【実際に使った法人カードレビュー】ダイナースクラブビジネスカードを実際に利用して評価。限度額、発行日数、審査、利用したメリットデメリット・口コミ評判

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「ダイナースクラブビジネスカードの限度額はどうなっているの?」
「ダイナースクラブビジネスカードの審査はどうなっているの?」
「ダイナースクラブビジネスカードを実際に使った良い点を教えてください。」
「ダイナースクラブビジネスカードを実際に使った悪い点を教えてください。」

実際に法人カード「ダイナースクラブビジネスカード」を使った人の意見や口コミ・評価、レビューを知りたいという方は少なくないはずです。

今回は、筆者が保有している法人カード「ダイナースクラブビジネスカード」の実際利用した結果のレビューです。実際に使ってみなければ気付くことのできないメリットデメリットやお得な使い方、実際の限度額、発行までに日数、審査、おすすめポイントなどをレビューします。

ダイナースクラブビジネスカードの利用状況

発行した経緯

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筆者の経営する会社は

正社員2名 + 外部スタッフ2名 + 筆者(経営者)1名

の5名体制の会社です。

小さい会社なのですが、IT系の会社ですので

社員が

  • クラウドソーシング
  • google広告
  • facebook広告
  • 弥生会計
  • 業務管理ツール
  • アンケートツール(ジャストシステム)
  • リリース配信(PRTIMES)

などの支払いをするケースも少なくありません。

出張などの機会は多くありませんが、とくに筆者自身が社内にいないこともあるため、社員には少なくとも、法人カードを持たせておきたいと考えました。

一般カードレベルの法人カードでも良かったのですが、零細企業であるため、福利厚生なども整っていないため、法人カードぐらいは少しグレードの高いもので、優待利用などを使ってもらえたらと思って、探していた法人カードが「ダイナースクラブビジネスカード」です。

ダイナースクラブビジネスカードは、追加カードの年会費が無料の法人カードです。

当然、ステイタス性も高く、追加カード保有者も、旅行傷害保険も自動付帯で、海外・国内の空港ラウンジも無料で利用できます。

発行時のカードスペック

発行済法人カード申込日時発行日時発行までの期間発行期間備考ショッピング総利用枠キャッシング総利用枠審査
ダイナースクラブビジネスカード
ダイナースクラブビジネスカード
2019年8月21日2019年9月4日14日-100万円0万円1回目審査通過
国際ブランドDiners
初年度年会費(税込)27,500円
2年目~年会費(税込)27,500円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.40%
ポイント還元率/上限0.80%
ポイント倍増方法●ポイントアップ加盟店
ホテル:2倍
レストラン:2倍
ショップ:2倍
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ダイナースクラブビジネスカードの発行時点のレビュー

発行スピード

申込日:2019年8月21日
入会日:2019年8月28日
カード受取日:2019年9月4日
申込からカード受取までの期間:14日

考察

ダイナースクラブビジネスカードは、14日間約2週間で申込から発行までいたりました。

法人カードの中では、申込から2週間で発行に至るというのは、発行スピードの早い法人カードと言っていいでしょう。

限度額

ショッピング限度額:100万円
キャッシング限度額:0円
リボ払い 実質年率:15.0%
キャッシング 実質年率:-

考察

ショッピング限度額が100万円というのは、法人カードの初期設定の限度額としては、高額な部類に入る限度額設定です。

筆者の用途である、インターネット広告の場合には、若干不足してしまうのですが、他の法人カードもあるので、十分に活用できるレベルと言えます。

審査

審査は、これまでに二回ほど、審査落ちしています。理由は不明ですが、三回目の正直で審査に通っています。

考察

外資系カードの審査は、それほど厳しくないはずですが、筆者の場合は2回審査に落ちています。

筆者の属性としては

  • 会社経営者
  • 年収:2500万円
  • 勤続年数:6年

ですので、それほど悪くないはずなのですが・・・

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理由を推察すると、筆者の場合は、個人カード、法人カードを合わせて50枚以上保有しているため

  • カード保有枚数が多すぎる
  • カードの枠(ショッピング枠・キャッシュバック枠)の合計額が多すぎる

ことが審査に通らない理由だと考えています。

今回は、審査基準が変わったのか、3回目の正直で審査に通る結果となりました。審査に落ちた方も、時間をおいて、申込直してみると、審査に通る可能性が出てきます。

ダイナースクラブビジネスカードの実際に使ったからわかるメリット

メリットその1.追加カード無料

ダイナースクラブビジネスカード単体で見た場合には

  • 経営者1人が利用 → 年会費:29,700円(税込)

