トヨタレンタカーTRBMの料金表は公開されていない|入会金・年会費0円と、公式が出している条件だけを整理

TRBMの入会金・年会費0円、ETC一体型の翌年以降550円、発行できる枚数999枚、特別料金の条件は資料請求という4つの数字を並べたアイキャッチ画像

「トヨタレンタカーの法人料金表を見たい」で検索してたどり着いた人が最初に知るべきことは、TRBMの特別料金は公式サイトに掲載されていないという一点です。入会金・年会費が無料であることや、免責補償料が基本料金に含まれること、ハイシーズン料金がないことは公開されています。しかし具体的な料率と料金表は資料請求のあとにしか出てきません。公開されている条件だけを、トヨタレンタカーの公式ページで確認して並べます。

TRBMはレンタカー専用のハウスカードで契約する会員制度

公式の法人向け会員案内は、TRBM(トヨタレンタカービジネスメンバー)を「トヨタレンタカーのお支払いのみにご利用いただけるクレジットカード(ハウスカード)で契約いただく会員制度」と説明しています。一般の法人カードのように他店で使えるものではなく、レンタカーの支払いに限定された枠組みです。

管理方法に応じてカードタイプとカードレスタイプの2つから選びます。どちらも入会金・年会費は無料で、請求と支払いは会社で一括、利用代金はトヨタファイナンス株式会社から請求されると案内されています。全国約1,100か所のどの店舗で使っても、支払いはまとめて請求されます。

料金表と割引率は公開されていない

トヨタレンタカーのTRBMカードタイプのページにある料金の図。一般料金とTRBM料金の棒グラフが並び、TRBM料金は6時間および12時間料金の設定がないという注記が付いている
出典:トヨタレンタカー「TRBMカードタイプ」(2026年9月22日に表示を確認)。

公式ページに載っているのは「TRBMだけのお得な特別料金!」という表現と、一般料金より低い位置にTRBM料金を置いた図だけです。金額も割引率も書かれていません。入会を検討する場合はまず資料請求をし、入力フォームを送信すると後日、登録手続きに必要な資料が郵送されるという流れになります。料金表はその資料で確認することになります。

時間区分ごとの料金は公開されていない

図に示されているのは、TRBM料金が基本料金と免責補償料で構成されること、NOC無料オプションを付けても一般料金より低い位置にあることの2点だけです。6時間・12時間・24時間といった時間区分ごとの料金は、カードタイプ・カードレスタイプのどちらのページにも掲載されていません(2026年9月22日に両ページの本文と図を確認)。「法人会員は常に安い」と決め打ちせず、自社がよく使う時間区分でいくらになるかを、資料請求で届く料金表で確かめてください。

公開されている料金の条件

トヨタレンタカーのTRBMカードレスタイプのページにある図。基本料金に免責補償料が含まれること、NOC無料オプションを付けた場合の料金構成が一般料金と並べて示されている
出典:トヨタレンタカー「TRBMカードレスタイプ」(2026年9月22日に表示を確認)。
TRBMで公開されている料金の条件(トヨタレンタカー公式ページより、2026年9月22日に確認)
項目 内容
入会金・年会費 無料
免責補償料 基本料金に込み
NOC無料オプション 550円/24時間まで(税込)
ハイシーズン料金 なし
予約取消手数料 不要
時間区分ごとの料金 公式ページには掲載がない(資料請求で届く料金表で確認する)
ETCカードレンタル 550円/回(税込)

NOCは、事故・盗難・故障・汚損などで車両の修理や清掃が必要になったときに、その期間の営業補償として利用者が負担する料金です。公式はNOC無料オプションを付けても割安に使えるとしたうえで、オプション料を550円/24時間までと明記しています。ETCカードは店舗でレンタルでき、高速道路の利用料金もレンタカー代とまとめて請求されますが、一部の営業店舗では利用できない場合があり、カードの枚数にも限りがあると注記されています。

カードタイプとカードレスタイプの分かれ目

2つのタイプの違い(公式の案内より)
比較項目 カードタイプ カードレスタイプ
向くケース 利用が特定の部署・社員に限られる/予約時の決済が経理上できない/ETC一体型カードを希望する 利用が多くの部署や社員に跨る/カードの貸出・返却の事務を減らしたい/申請をPC・スマホで行っている
発行枚数 最大999枚 カードの枚数に縛られない
管理 会員専用サイトで利用状況を把握 IDで管理。予約の確認・取消も可能
紙の利用明細 希望に応じて毎月書面で送付 発行されない(会員専用サイトで確認)

