企業(法人)がプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンをするときにおすすめのギフト券・プリペイドカード

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「会社でプレゼントキャンペーンをやることになったんだけど、プレゼントするギフト券って何がいいでしょうか?」
「顧客に喜んでもらえるギフト券を教えてください。」
「プレゼントキャンペーンでプレゼントするギフト券・プリペイドカードの選び方は?」

企業がプレゼントキャンペーンをやる時には、商品そのものをプレゼントするケースもありますが、多くはもらった顧客が自由に使えるギフト券やプリペイドカードをプレゼントするケースが多いようです。今回は、企業がプレゼントキャンペーンをするときにおすすめのギフト券・プリペイドカードを紹介します。

企業がプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンのをするときに考えるべき事

企業がプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンをするときに考えるべき事は

決まっている予算の中で、もっとも売上(購買・申込)を最大化するキャンペーンは何か?

という点に集約されます。

「予算を抑えながら、売上を最大化すること」が、販促のミッションですから、当然なのですが

「売上の最大化」と一言でいっても

  • キャンペーンで直接的に売上を伸ばす方法
  • キャンペーンで認知・ブランディングを強化して売上を伸ばす方法
  • キャンペーンでSNSのシェアを伸ばして売上を伸ばす方法
  • キャンペーンの商品を魅力的なものにして、購買で参加できるクローズドキャンペーンを展開する方法

様々な販促方法が存在します。

今回は

購買、申込、SNSシェアなどのアクションを起こしたら、ギフト券・プリペイドカードがもらえるシンプルなキャンペーン

を想定して、おすすめのギフト券・プリペイドカードを紹介します。

プレゼントキャンペーン・販促キャンペーンで使えるギフト券・プリペイドカードの種類

プレゼントキャンペーン・販促キャンペーンで使えるギフト券・プリペイドカードの種類には

  • ポイント
  • 電子マネー
  • ギフト券
  • プリペイドカード

があります。

ポイント

特定の店舗やウェブサイトで使えるポイントのこと

例えば

  • LINEポイント:LINEのポイント
  • 楽天スーパーポイント:共通ポイント
  • Tポイント:共通ポイント
  • Pontaポイント:共通ポイント
  • dポイント:共通ポイント
  • Vポイント:三井住友カードのポイント
  • OkiDokiポイント:JCBのポイント

など、ポイントの発行会社が行うキャンペーンで使われることが多いものです。

メリット

自社商品、自社サービスにのみ使えるポイントを付与すれば、将来的に自社商品の購買につながるため、よく利用されるものです。

デメリット

ポイントは、一部のポイントを除いて、ポイント発行会社やポイントの加盟店でないと「ポイントを仕入れて、プレゼントキャンペーン・販促キャンペーンに使う」ということができません。

ポイント発行会社以外では、あまりプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンには使われないものです。

電子マネー

企業により提供されるお金と同等の価値を持った電子化された支払手段の一種

例えば

  • 楽天Edy:楽天の電子マネー
  • nanaco:セブン-イレブンの電子マネー
  • WAON:イオンの電子マネー
  • Suica:JRの電子マネー

などがあります。

メリット

自社商品、自社サービスにのみ使える電子マネーを付与すれば、将来的に自社商品の購買につながるため、よく利用されるものです。

デメリット

電子マネーは、電子マネーに対応した端末(おサイフケータイ、ICカード)がなければ、利用できないため、電子マネーの発行会社以外では、あまりプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンには使われないものです。

電子マネー発行会社以外では、あまりプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンには使われないものです。

ギフト券

特定の店舗やウェブサイトで使える金銭的な価値のある商品券のこと

例えば

  • Amazonギフト券
  • 三井住友カードVJAギフトカード
  • JCBギフトカード
  • UCギフトカード
  • App Store & iTunesギフトカード
  • Google Playギフトカード
  • 百貨店共通商品券
  • QUOカード

などがあります。

メリット

「ギフト券」という名前からもわかる通りで、贈答することを前提に作られたものですので、企業がプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンをするときに採用しやすいものとなっています。

