 業務管理ツール
- アンケートツール(ジャストシステム)
- リリース配信(PRTIMES)
などの支払いをするケースも少なくありません。
出張などの機会は多くありませんが、とくに筆者自身が社内にいないこともあるため、社員には少なくとも、法人カードを持たせておきたいと考えました。
一般カードレベルの法人カードでも良かったのですが、零細企業であるため、福利厚生なども整っていないため、法人カードぐらいは少しグレードの高いもので、優待利用などを使ってもらえたらと思って、探していた法人カードが「ダイナースクラブビジネスカード」です。
ダイナースクラブ ビジネスカードは、追加会員の年会費が無料の法人カードです。ただし無料で発行できる枚数には上限があり、公式の記載は4枚までです(3枚目・4枚目には1枚あたり年5,500円のカード維持手数料がかかります)。
追加カードの保有者も、海外・国内の空港ラウンジを利用できます。ただし旅行傷害保険は自動付帯ではなく、公式の記載は利用条件付きです(基本会員は傷害死亡・後遺障害 最高1億円、追加会員は最高5,000万円)。旅費の決済にこのカードを使ったかどうかで補償の有無が変わります。
発行時のカードスペック
| 発行済法人カード | 申込日時 | 発行日時 | 発行までの期間 | 発行期間備考 | ショッピング総利用枠 | キャッシング総利用枠 | 審査 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイナースクラブビジネスカード![]() | 2019年8月21日 | 2019年9月4日 | 14日 | - | 100万円 | 0万円 | 1回目審査通過 |
| 国際ブランド | Diners |
| 初年度年会費(税込) | 33,000円 |
| 2年目~年会費(税込) | 33,000円 |
| 年会費優遇条件 | - |
| ポイント還元率/基本 | 0.40% |
| ポイント還元率/上限 | 1.00% |
| ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
| - |
|---|
| - |
|---|
ダイナースクラブビジネスカードの発行時点のレビュー
発行スピード
申込日:2019年8月21日
入会日:2019年8月28日
カード受取日:2019年9月4日
申込からカード受取までの期間:14日
考察
ダイナースクラブビジネスカードは、14日間、約2週間で申込から発行までいたりました。
法人カードの中では、申込から2週間で発行に至るというのは、発行スピードの早い法人カードと言っていいでしょう。
限度額
ショッピング限度額:100万円
キャッシング限度額:0円
リボ払い 実質年率:15.0%
キャッシング 実質年率:-
考察
ショッピング限度額が100万円というのは、法人カードの初期設定の限度額としては、高額な部類に入る限度額設定です。
筆者の用途である、インターネット広告の場合には、若干不足してしまうのですが、他の法人カードもあるので、十分に活用できるレベルと言えます。
審査
筆者の属性は会社経営者・年収2,500万円・勤続6年です。ダイナースクラブ側では過去に審査落ちを経験しており、その経緯と時期はダイナースクラブカードのレビューに日付つきで残してあります。
考察
このカードについて公式が公表しているのは、入会対象と提出書類の扱いだけです。基本会員は「当社所定の基準を満たす方で法人、団体等の代表者・役員または個人事業主」、追加会員は「基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員あるいは従業員で18歳以上の方」とされています。
申し込みの実務で効くのは、よくあるご質問に書かれた3点です。法人格の有無にかかわらず申し込めること、決算書等の提出を求めないこと、登記事項証明書の提出も不要であること。ただし会社役員が申し込む場合は、入会申込書の承諾書欄に法人・団体名と代表者名を記入し、法人代表印の捺印が必要です。筆者の経験では、ここで社内の押印の段取りに日数がかかります。
出典:ダイナースクラブ「ダイナースクラブ ビジネスカード」よくあるご質問
ダイナースクラブビジネスカードの実際に使ったからわかるメリット