カードレスタイプの「紙の利用明細は発行されません」は、経理の運用に直結します。紙の証憑をそろえる前提の社内規程があると、導入後に手順を変える必要が出ます。逆に、貸出・返却の管理をなくしたい会社にはカードレスが合います。BCCとの使い分けはTRBMとBCCの選び方で整理しています。

公式が挙げるカードタイプの推奨条件に「予約時の決済が経理上不可なお客様」という項目があります。予約の時点でカード決済が走ると仮払いの処理が必要になる会社があり、そこを避けたい場合にカードタイプが向く、という整理です。自社の経理フローのどこで決済が立つかを先に確認しておくと、タイプ選びで迷いません。

店頭での手続きについては、どちらのタイプでもラク楽チェックインの利用登録をしておくと、店頭で説明を受ける時間を短縮できると案内されています。電話予約はトヨタレンタカー予約センターの場合で8時から20時まで、年中無休です。出張の出発前後に手続きが集中する会社ほど、この登録の有無で待ち時間が変わります。

支払い方法は7パターンから選ぶ

カードタイプの支払いパターン(トヨタレンタカー公式ページより)
支払い方法 締切日 利用明細発行日 支払日
自動振替 毎月20日 翌月5日頃 翌月17日
自動振替 毎月5日 当月20日頃 翌月2日
振込 毎月20日 翌月5日頃 翌月17日/翌月末日
振込 毎月5日 当月20日頃 翌月2日/翌月末日
振込 月末日 翌月20日頃 翌々月末日

締切日と支払日の組み合わせが会社の資金繰りに合うかどうかは、導入前に確認する価値があります。月末締め・翌々月末日払いを選ぶと、支払いまでの猶予が最も長くなります。一般の法人カードで支払サイトを伸ばす考え方は法人カードの締め日と支払日と同じです。

年会費が無料でない唯一の場所:ETC一体型カード

図:ETC一体型カードの年会費の条件

初年度は無料。公式の注記は「ETC一体型カードは、初年度年会費無料」と書いています。

翌年以降は年会費請求時から遡って1年間に請求がない場合に、カード1枚につき550円(税込)がかかります。

言い換えると、1年に1回でも利用があれば翌年も無料です。使っていない枚数だけが年会費の対象になります。

カードを部署ごとに多く発行しているほど、使われていない枚数が積み上がります。発行枚数は上限999枚まで増やせるため、棚卸しをしないと気づきにくい費用です。

申し込みの順番

図:TRBMを使い始めるまで

1. 使い方を数える

1回あたりの利用時間と、借りる部署の数を数えます。6時間・12時間の利用が中心ならTRBM料金の設計と合いません。

2. タイプを選ぶ

特定の部署だけならカードタイプ、部署をまたぐならカードレスタイプ。紙の明細が要るかどうかもここで決めます。

3. 資料請求

公式サイトの入力フォームから送信します。後日、登録手続きに必要な資料が郵送されます。料金表はこの資料で確認します。

4. 支払い方法を決める

7パターンから締切日と支払日の組み合わせを選びます。請求元はトヨタファイナンス株式会社です。

5. 運用を決める

ETC一体型を発行するか、店舗でETCカードをレンタルするか(550円/回・税込)を決めます。ラク楽チェックインの登録で店頭の説明時間を短縮できます。

よくある質問

TRBMの料金表はどこで見られますか

公式サイトには掲載されていません。入会を検討する場合は資料請求フォームから申し込み、後日郵送される資料で確認する流れです。公式ページには割引率の記載もありません。

年会費はかかりますか

入会金・年会費は無料です。例外はETC一体型カードで、初年度は無料、翌年以降は年会費請求時から遡って1年間に請求がない場合にカード1枚につき550円(税込)がかかります。

短時間だけ借りる場合も安くなりますか

公式の注記に「TRBM料金は6時間および12時間料金の設定はございません」とあります。24時間単位が基準になるため、短時間利用が中心の場合は一般料金と比べたうえで判断する必要があります。

カードは何枚まで作れますか

カードタイプは最大999枚までと案内されています。カードレスタイプはIDでの管理になるため、カードの枚数に縛られません。

キャンセルすると手数料はかかりますか

公式ページは「キャンセルしても予約取消手数料不要」としています。ハイシーズン料金の設定もないと明記されています。

参照した公式情報

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