【注意】法人ガソリンカードを作る必要はない!「契約価格」は大きな損。ガソリン代を安くするなら個人向けのガソリンカードがおすすめ

man
「法人ガソリンカードの契約価格って何?」
「法人ガソリンカードの契約価格っていくらなの?」
「契約価格の法人ガソリンカードは、持っておいた方がお得なの?」
・・・

よくわからないという方の多い法人ガソリンカードの契約価格ですが、今回は、法人ガソリンカードの契約価格と、個人向けのガソリンカードの違い、お得に利用する方法について解説します。

法人ガソリンカードは契約価格がほとんど

法人ガソリンカードは契約価格がほとんど

法人ガソリンカードのウェブサイトを見てみると

ENEOSの法人ガソリンカード/ENEOS BUSINESS
ENEOSの法人ガソリンカード/ENEOS BUSINESS

ガソリン(ENEOSハイオクガソリン・レギュラー)・軽油は、ご入会されたSSを運営するカード発券店と取り決めた契約価格で、全国のENEOSサービスステーションにてご利用になれます。

出光の法人ガソリンカード/出光Bizカード ワン
出光の法人ガソリンカード/出光Bizカード ワン

燃料油(ガソリン・軽油・灯油)は、発行販売店との契約価格で給油できます

と、そのほとんどが

「契約価格」

を採用しているのです。

では、「契約価格」とは一体、どんなものなのでしょうか?

「契約価格」とは

「契約価格」とは

「契約価格」とは

法人ガソリンカードに入会したSS(ガソリンスタンド)と価格交渉をして、設定する価格のこと。全国どのSS(ガソリンスタンド)で使っても、同じ契約価格が採用される。※高速道路のSS(ガソリンスタンド)は対象外

という特徴を持つ価格設定です。

man
「法人ガソリンカードに入会したSS(ガソリンスタンド)と価格交渉するの?ガソリン代って変動するけど、その場合はどうするの?」
teacher

はい。SS(ガソリンスタンド)と契約時に価格を取り決めるのです。価格交渉ですので、値下げの希望なども提案できます。
※実績や大きな利用料が見込めない場合は、希望は通らないことが多いです。

契約価格は「年間固定レート」を採用しています。

※ガソリン価格(仕入れの原油価格)の変動が大きい場合には、期中であっても、レートの見直しがされるケースがあります。

「契約価格」のメリット

メリットその1.「年間固定レート」だから法人の経費精算の手間がない

そもそも、なぜ、年間固定レートを採用しているかというと・・・

数十台、数百台もの、社用車を利用する企業が給油価格がSS(ガソリンスタンド)ごとに違ってしまったり、価格変動してしまうと、経費精算・経理作業が煩雑になってしまうのです。

  • どのSS(ガソリンスタンド)でも
  • どの時期でも

同じガソリン価格であれば、経費精算・経理作業が非常に楽になるのです。

そのため、石油元受は、自社の法人ガソリンカードで「契約価格」を採用しているのです。

メリットその2.「車両限定」で個人の不正利用リスクを回避

法人ガソリンカードは「車両限定」で、

給油の際に「車番(車両番号:ナンバープレートの番号)」と「給油スタンド名」が記載されます。

SS(ガソリンスタンド)がチェックしているのです。

この「車両限定」があれば、自分の車へ法人ガソリンカードで給油しようとしても、不正がばれてしまうのでできないことになります。

社員の不正防止は法人ガソリンカードの大きなメリットです。

メリットその3.給油量が多ければ、価格交渉の余地ができる

数十台、数百台もの、社用車を利用する企業の場合、月間の給油量はそれなりの規模になります。

月間の給油量が大きければ大きいほど、「契約価格」の交渉力を持ち、値引き圧力をかけられるのです。

「契約価格」のデメリット

デメリットその1.現金払いよりも「契約価格」は高くなる!

最大のデメリットは

法人ガソリンカードの「契約価格」は、現金払いよりも高くなる

という点です。

デメリットその1.現金払いよりも「契約価格」は高くなる!