ですので、年会費は高めの設定となっていますが

ダイナースクラブビジネスカードの追加カードの年会費:無料

ですので

  • 経営者1人+社員1名 → 年会費:29,700円(税込) 一人あたりコスト:13,550円(税込)
  • 経営者1人+社員2名 → 年会費:29,700円(税込) 一人あたりコスト:9,900円(税込)
  • 経営者1人+社員3名 → 年会費:29,700円(税込) 一人あたりコスト:7,425円(税込)
  • 経営者1人+社員4名 → 年会費:29,700円(税込) 一人あたりコスト:5,440円(税込)
  • 経営者1人+社員5名 → 年会費:29,700円(税込) 一人あたりコスト:4,550円(税込)
  • 経営者1人+社員9名 → 年会費:29,700円(税込) 一人あたりコスト:2,970円(税込)
追加カード発行枚数が増えれば増えるほど、一人当たりのコストは下がります。

追加カードの発行枚数の上限は、ウェブサイトに明記されていないため、基本的には上限なしで発行できます。

ただし、現実的には、ショッピング限度額は、親カードと子カード共有ですので、合わせて5枚~6枚程度が適正の枚数と言えます。

一人あたりの年会費5,500円(税込)前後で、ステイタスカードである「ダイナースクラブビジネスカード」を持てる大きなメリットがあるのです。
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法人カードの追加カードを社員に発行したい会社で、追加カードの枚数が5枚以内に収まる会社であれば、ダイナースクラブビジネスカードは、コストパフォーマンスが高いお得な法人カードとなります。

追加カードは本会員と同等のサービスが利用できるので

  • 海外旅行傷害保険
  • 国内旅行傷害保険
  • 海外空港ラウンジ
  • 国内空港ラウンジ

なども、追加カード保有者は利用できるのです。

メリットその2.ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジが使える

ダイナースクラブ ビジネス・ラウンジとは
ダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロンが、ダイナースクラブビジネス会員は、無料で利用できるサービスのこと

を言います。

ラグジュアリーな空間というわけではありませんが・・・

  • 待ち時間に使える
  • 打ち合わせに使える
  • ダイヤモンド社のビジネス書籍を無料で読める
  • ウォーターサーバーがある

ため、銀座という一等地で時間をつぶすにはうってつけの場所と言えるでしょう。

とくに地方の会社の経営者の場合、東京に出張に来る機会は少なくないはずです。

  • 時間的に余裕がある場合に、時間をつぶして、仕事に集中できる
  • カフェなどのオープンスペースよりは、打ち合わせがしやすい

メリットがあります。

メリットその3.レストラン優待「エグゼクティブ ダイニング」がお得

法人カードのおすすめのサービスの中に

2名様以上の利用で1名様分のコース料理が無料

というサービスがあります。

ダイナースにも、同様のサービス「エグゼクティブ ダイニング」があるのですが

  • 高級なレストランが多い(コース料理の金額も高く、無料になるお得度も大きい)
  • 6名以上の利用で2名様分無料というサービスもある

という点が、他の法人カードよりも、お得な点です。

6名以上の会食であれば、2名分安くなるので、高級なお店であっても、十分に34%OFFと変わりません。また、高級なレストランも多いので、接待や会食でも、恥ずかしくないお店がお得に利用できるのです。

ダイナースクラブビジネスカードの実際に使ったからわかるデメリット

デメリットその1.コンシェルジュデスクがない

ダイナースクラブビジネスカードは、ダイナースクラブというステイタス性からすると

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「当然、ダイナースなんだから、コンシェルジュデスクはあるでしょ?」

と思ってしまう方も多いかと思いますが、コンシェルジュデスクはありません。

カード裏面に記載されているのは

  • コールセンター番号
  • 海外からのコールセンター番号

のみなのです。

ダイナースクラブビジネスカードのデメリットは、コンシェルジュデスクがないため、レストラン手配、ホテル手配、交通手段手配、ツアー手配、お土産手配などをコンシェルジュデスクに依頼することはできないのです。

