【2024年版】コーポレートカード所有の経営者が「絶対に」おすすめしたいコーポレートカードTOP5

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「おすすめのコーポレートカードってどれですか?」
「コーポレートカードと法人カードの違いを教えてください。」

コーポレートカードを検討している方におすすめのコーポレートカードはどれでしょうか。今回は、コーポレートカード所有の経営者が「絶対に」おすすめしたいコーポレートカードをランキング形式で紹介します。

そもそも、コーポレートカードとは?

コーポレートカードとは

ビジネス(事業)に使う経費を支払うための決済用クレジットカードのこと。法人口座(個人事業主:事業性口座)から引き落とされるクレジットカードです。

法人カードとは、何が違うの?

法人カードも、ビジネスカードも、コーポレートも、同じように

ビジネス(事業)に使う経費を支払うための決済用クレジットカードのこと

を意味しています。

とくに明確な定義があるわけではありませんが、各クレジットカード会社の「命名」傾向を見ると

という使い分けになっています。

三井住友Visaカードの場合
  • 個人事業者向け → 三井住友ビジネスカードfor Owners
  • 中小企業向け → 三井住友ビジネスカード
  • 大企業向け → 三井住友コーポレートカード(三井住友パーチェシングカード)
ダイナースカードの場合
  • 個人事業主向け → 個人カードに追加する「ビジネス・アカウントカード」
  • 中小企業向け → ダイナースクラブ ビジネスカード
  • 大企業向け → ダイナースクラブ コーポレートカード

という住み分けになっていることがわかります。

コーポレートカードの特徴

  • コーポレートカード:20名超の大企業向けの経費精算用クレジットカード

ですから

  • ビジネスカード:個人事業主、20名以下の中小企業向けの経費精算用クレジットカード

にはない特徴を持っています。

特徴その1.追加カードごとに利用限度額(利用枠)の設定ができる

ビジネスカードの場合は

親カードの利用限度額 = 追加カードの利用限度額

です。

もし仮に、営業部長に追加カードとして発行しているビジネスカードで、親カードの限度額300万円の利用があった場合には、社長が持っている親カードの限度額もいっぱいになってしまうために、社長はビジネスカードでの追加の利用ができなくなってしまいます。

コーポレートカードの場合は

親カードの利用限度額 ≠ 追加カードの利用限度額
追加カードの利用限度額は、親カードの利用限度額の範囲内で自由に設定できる

仕組みとなっています。

  • 社長:親カードの利用限度額 1,000万円
  • 副社長:追加カードの利用限度額:300万円
  • 営業部長:追加カードの利用限度額:200万円
  • 経理担当者:追加カードの利用限度額:100万円

というように自由に設定できるため、仮に営業部長が追加カードの利用限度額を全部使いきってしまったとしても、

  • 社長:親カードの利用限度額 1,000万円 → 残りの枠:800万円
  • 営業部長:追加カードの利用限度額:200万円 → 200万円使用、残りの枠:0円

と、社長の枠はまだ余裕がある状態になるのです。

コーポレートには

部署や役職に応じて、親カードの利用限度額の範囲内で個別に利用限度額の設定ができる

特徴があります。

特徴その2.マンスリークリア方式

一般的な月末締め、翌月末引き落としの限度額100万円のビジネスカードの場合

  1. 1月1日:100万円利用(残りの枠:0円)
  2. 1月31日:100万円の利用が確定(残りの枠:0円)
  3. 2月28日:登録口座から100万円が引き落とされる(残りの枠:100万円)

となるため

引き落としされてはじめて、ビジネスカードの利用枠が元に戻る仕組み

となっています。

この場合、利用限度額が100万円であっても、引き落としまでの約2カ月で100万円を計画的に使う必要があり、実際には、毎月利用限度額の半分である50万円程度しか利用できないことになってしまうのです。

万が一、使い過ぎてしまったら、引き落としまでの間、枠がクリアされないためビジネスカードは利用できなくなってしまいます。

コーポレートカードでは、そうならないために「マンスリークリア方式」を採用しているカードが少なくありません。

マンスリークリア方式とは

毎月締め日に利用限度額が元に戻る仕組みのこと

を言います。

引き落としされる前に、利用限度額が回復するため、コーポレートカードの限度額がめいいっぱいその月に使えることになります。

ビジネスカードと比較すると、「マンスリークリア方式」を採用しているコーポレートカードは、利用限度額を活用しやすい仕組みが整っているのです。

特徴その3.請求書支払い

一般的なビジネスカードの場合、支払い方法は

  • 口座振替(銀行口座からの自動引き落とし)