年間固定レートで結果的に店頭価格より高くなるのではなく、
「契約単価・・・契約店舗の看板価格にプラス5円/L(税抜)」
と記載されていたのです。
更に同じエネオスでも販社が数社あるようで、他販社のエネオスで給油した場合、下記の手数料がプラスされる記載も。
「他社給油手数料・・・契約単価にプラス一律10円/L(税抜)」
つまり、他販社のエネオスで給油した場合、その店舗の看板価格よりもリッター当たり15円も高くなってしまうシステムです。

エネオス法人カードのメリットは月単位で口座引落になる点だけで、価格面のデメリットがこれほどあるとは思わなかったのです・・

デメリットその1.現金払いよりも「契約価格」は高くなる!

一般的な考え方だと、ビジネスカードの利点と言えば、
個人や一見さんより法人顧客の方が安くなっていると思うのだけど、
(よそで給油しないで、会社の車両全部こちらに来てください!勉強しますよ!的な)

ENEOSカードは違います。
集計手数料と銘打って「一般のお客様より3円/Lお高くなっております。」だそうです。
1リットルあたりですよ?50Lも入れると150円の「集計手数料」取られるのです。

すなわち、店頭現金価格より、自動的に3円高くなるのです。
ちなみに、クレジットカードで買い物すると「現金価格」と同じ値段で買えるはずですので、
法人カードはウソみたいに「不利益な」カードになります。

デメリットその1.現金払いよりも「契約価格」は高くなる!

法人用ガソリンカード ENEOS BUSINESS の単価が高くて困っています。

現在、ガソリンがどんどん安くなっていて、
ハイオクでも120円/Lを切っているようですが、
この法人用カードは一律135円くらいです。

効率化を考えると、確かにこのカードのメリットはあります。
しかし、首都圏のスタンドでは一律料金より明らかに安くて、
もやもやしています・・・

『スタンド価格で、社員分まとめて決済できる』

方法・カードがあれば教えて頂きたいです。
宜しくお願いします!

「店頭価格」よりも、法人ガソリンカードの「契約価格」は3円~15円/L(税別)も高い

となっているのです。

「店頭価格」が100円/LのSS(ガソリンスタンド)であれば、法人ガソリンカードの「契約価格」は、103円~115円/Lになってしまうということです。

これが法人ガソリンカードの「契約価格」の最大のデメリットなのです。

man
「なぜ、これほどまでに契約価格は、ガソリン代が高くなってしまうの?」

ガソリンの価格というのは、石油元受の共有する卸価格に応じて変動します。石油元受の卸価格というのは、原油価格に左右されるのです。

原油価格は、日々価格が変動します。世界中の石油元受、投資家が売り買いしているので、取引価格が変動するのです。

原油価格推移
原油価格推移

「店頭価格」は、この原油価格の変動に合わせて、変動させることができます。「仕入れ値+○○円」とすれば良いだけなので、SS(ガソリンスタンド)がこの時点で赤字になる心配はないのです。

「契約価格」は、年間固定レートを採用しています。仕入れ値が大幅に上昇した場合には、「仕入れ値>販売価格(契約価格)」になる可能性があり、SS(ガソリンスタンド)が売れば売るほど赤字になる可能性があるのです。

価格変動リスクをSS(ガソリンスタンド)が負う代わりに、その分高めの値付けをしている

というのが、法人ガソリンカードの「契約価格」の仕組みなのです。

teacher
似たような関係に住宅ローンの変動金利と固定金利があります。変動金利は金利が低金利で、固定金利は金利が高金利になっています。銀行は固定金利でお金を貸してしまうと、金利相場が上昇した場合、赤字に陥るリスクがあるため、変動金利よりも固定金利は、金利を高く設定するのです。

ガソリン代を安くするなら個人向けのガソリンカードがおすすめ

ガソリン代を安くするなら個人向けのガソリンカードがおすすめ

「法人ガソリンカードを利用すると、ガソリン代が高くなることはわかったんだけど、じゃあ、仕事で車を使う場合にガソリン代を安くできる法人カードはないってことですか?」

方法は2つあります。

  1. 個人向けのガソリンカードを利用する
  2. ポイントやキャッシュバックの大きい法人カードを利用する

です。

方法その1.個人向けのガソリンカードを利用する!