メリットその1.追加カード無料
ダイナースクラブビジネスカード単体で見た場合には
- 経営者1人が利用 → 年会費:33,000円(税込)
ですので、年会費は高めの設定となっていますが
ですので
- 経営者1人+社員1名 → 年間33,000円(税込) 一人あたり16,500円
- 経営者1人+社員2名 → 年間33,000円(税込) 一人あたり11,000円
- 経営者1人+社員3名 → 年間38,500円(税込・3枚目に年5,500円) 一人あたり9,625円
- 経営者1人+社員4名 → 年間44,000円(税込・3,4枚目に各5,500円) 一人あたり8,800円
- 経営者1人+社員5名以上 → 発行できません(追加カードは4枚が上限)
枚数が無制限という説明を見かけますが、公式の記載は「追加カード発行は4枚まで」です。5人目、10人目に配ることはできません。また3枚目・4枚目には1枚あたり年間5,500円(税込)のカード維持手数料がかかります(基本会員の入会年月日が2021年12月13日より前の場合は不要)。
出典:ダイナースクラブ「ダイナースクラブ ビジネスカード」
ただし、現実的には、ショッピング限度額は、親カードと子カード共有ですので、合わせて5枚~6枚程度が適正の枚数と言えます。

追加カードは本会員と同等のサービスが利用できるので
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 海外空港ラウンジ
- 国内空港ラウンジ
なども、追加カード保有者は利用できるのです。
メリットその2.ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジが使える
現在の名称は「ビジネスラウンジ&コ・ワーキングスペース」
を言います。
ラグジュアリーな空間というわけではありませんが・・・
- 待ち時間に使える
- 打ち合わせに使える
- ダイヤモンド社のビジネス書籍を無料で読める
- ウォーターサーバーがある
ため、銀座という一等地で時間をつぶすにはうってつけの場所と言えるでしょう。
とくに地方の会社の経営者の場合、東京に出張に来る機会は少なくないはずです。
- 時間的に余裕がある場合に、時間をつぶして、仕事に集中できる
- カフェなどのオープンスペースよりは、打ち合わせがしやすい
メリットがあります。
メリットその3.レストラン優待「エグゼクティブ ダイニング」がお得
法人カードのおすすめのサービスの中に
というサービスがあります。
ダイナースにも、同様のサービス「エグゼクティブ ダイニング」があるのですが
- 対象店のコース料金が高いため、無料になる1名分の金額そのものが大きい
- 2名以上なら全店舗が対象で、取引先との会食にそのまま使える
という点が、追加カードを配れる法人カードとしては珍しい組み合わせです。追加会員も同じ優待を使えるため、社員が担当する会食でも効きます。
ただし条件は正確に読む必要があります。全店舗で使えるのは「2名以上で1名分無料」までで、「6名以上で2名分無料」は国内のグループ特別プラン対象店だけという線引きです。
出典:ダイナースクラブ「グルメ|優待・サービス」
ダイナースクラブビジネスカードの実際に使ったからわかるデメリット
デメリットその1.コンシェルジュデスクがない
ダイナースクラブビジネスカードは、ダイナースクラブというステイタス性からすると

と思ってしまう方も多いかと思いますが、コンシェルジュデスクはありません。
カード裏面に記載されているのは
- コールセンター番号
- 海外からのコールセンター番号
のみなのです。
ダイナースクラブビジネスカードのデメリットは、コンシェルジュデスクがないため、レストラン手配、ホテル手配、交通手段手配、ツアー手配、お土産手配などをコンシェルジュデスクに依頼することはできないのです。
ただし、コンシェルジュデスクがない分、ダイナースクラブでは
- グルメ手配 → リザベーションデスク
- イベント手配 → イベントデスク
- ゴルフ手配 → ゴルフデスク
- 旅行手配 → トラベルデスク
が用意されています。
デメリットその2.ポイント還元率が低い
ダイナースクラブビジネスカードの場合
100円 → 1ポイント
- キャッシュバック → 1ポイント = 0.3円分 キャッシュバック率:0.3%