普通に、会社でギフト券を購入して、プレゼントキャンペーンに使うこともできますし、ギフトカードであれば、制作費を支払えれば、カード券面を自社商品や自社サービスにデザインすることも可能です。認知やブランディング効果を持たせることができるメリットがあります。

デメリット

使えるお店が制限されている点です。

  • Amazonギフト券 → Amazon.co.jpのみで利用可能
  • App Store & iTunesギフトカード → App Store & iTunesのみで利用可能
  • Google Playギフトカード → Google Playのみで利用可能
  • 三井住友カードVJAギフトカード → 全国のVJAギフトカード取扱店(デパート、大手スーパー、ショッピングセンター、専門店、レストラン、ホテルなど)で利用可能
  • QUOカード → QUOカード加盟店で利用可能

使えるお店が制限されてしまうため、

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「いつか使おうと思っていたけど、いざというときに見つからない。」
「ギフト券があったはずだけど、お財布に入れておくとかさばる。」

ということが起こってしまうのです。

最近では、このようなデメリットがないAmazonギフト券が人気が高いです。

また、一般的に販売価格が、利用可能額面よりも、高く設定されます。(手数料が発生する)

プリペイドカード

VisaやMastercard、JCBなど、国際ブランドが付いた事前支払(プリペイド)型のカードのこと

例えば

  • Vプリカギフト:Visaブランドのプリペイドカード
  • JCBプレモカード:JCBブランドのプリペイドカード
  • au PAY プリペイドカード:Mastercardブランドのプリペイドカード
  • ソフトバンクカード:Visaブランドのプリペイドカード
メリット

VisaやMastercard、JCBの加盟店で使える事前支払(プリペイド)型のカードです。

  • はじめから、一定額がチャージされていて、それを購入する形式(プレゼントキャンペーン、販促に使える)
  • 自分でアプリやATMからチャージする形式

があります。

VisaやMastercard、JCBの加盟店で使えるということは、クレジットカード払いに対応している店舗であれば、使えるので、使い道が幅広いメリットがあります。

残高は、アプリやウェブサイトのマイページで管理することができます。EメールやSNSで送付可能なデジタルギフトもあります。

デメリット

一般的に販売価格が、利用可能額面よりも、高く設定されます。(手数料が発生する)

プレゼントキャンペーン・販促キャンペーンでギフト券・プリペイドカードを選ぶポイント

ポイントその1.使える加盟店が多いギフト券・プリペイドカードがおすすめ

プレゼントを受け取る顧客、見込み顧客、ユーザーから見れば、使える加盟店が多ければ多いほど、使い勝手の良いプレゼントとして評価されます。

Q.キャンペーンでギフト券をもらえるとしたら、どこで使えるギフト券が良いですか?(n=534)

Chart by Visualizer
もらってうれしいポイント 回答数 回答割合
使える店舗が多い 418 78.3
ネット店舗で使える 295 55.2
有効期限が長い 233 43.6
リアル店舗で使える 220 41.2
残高が余っても、残高合算などで無駄なく使える 182 34.1
アカウント登録が不要 125 23.4
メールやSNSで受け取るバーチャルなギフトカード(コード) 84 15.7
店舗や郵送で受け取るリアルなギフトカード 39 7.3
一番多いのが「使える店舗が多い」78.3%
Chart by Visualizer
キャンペーンでもらいたいギフト券 回答数 回答割合
Visa加盟店で使える(全世界5000万店舗以上) 368 68.9
特定の店舗・サイトでのみ使える 87 16.3
特定のショッピングモールのみで使える 41 7.7
特定のQR決済の残高に充当 38 7.1
一番多いのが「Visa加盟店で使える(全世界5000万店舗以上)」68.9%

出典:プリペイドカード・ギフト券の利用経験がある方へのアンケート調査

アンケート調査からもわかる通りで

使える店舗が多いプリペイドカード・ギフト券をもらう顧客、見込み顧客、ユーザーは、望んでいる

ということです。

使える店舗が多い = Visa加盟店で使えるプリペイドカード

ということになります。

ポイントその2.額面 = 企業(法人)の仕入れ額になるギフト券・プリペイドカードがおすすめ

基本的には、ギフト券も、プリペイドカードも、

額面 < 企業(法人)の仕入れ額

になることが多いです。

これは、ギフト券・プリペイドカードの発行会社の手数料が発生するからです。

QUOカードPay(法人)