SS(ガソリンスタンド)の価格表記を見てもらえればわかる通りで

昭和シェル石油/レギュラー

昭和シェル石油/レギュラー
  • 現金:136円
  • クレジットカード:136円
  • Ponta提示/現金:134円(2円割引)
  • スターレックスカード:134円(2円割引)
  • シェル-Pontaクレジットカード:134円(2円割引)
  • Shell EasyPay:134円(2円割引)

ENEOS/レギュラー

ENEOS/レギュラー
  • 現金:136円
  • クレジットカード:136円
  • Tカード提示/現金:135円(1円割引)
  • メール会員/現金:133円(2円割引)
  • ENEOSカード:132円(4円割引)

出光/レギュラー

出光/レギュラー
  • 現金:145円
  • クレジットカード:145円
  • 出光キャッシュプリカ:143円(2円割引)
  • まいどプラス:141円(4円割引)

個人向けのガソリンカードは、ガソリン代が大幅に安くなる

ものなのです。

昭和シェル石油

ENEOS

出光

等があります。

保有する社用車の台数が数台レベルであれば

個人向けのガソリンカードを法人用に使う

という使い方で大きな問題はありません。

引き落とし口座が個人名義の口座になってしまうため

  • 経費処理のところで「役員立替」とする
  • 個人名義の銀行口座自体を、法人用に作ってしまうか?(プライベート利用はしないで、この口座から引き落とし)

という方法で、対応可能です。

teacher
わざわざ、ガソリン代の高い法人ガソリンカードを作る必要はないのです。

方法その2.ポイントやキャッシュバックの大きい法人カードを利用する!

  • 社用車が十台を超える
  • 社員数が50名を超える規模の会社

となってくると

なかなか、個人名義のガソリンカードを使うことも、難しくなってきます。

  • 税理士・会計士から指摘される
  • 追加カードの発行がそれほど多くはできない
  • 経理作業が煩雑になる

からです。

これを避けるためには

ガソリンカード自体をあきらめて、通常の法人カードを利用する

ことをおすすめします。

法人カードにも

  • ポイント還元率が1.0%を超えるカード
  • キャッシュバック率が最大3.0%になるカード

があるので、そちらを利用すれば良いのです。

おすすめは

ポイント還元率が1.0%を超えるカード

「楽天ビジネスカード」
国際ブランドVISA
初年度年会費(税別)12,000円
2年目~年会費(税別)12,000円
年会費優遇条件※楽天プレミアムカードと楽天ビジネスカードはセットで発行
ポイント還元率/基本1.00%
ポイント還元率/上限7.00%
ポイント倍増方法●楽天市場
ポイント:+4.0%

●選べるサービス
(楽天市場、楽天トラベル、Rakuten TV、楽天ブックス)
ポイント:+1.0%

●お誕生月
ポイント:+1.0%
 
【新規入会】3,000円分のポイント

キャッシュバック率が最大3.0%になるカード

JCBビジネスプラス法人カード
国際ブランドJCB
初年度年会費(税別)0円
2年目~年会費(税別)1,250円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.00%
ポイント還元率/上限3.00%
ポイント倍増方法5万円未満:0%
5万円~20万円未満:0.5%
20万円~40万円未満:1.0%
40万円~60万円未満:1.5%
60万円~80万円未満:2.0%
80万円~100万円未満:2.5%
100万円~:3.0%
※JR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店がキャッシュバック対象
※上限は15,000円/月
【年会費特典】初年度年会費無料
【新規入会】最大7,000円分のギフトカード

です。

teacher
ガソリン代は「クレジット価格」になってしまいますが、それでも法人ガソリンカードの「契約価格」を利用するよりも、何倍もお得なのです。

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たく先生

30枚以上のクレジットカードを保有するFP。一般カードから、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカード、法人カード、デビットカード、ETCカードと様々なカードを持ち、お得にカードを使うためにどうすれば良いのか?楽しく検証しています。マイルやポイントを貯める方法を中心につぶやきます。