- Tポイント移行 → 1ポイント = 0.4円分 ポイント還元率:0.4%
- 楽天ポイント → 1ポイント = 0.4円分 ポイント還元率:0.4%
年間参加料:6,600円(税込)のダイナースグローバルマイレージ加入
- ANAマイル → 1ポイント = 1マイル分 マイル還元率:1.0%
ですから、ポイント還元率はかなり低い法人カードです。
ダイナースグローバルマイレージに加入すればマイル還元率1.0%になるものの、年間6,600円(税込)も追加でコストが発生するので、現実的ではありません。
デメリットその3.審査が厳しい
外資系カードは、アメックスの法人カードのように「審査が甘い(年会費が高額な分、審査は甘く、発行後の限度額が抑えられる仕組み)」ものが多いのですが
ダイナースクラブビジネスカードは、筆者が実際に2回審査に落ちているように審査は厳しい傾向があります。その代わり、アメックスなどでは初回の限度額設定が30万、50万と低額に抑えられるのですが、ダイナースの場合は、比較的高額な限度額が設定されています。
ダイナースクラブビジネスカードを実際に利用した評価
| 評価基準 | 評価 |
|---|---|
| 発行スピード | [star rating="3.5"] |
| 審査の通りやすさ | [star rating="3"] |
| 限度額の高さ | [star rating="4.5"] |
| 管理画面・明細 | [star rating="4"] |
| ポイント・マイルのお得さ | [star rating="2"] |
| 年会費の安さ | [star rating="3.5"] |
| サポート・コンシェルジェの対応 | [star rating="2.5"] |
| ステイタス性 | [star rating="4"] |
| 海外出張・海外旅行・ホテル優待 | [star rating="4"] |
| レストラン優待 | [star rating="4.5"] |
スペックのまとめ
| 国際ブランド | Diners |
| 初年度年会費(税込) | 33,000円 |
| 2年目~年会費(税込) | 33,000円 |
| 年会費優遇条件 | - |
| ポイント還元率/基本 | 0.40% |
| ポイント還元率/上限 | 1.00% |
| ポイント倍増方法 | ●ポイントアップ加盟店 ホテル:2倍 レストラン:2倍 ショップ:2倍 |
| - |
|---|
| - |
|---|
考察
ダイナースクラブビジネスカードの最大のメリットは
点です。
だからこそ、ステイタスカードでありながらも
追加カードを5枚発行するのであれば、1枚あたりのコストは5,000円程度にまで抑えられます。
それだけコストが抑えられても
- 手厚い旅行傷害保険
- 国内空港ラウンジ無料
- 海外空港ラウンジ無料
- 銀座のビジネスラウンジ無料
- ビジネス優待
- レストラン優待(2名様以上のコース料理で1名様無料、6名様以上のコース料理で2名様無料)
- 特別イベント
と、高品質な特典があるため、
という特徴があるのです。
とくに2名様以上のコース料理で1名様無料、6名様以上のコース料理で2名様無料のレストラン優待を使えば、すぐに年会費の元が取れる法人カードです。
- 追加カードの発行枚数が2枚以上を予定している経営者の方
- ~20名程度の中小企業の方
- 接待、会食の機会が多い経営者の方
には、おすすめの法人カードと言えます。

筆者も、2名の社員に追加カードを発行して、使ってもらっています。
コスト負担は、筆者自身の親カード分だけで、社員はダイナースカードを使いこなし、自分で旅行に行く際にも、空港ラウンジなどを使って、満足しているようです。
「社員のモチベーションアップのために費用負担のない追加カードを持たせる」というのも、賢い選択肢だと考えます。この方法に、追加カード年会費無料のダイナースクラブビジネスカードは、最適な法人カードなのです。












「ダイナースクラブビジネスカードの審査はどうなっているの?」
「ダイナースクラブビジネスカードを実際に使った良い点を教えてください。」
「ダイナースクラブビジネスカードを実際に使った悪い点を教えてください。」