しか選択できません。

コーポレートカードの場合は

  • 口座振替(銀行口座からの自動引き落とし)
  • 銀行振込(請求書による請求)

が可能になるのです。

例:三井住友コーポレートカード

請求書による請求であれば、他の請求書の処理を同じように処理できるため、経費精算作業に無駄がなく、支払いサイトも合わせられるため、大企業にとっては非常に有効な支払い方法になるのです。

コーポレートカードは、大企業が利用するメリットを重視して設計されているため、「お得」よりも、「大企業の使い勝手」を重視したた法人カードとなっています。

コーポレートカードを選ぶ基準

ポイントその1.コーポレートカードの支払い機能

前述した

  • マンスリークリア方式
  • 追加カードの利用限度額設定
  • 請求書による銀行振込対応

は、組織が大きい企業にとっては非常に有効なコーポレートカードの機能と言えます。

これらの機能があるコーポレートカードがおすすめです。

ポイントその2.年会費の安さ

コーポレートカードとは言え、年会費負担は考慮すべきコストです。

コーポレートカードの場合は

  • 親カードの年会費:有料、追加カードの年会費:有料
  • 親カードの年会費:有料(高額)、追加カードの年会費:無料

という2つのパターンがあり、親カードの年会費が高額に設定されている分、追加カードは無料で発行できるコーポレートカードもあります。

つまり、

  • 追加カードの発行枚数が少ない企業 → 親カードの年会費:有料、追加カードの年会費:有料のコーポレートカードがお得追
  • 加カードの発行枚数が多い企業 → 親カードの年会費:有料(高額)、追加カードの年会費:無料のコーポレートカードがお得

となるのです。

発行する追加カードの枚数を考慮して、コスト負担が安くなるコーポレートカードがおすすめです。

ポイントその3.限度額の大きさ

コーポレートカードは、大企業で利用することが多いため

  • 社長
  • 役員
  • 部長クラス
  • 経理部署
  • 総務部署
  • 人事部署

など、多くの追加カードを発行することが多いのです。

多くの方が追加カードを利用するため、当然利用限度額が大きくなければ、すぐに枠がなくなってしまいます。

利用限度額の大きいコーポレートカードがおすすめです。

ポイントその4.審査の甘さ

コーポレートカードは、大企業が利用する法人カードが前提であり

  • マンスリークリア方式
  • 追加カードの利用限度額個別設定
  • 請求書による銀行振込対応

という「信用」を前提にした機能が追加されています。

  • 引き落としの前に利用限度額がクリアされる「マンスリークリア方式」
  • 口座振替ではなく、請求書による信用払いである「請求書支払い」

などは、社会的信用がある企業であることが前提のサービスなのです。

当然、ビジネスカードと比較すれば、コーポレートカードの方が審査が厳しく設定されているのです。

コーポレートカードで審査が通らないようであれば、審査の甘いコーポレートカードを検討する必要があるのです。また、コーポレートカードが難しければ、ビジネスカードも検討すべきなのです。
ポイントその5.付帯サービス

経営陣や主要な業務で

  • 出張が多い企業 → 空港ラウンジ、ホテル優待、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険が手厚いコーポレートカード
  • 接待が多い企業 → レストラン優待がが手厚い、ステイタス性の高いコーポレートカード
  • 設備や備品の購入が多い企業 → ショッピング保険が手厚いコーポレートカード
  • 資金繰りが厳しい企業 → 融資サービスがある、利用限度額が大きいコーポレートカード

がおすすめです。

コーポレートカードといっても、業態や使い方によっては、付帯サービスも含めて検討する必要があります。

コーポレートカードおすすめランキング

三井住友コーポレートカード/クラシック(一般)カード

ランキング1位
カード名三井住友コーポレートカード/クラシック(一般)カード
種類一般カード
親カード初年度年会費(税込)1,375円
親カード次年度年会費(税込)1,375円
追加カード初年度年会費(税込)1,375円
追加カード次年度年会費(税込)1,375円
年会費備考上限33,000円(税込)
追加カード発行枚数無制限
限度額-
マンスリークリア方式
利用限度額個別設定
請求書による銀行振込対応
レポート会社全体、部事業所別、カード別の3種類の請求書・利用明細