ただし、コンシェルジュデスクがない分、ダイナースクラブでは

  • グルメ手配 → リザベーションデスク
  • イベント手配 → イベントデスク
  • ゴルフ手配 → ゴルフデスク
  • 旅行手配 → トラベルデスク

が用意されています。

とはいえ、コンシェルジュデスク1人に出張関連の手配を丸投げするような使い方はできないので、若干不便さを感じます。

デメリットその2.ポイント還元率が低い

ダイナースクラブビジネスカードの場合

100円 → 1ポイント

  • キャッシュバック →  1ポイント = 0.3円分 キャッシュバック率:0.3%
  • Tポイント移行 → 1ポイント = 0.4円分 ポイント還元率:0.4%
  • 楽天ポイント → 1ポイント = 0.4円分 ポイント還元率:0.4%

年間参加料:6,600円(税込)のダイナースグローバルマイレージ加入

  • ANAマイル → 1ポイント = 1マイル分 マイル還元率:1.0%

ですから、ポイント還元率はかなり低い法人カードです。

ダイナースグローバルマイレージに加入すればマイル還元率1.0%になるものの、年間6,600円(税込)も追加でコストが発生するので、現実的ではありません。

ポイントなどのお得さは、かなり低い法人カードと言えます。

デメリットその3.審査が厳しい

外資系カードは、アメックスの法人カードのように「審査が甘い(年会費が高額な分、審査は甘く、発行後の限度額が抑えられる仕組み)」ものが多いのですが

ダイナースクラブビジネスカードは、筆者が実際に2回審査に落ちているように審査は厳しい傾向があります。その代わり、アメックスなどでは初回の限度額設定が30万、50万と低額に抑えられるのですが、ダイナースの場合は、比較的高額な限度額が設定されています。

ダイナースクラブビジネスカードは、審査は厳し目の設定と推察されます。

ダイナースクラブビジネスカードを実際に利用した評価

評価基準評価
発行スピード[star rating="3.5"]
審査の通りやすさ[star rating="3"]
限度額の高さ[star rating="4.5"]
管理画面・明細[star rating="4"]
ポイント・マイルのお得さ[star rating="2"]
年会費の安さ[star rating="3.5"]
サポート・コンシェルジェの対応[star rating="2.5"]
ステイタス性[star rating="4"]
海外出張・海外旅行・ホテル優待[star rating="4"]
レストラン優待[star rating="4.5"]
国際ブランドDiners
初年度年会費(税込)27,500円
2年目~年会費(税込)27,500円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.40%
ポイント還元率/上限0.80%
ポイント倍増方法●ポイントアップ加盟店
ホテル:2倍
レストラン:2倍
ショップ:2倍
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考察

ダイナースクラブビジネスカードの最大のメリットは

追加カードが年会費永年無料で発行できる

点です。

だからこそ、ステイタスカードでありながらも

追加カードの枚数が増えるにつれて、1枚あたりのコスト負担は軽くなります。

追加カードを5枚発行するのであれば、1枚あたりのコストは5,000円程度にまで抑えられます。

それだけコストが抑えられても

  • 手厚い旅行傷害保険
  • 国内空港ラウンジ無料
  • 海外空港ラウンジ無料
  • 銀座のビジネスラウンジ無料
  • ビジネス優待
  • レストラン優待(2名様以上のコース料理で1名様無料、6名様以上のコース料理で2名様無料)
  • 特別イベント

と、高品質な特典があるため、

追加カードの発行枚数が増えると、コストパフォーマンスに優れた法人カードになる

という特徴があるのです。

とくに2名様以上のコース料理で1名様無料、6名様以上のコース料理で2名様無料のレストラン優待を使えば、すぐに年会費の元が取れる法人カードです。

  • 追加カードの発行枚数が2枚以上を予定している経営者の方
  • ~20名程度の中小企業の方
  • 接待、会食の機会が多い経営者の方

には、おすすめの法人カードと言えます。

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筆者も、2名の社員に追加カードを発行して、使ってもらっています。

コスト負担は、筆者自身の親カード分だけで、社員はダイナースカードを使いこなし、自分で旅行に行く際にも、空港ラウンジなどを使って、満足しているようです。

「社員のモチベーションアップのために費用負担のない追加カードを持たせる」というのも、賢い選択肢だと考えます。この方法に、追加カード年会費無料のダイナースクラブビジネスカードは、最適な法人カードなのです。

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