QUOカードPay発行手数料 = 発行にかかる手数料ご利用料金 × 6.0%

JCBプレモカード

販売価格800円:(発行時利用可能額 500円)
販売価格1300円:(発行時利用可能額 1000円)
販売価格3300円:(発行時利用可能額 3000円)
販売価格5300円:(発行時利用可能額 5000円)
販売価格10300円:(発行時利用可能額 10000円)
販売価格20300円:(発行時利用可能額 20000円)

手数料が発生する = プレゼントを受け取った方が利用できる額面が減る

ことを意味します。

決まった予算の中で、販促効果を少しでも高めるためには

額面 = 企業(法人)の仕入れ額 = 手数料無料

で企業(法人)が利用できるプリペイドカード・ギフト券を選ぶべきです。

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予算は変わらないのですから、手数料がない方が

  • 1人あたりのプレゼント額を高額にできる
  • 多くの人数にプレゼントができる

のです。

額面 = 企業(法人)の仕入れ額で企業(法人)が利用できるプリペイドカード・ギフト券

  • Vプリカギフト
  • Amazonギフト券

ポイントその3.メールやSNSで送付できるデジタルギフト券・デジタルプリペイドカードがおすすめ

リアルなギフト券やプリペイドカードの場合

  • 郵送コスト
  • 梱包・郵送作業の人件費

が発生します。

ギフト券やプリペイドカードの発行会社は、「メールやSNSで送付できるデジタルギフト券・デジタルプリペイドカード」を提供しているケースがあります。

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コストを抑えることができれば、それだけ

  • 1人あたりのプレゼント額を高額にできる
  • 多くの人数にプレゼントができる

のです。

これだけキャッシュレス決済が進んだ今は、ギフト券やプリペイドカードの現物は不要なのです。

Q..キャンペーンでギフト券をもらえるとしたら、ギフト券のタイプはどちらが良いですか?(n=534)

Chart by Visualizer
キャンペーンでもらいたいギフト券 回答数 回答割合
店舗や郵送で受け取るリアルなギフトカード 255 47.8
メールやSNSで受け取るバーチャルなギフトカード(コード) 279 52.2

出典:プリペイドカード・ギフト券の利用経験がある方へのアンケート調査

アンケートは、ややバーチャルなギフトカードが多くなっています。

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シニア向けの商品やサービスでなければ、バーチャルなギフトカードの方がおすすめです。

企業(法人)がプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンをするときにおすすめのギフト券・プリペイドカード

1位.法人Vプリカギフト

プレゼントキャンペーン・販促キャンペーンでおすすめするポイント

比較項目 内容 評価
加盟店の多さ Visa加盟店で使える(インターネット店舗のみ)
手数料 無料(額面 = 企業(法人)の仕入れ額)
デジタルギフト あり

2位.Amazonギフト券

プレゼントキャンペーン・販促キャンペーンでおすすめするポイント

比較項目 内容 評価
加盟店の多さ Amazon.co.jpで使える(インターネット店舗のみ)
手数料 無料(額面 = 企業(法人)の仕入れ額)
デジタルギフト あり

3位.QUOカードPay

プレゼントキャンペーン・販促キャンペーンでおすすめするポイント

比較項目 内容 評価
加盟店の多さ QUOカード加盟店で使える(リアル店舗のみ)
手数料 6.0%
デジタルギフト あり

まとめ

企業(法人)がプレゼントキャンペーン・販促キャンペーンをするときにギフト券・プリペイドカードを比較するポイントは

  • ポイントその1.使える加盟店が多いギフト券・プリペイドカードがおすすめ
  • ポイントその2.額面 = 企業(法人)の仕入れ額になるギフト券・プリペイドカードがおすすめ
  • ポイントその3.メールやSNSで送付できるデジタルギフト券・デジタルプリペイドカードがおすすめ

です。

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手数料や配送コストなど、できるだけ予算を抑えることで、もらう人の数や金額を上げることで、もらう人のメリットを最大化し、販促効果を最大化することが重要と考えます。

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