三井住友コーポレートカード/ゴールドカード

ランキング2位
カード名三井住友コーポレートカード/ゴールドカード
種類ゴールドカード
親カード初年度年会費(税込)11,000円
親カード次年度年会費(税込)11,000円
追加カード初年度年会費(税込)2,200円
追加カード次年度年会費(税込)2,200円
年会費備考上限33,000円(税込)
追加カード発行枚数無制限
限度額-
マンスリークリア方式
利用限度額個別設定
請求書による銀行振込対応
レポート会社全体、部事業所別、カード別の3種類の請求書・利用明細

オリコビジネスカードGold(ゴールド)

ランキング3位
カード名オリコビジネスカードGold(ゴールド)
種類ゴールドカード
親カード初年度年会費(税込)0円
親カード次年度年会費(税込)2,200円
追加カード初年度年会費(税込)0円
追加カード次年度年会費(税込)2,200円
年会費備考-
追加カード発行枚数最大20枚
限度額10万円~1,000万円
マンスリークリア方式-
利用限度額個別設定
請求書による銀行振込対応-
レポート会社全体、部事業所別、カード別の3種類の請求書・利用明細

JCBコーポレートカード

ランキング4位
カード名JCBコーポレートカード
種類一般カード
親カード初年度年会費(税込)33,000円
親カード次年度年会費(税込)33,000円
追加カード初年度年会費(税込)0円
追加カード次年度年会費(税込)0円
年会費備考-
追加カード発行枚数無制限
限度額-
マンスリークリア方式-
利用限度額個別設定
請求書による銀行振込対応
レポート部署別・個人ごとのカードご利用情報

アメリカン・エキスプレス・コーポレート・カード

ランキング5位
カード名アメリカン・エキスプレス・コーポレート・カード
種類一般カード
親カード初年度年会費(税込)個別問い合わせ
親カード次年度年会費(税込)個別問い合わせ
追加カード初年度年会費(税込)個別問い合わせ
追加カード次年度年会費(税込)個別問い合わせ
年会費備考-
追加カード発行枚数無制限
限度額-
マンスリークリア方式-
利用限度額個別設定
請求書による銀行振込対応-
レポートオンライン・データベース「@ Work」

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・コーポレート・カード

ランキング6位
カード名アメリカン・エキスプレス・ゴールド・コーポレート・カード
種類ゴールドカード
親カード初年度年会費(税込)個別問い合わせ
親カード次年度年会費(税込)個別問い合わせ
追加カード初年度年会費(税込)個別問い合わせ
追加カード次年度年会費(税込)個別問い合わせ
年会費備考-
追加カード発行枚数無制限
限度額-
マンスリークリア方式-
利用限度額個別設定
請求書による銀行振込対応-
レポートオンライン・データベース「@ Work」

ダイナースクラブ コーポレートカード

ランキング7位
カード名ダイナースクラブ コーポレートカード
種類一般カード
親カード初年度年会費(税込)13,200円
親カード次年度年会費(税込)13,200円
追加カード初年度年会費(税込)13,200円
追加カード次年度年会費(税込)13,200円
年会費備考-
追加カード発行枚数無制限
限度額-
マンスリークリア方式-
利用限度額個別設定-
請求書による銀行振込対応-
レポート「ご利用代金明細」および「ご利用代金集計表」

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ANAダイナースコーポレートカード

ランキング8位
カード名ANAダイナースコーポレートカード
種類一般カード
親カード初年度年会費(税込)22,000円
親カード次年度年会費(税込)22,000円
追加カード初年度年会費(税込)22,000円
追加カード次年度年会費(税込)22,000円
年会費備考-
追加カード発行枚数無制限
限度額-
マンスリークリア方式-
利用限度額個別設定-
請求書による銀行振込対応-
レポート「ご利用代金明細」および「ご利用代金集計表」

ダイナースクラブ コーポレートカードはこちら

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